デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2021.9.1

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

2章 労資協調及ビ融和事業
1節 労資協調
3款 其他 2. 東京労働聯合会
■綱文

第31巻 p.598(DK310097k) ページ画像

大正8年7月15日(1919年)

是日栄一、東京労働聯合会発会式ニ出席、祝辞ヲ述ブ。


■資料

日本労働年鑑 大正九年版 大原社会問題研究所編 第四六四頁 大正九年五月刊 東京労働聯合会発会式(DK310097k-0001)
第31巻 p.598 ページ画像

日本労働年鑑 大正九年版 大原社会問題研究所編
                       第四六四頁 大正九年五月刊
    東京労働聯合会発会式
 七月十五日 ○大正八年午後五時より、東京市内の木工・塗工・電気機械工等からなる労働聯合会は、其発会式を神田青年会館に挙げた。新井京太氏発起人を代表して『一切の階級的争闘を避け、資本と労働との協調に依り生活の改善に努力す』との決議案を朗読し、田尻市長・大江卓氏の賛成演説、大隈侯・大木伯・渋沢男・大岡議長等の祝辞ありて後、労働者各自の五分間演説に入り、市電気運転手・電工其他労働者の演説あつて、最後に政府と雇主に対して個人の団結権を認めしむる件、及び消費組合・低利質屋設置の件、外数件を提出して会衆の賛同を求めた、此時大杉某氏は異議ありとて、聯合会の意見に反対の気勢を挙げたので会場乱れ、遂に官憲の干渉を受ける様になつた。