デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
3節 国際団体及ビ親善事業
21款 太平洋問題調査会
■綱文

第37巻 p.541-542(DK370117k) ページ画像

大正15年7月21日(1926年)

是日栄一、アメリカ合衆国ハワイヨリ帰朝セル原田助及ビ渡欧セントスル頭本元貞ノタメ、丸ノ内常盤家ニ於テ送迎会ヲ催ス。


■資料

集会日時通知表 大正一五年(DK370117k-0001)
第37巻 p.541 ページ画像

集会日時通知表  大正一五年       (渋沢子爵家所蔵)
七月廿一日 水 午後五時 原田助・頭本元貞両氏迎送会(丸ノ内常盤屋)


(阪谷芳郎)日米関係委員会日記 大正一五年(DK370117k-0002)
第37巻 p.541 ページ画像

(阪谷芳郎)日米関係委員会日記  大正一五年
                     (阪谷男爵家所蔵)
十五、七、廿一 常盤屋ニテ渋沢子ノ案内、原田助・頭本送迎
        阪谷・添田・鶴見・堀越・増田


(増田明六)日誌 大正十五年(DK370117k-0003)
第37巻 p.541 ページ画像

(増田明六)日誌  大正十五年      (増田正純氏所蔵)
七月廿一日 水 晴 出勤
○上略
後五、丸の内常盤家ニ於て子爵の催ニ係る布哇原田博士の帰朝歓迎と頭本元貞氏の渡欧送別の宴会あり、前記重役会の為め後れて列席す
以前浜町の花屋敷常盤家を以て名高かりし常盤家も、大震災後一時、丸ビルの附近ニバラツク式食堂を営ミたるが、更ニ今回丸の内ニ地を卜し、新築の上丸の内常盤家と称し、花々敷開業したるなり、今月子爵より祝として特ニ金百円を贈与せらる
○下略


(エー・エッチ・フォード)書翰 渋沢栄一宛 一九二六年六月一四日(DK370117k-0004)
第37巻 p.541-542 ページ画像

(エー・エッチ・フォード)書翰  渋沢栄一宛 一九二六年六月一四日
                      (渋沢子爵家所蔵)
              THE
           PAN-PACIFIC UNION
               HONOLULU. June 14, 1926
Viscount E. Shibusawa,
 Tokyo, Japan
My dear Viscount Shibusawa:
  I am taking occasion of Dr. Harada's return to Japan to write you a line.
  I hope Dr. Harada may convince you that you might have an ideal restful time as a guest at our Pan-Pacific Research Institution. He can tell you about it.
  I enclose copy of a letter I am sending out to the League of Nations Societies of the Pacific and if your secretary sees anything to interest you, he can translate it.
  Some day your heart's desire will be carried out and we shall welcome many Japanese in America, but it can not be
 - 第37巻 p.542 -ページ画像 
 hurried without prolonging the day, I fear.
  With sincere regards, believe me,
            Very truly yours,
             (Signed) A. H. Ford
                  Director,
                    PAN PACIFIC UNION
(右訳文)
          (栄一鉛筆)
          十五年七月二十一日一覧 相当之回答案取調可申事
 東京市                 (六月廿八日入手)
  子爵渋沢栄一閣下    ホノルヽ、一九二六年六月十四日
                  汎太平洋同盟理事
                   エイ・エチ・フオード
拝啓、原田博士帰朝相成候に付、幸便に托し一書相認め候、同博士より御聞及びの事と存候が、汎太平洋研究所は、閑静にして最も静養に適する場所に候へば、閣下には同研究所の賓客として、御来布御逗留在らせられ候様願上候
太平洋諸国の国際聯盟協会へ宛て、発送の書翰写を御参考までに玆許加封致置間、閲覧被下度候
閣下の御希望が実現し、多くの日本人の渡米するの日到来すべしと存候得共、急に之れを望む事は不可能に候
謹んで敬意を奉表候 敬具
  ○右文中ニ云ヘル写ハ、ホノルル太平洋国際聯盟協会大会開催ニ付代表者ノ派遣ヲ請求セリ。