デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

3部 身辺

6章 旅行
■綱文

第29巻 p.459(DK290153k) ページ画像

明治32年10月14日(1899年)

是日栄一、東京ヲ発シ浦賀経由、大磯ノ長生館ニ赴キ、十五日帰京ス。


■資料

渋沢栄一 日記 明治三二年(DK290153k-0001)
第29巻 p.459 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三二年     (渋沢子爵家所蔵)
十月十四日
朝七時五十分新橋発ノ汽車ニテ、石川島造船所浦賀分工場ニ抵リ、第五大島丸進水ノ式ニ列ス、午前十一時浦賀ニ着ス、西村捨三夫妻・進経太・荒木民三郎諸氏同車ス、分工場ニ於ル進水ノ準備十分ナラスシテ大ニ遅刻セリ、且盤木ニ故隙《(障)》アルヲ以テ、船水際ニ在テ進水セス、一同大ニ失望ス、午後一時過食卓場ニ来客ヲ誘フテ立食ス、午後五時浦賀ヲ発シ、横須賀発ノ汽車ニテ大船ニ抵リ、汽車ヲ転シ七時過大磯長生館ニ投宿ス、蓋シ兼子病ニ由テ此家ニ療養シ在ルヲ以テナリ、皆川夫人モ同宿セラレシニヨリ、種々ノ談話ニ鬱寥ヲ散シタリ
十月十五日 雨
朝海岸ヲ散歩シテ祷竜館ニ抵リ、海嘯ノ惨状ヲ一覧ス、十一時帰宿、午後一時十一分ノ汽車ニテ帰京ス ○下略