デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

3部 身辺

6章 旅行
■綱文

第29巻 p.459-460(DK290154k) ページ画像

明治32年10月22日(1899年)

是日栄一、東京ヲ発シ大磯ノ長生館ニ赴キ、二十四日帰京ス。


■資料

渋沢栄一 日記 明治三二年(DK290154k-0001)
第29巻 p.459-460 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三二年     (渋沢子爵家所蔵)
十月二十二日 晴
○上略 午後六時発新橋ノ汽車ニテ大磯長生館ニ抵ル、車中稲垣満次郎氏暹羅国ヘ赴任スルニ逢フ、高木文平・福岡伊郎等ニ邂逅ス、八時半大磯長生館ニ抵ル、此夜同館ニ投宿ス
十月廿三日 晴
 - 第29巻 p.460 -ページ画像 
朝八時海辺ヲ散歩シ、午前十一時帰館、此日ハ終日読書・遊戯ニ消閑ス、午後横浜長谷川氏ニ電報ヲ発シ、明夕同地ニ赴ク事ヲ告知ス
十月廿四日 晴
朝八時前海岸ヲ散歩シテ祷竜館近傍ニ抵ル、十一時帰宿、午後三時二十八分大磯発ノ汽車ニ搭シ、四時過横浜ニ達ス、第一銀行支店ニ抵リテ長谷川一彦氏ニ面会ス、渋沢作太郎・書上順四郎来ル、午後五時半横浜経済会幹事須川・矢田二氏来ル、蓋シ此夜同会ニ日進楼ニ招宴セラレタルニ依ル、六時一同相携テ日進楼ニ抵ル、来会ノ会員凡五・六十名ナルヘシ、食後経済界ノ前途ニ対スル企望ト名クル演題ヲ以テ、一場ノ演説ヲ為ス、終ニ至リ、経済界ノ態度ハ高尚ニ且剛毅ナルヘキ事ト云フニ至リテ、一同頗ル感激ノ体アリキ、夜九時横浜発ノ汽車ニテ十時過帰京、兜町宅ニ帰宿ス