デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
3節 国際団体及ビ親善事業
12款 財団法人日仏会館
■綱文

第36巻 p.296-297(DK360113k) ページ画像

大正14年3月1日(1925年)

是日、当会館幹部及ビ日仏協会幹部合同協議会、丸ノ内日本工業倶楽部ニ開カル。栄一出席シテ、両者ノ意志疏通ヲ計ル。


■資料

渋沢栄一 日記 大正一四年(DK360113k-0001)
第36巻 p.296 ページ画像

渋沢栄一 日記 大正一四年(渋沢子爵家所蔵)
二月二十三日 快晴 寒
○上略 正午銀行倶楽部ニ抵リ、小野・姉崎・木島ノ諸氏ト共ニ日仏会館ノ事ヲ協議ス、但近ク理事会ヲ開キ日仏協会トノ間ニ意志ノ疎隔ナカラン事ヲ期スルナリ○下略
   ○中略。
三月一日 曇 寒
○上略 十二時工業倶楽部ニ抵リ日仏会館ノ事ニ付、日仏協会ノ幹部員ト協議会ヲ開ク、午飧前後ニ於テ協議ヲ重ネ、会館側協会側共ニ、三名宛ノ委員ヲ撰定シテ立案スル事トス、畢テ村井氏ヨリ提供スル仮会館家屋ヲ一覧ス○下略


(増田明六)日誌 大正一四年(DK360113k-0002)
第36巻 p.296 ページ画像

(増田明六)日誌 大正一四年        (増田正純氏所蔵)
三月一日 日 曇
○上略 丁度子爵の正午迄ニ日本工業倶楽部の日仏会館の件ニ関する会合ニ出席せらるゝニ同乗、同所ニ至リ子爵の同会ニ出席せられし後○下略


財団法人日仏会館第一回報告(自大正一三年三月七日 至大正一四年三月三一日) 第七―一〇頁(DK360113k-0003)
第36巻 p.296-297 ページ画像

財団法人日仏会館第一回報告(自大正一三年三月七日 至大正一四年三月三一日)
                         第七―一〇頁
(謄写版)
 ○創立
    二、役員会
○上略
一、大正十四年三月一日当会館ト日仏協会ノ聯絡協調ノ為メ、日本工業倶楽部ニ於テ商会合同ノ理事懇談会ヲ開キタルニ、其意見合致シタルヲ以テ、両会ヨリ左記委員ヲ選定シ、聯絡協調ニ関スル方法ヲ協定スルコトヽナセリ
  日仏会館 男爵古市公威 木島孝蔵 小野英二郎 山田三良 以上四氏
  日仏協会 子爵曾我祐邦 伯爵寺島誠一郎 山本信次郎 以上三氏
一、同年三月七日両会協定委員理事協議会ヲ日本工業倶楽部ニ於テ開
 - 第36巻 p.297 -ページ画像 
催シ左記事項ヲ協定セリ
(一)双方ノ会員ヲシテ他ノ一方ノ会員タル事ヲ容易ニスル為メ互ニ其規定ヲ左ノ如ク改定スル事
 日仏会館寄附行為第十八条ノ末項トシテ左ノ文句ヲ挿入スル事
  日仏協会ノ会員ニシテ本会館ノ通常会員タルモノヽ会費ハ別ニ定ムル所ニ拠ル
   「参照」協会ノ会費ハ年額金六円ニシテ会館ノ会費ハ年額金十円ナレハ、其差額金四円タケヲ会館ニ支払フモノトス
 日仏協会々則第六条「通常会員ハ……」ノ項ヲ左ノ通リ改ムル事
  通常会員ハ第十五条ニ定メタル会費ノミヲ出スモノトス
  但シ日仏会館ノ会員ハ会費ヲ要セスシテ通常会員タルコトヲ得
   「参照」日仏協会ハ日仏会館内ニ無料ニテ事務所ヲ借受ケ居ル等ノ便宜ヲ有スルカ故ニ、会館会員ニハ会費ヲ要セスシテ会員タルノ特典ヲ供与スルモノトス
(二)双方ノ連絡協調ヲ計ル為メ、互ニ一方ノ要路ノ役員中ニ他方ノ要路ノ役員ヲ推薦スル事
 此意味ニ於テ日仏会館理事ニ二名ノ欠員アルヲ以テ、協会副理事長子爵曾我祐邦及理事海軍少将山本信次郎両氏ヲ日仏会館理事ニ推薦スル事
○下略