デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
3節 国際団体及ビ親善事業
21款 太平洋問題調査会
■綱文

第37巻 p.648-656(DK370136k) ページ画像

昭和6年10月21日(1931年)

是日ヨリ十一月四日マデ、太平洋問題調査会第四回大会ヲ準会議トナシ、中華民国上海ニ開カル。
 - 第37巻 p.649 -ページ画像 
新渡戸稲造外二十余名日本代員トシテ出席ス。栄一、阪谷芳郎ト連名ニテ祝電ヲ送ル。是ヨリ先栄一、代員ノ出張費及ビ其他ノ経費ヲ勧募ス。


■資料

(新渡戸稲造)電報 渋沢栄一宛昭和六年一〇月一三日(DK370136k-0001)
第37巻 p.649 ページ画像

(新渡戸稲造)電報 渋沢栄一宛昭和六年一〇月一三日
                  (渋沢子爵家所蔵)
一八七 ヲツ 八五 シヤンハイ 九二 コ〇・八 タキノカワテウ ニシガ ハラアスカヤマ シブ サワエイ一 (消印六・一〇・一三) ケウヨリ一シユウカンリジ カイイインカイ二〇ヒヨリ一一ガ ツ二三ヒコロマデ トーチニテホンカイギ ヲヒラクコトニケツシタ」 ケーヒカサムオソレアリゴ コウハイコフ」ニトベ コ二 二 ユ
               (別筆)
               昭和六年十月十六日
               小畑氏ヨリ廻付サル


渋沢栄一・阪谷芳郎電報控 太平洋問題調査会長宛昭和六年一〇月一六日(DK370136k-0002)
第37巻 p.649 ページ画像

渋沢栄一・阪谷芳郎電報控 太平洋問題調査会長宛昭和六年一〇月一六日
                   (渋沢子爵家所蔵)
    英文電報(二十一日総会開会ノ当日)
今ヤ太平洋ノ一隅ニ於テ異常ナル低気圧ノ発生シツヽアルニ際シ、共存共栄ヲ目的トスル第四回太平洋問題調査会ガ、円満ナル雰囲気ノ中ニ開会セラルヽハ、吾人ノ欣快ニ堪ヘサル所ニシテ、玆ニ満腹ノ祝意ヲ表シ御成功ヲ祈ル
                   渋沢栄一
                   阪谷芳郎
    会長並諸君
      (新渡戸経由)
  昭和六年十月十六日


(新渡戸稲造)電報 渋沢栄一宛昭和六年一〇月二二日(DK370136k-0003)
第37巻 p.649 ページ画像

(新渡戸稲造)電報 渋沢栄一宛昭和六年一〇月二二日
                  (渋沢子爵家所蔵)
六三 ヲツ 八四 シヤンハイ 五 セ八・二六 ニシカワラアスカヤマ」 シブ サワエイ一 (消印六・一〇・二二) チホウテキニハヤヤフアンアレド ヘイオンリニカイカイシキヲアグカイノケイヒニツキナニブ ンノゴ コウハイタノム」ゴ シユクジカイカイシキニテロウド クシタニトベ
               (別ゴム印)
               昭和六年拾月廿参日
               セ一〇・四四 レ
 - 第37巻 p.650 -ページ画像 

太平洋問題調査会書類(三)(DK370136k-0004)
第37巻 p.650-651 ページ画像

太平洋問題調査会書類(三)       (渋沢子爵家所蔵)
(写)
拝啓
   時下御清適奉賀候 陳者太平洋問題調査大会ハ、第一回・第二回ヲ布哇ニ於テ、第三回ヲ京都ニ於テ開催致シ、其ノ都度御援助ニヨリテ本邦ヨリ代表者ヲ派遣致シ、邦家ノ為メ又国際親善ノ基礎タル太平洋諸問題ノ事実ノ研究ニ就キ、幾分資スル所有之候処、今回第四回大会ハ当秋十月二十日ヨリ十一月四日マテ、中華民国杭州ニ於テ開催スルコトト相成候。
 右大会ニ参集致候英・米・加奈太・濠洲・ニユージランド・中華民国ノ会員、及ヒ国際聯盟国際労働局代表等ノ参列者総計約二百余名ハ皆著名ナル実業家・学者・宗教家及其ノ同伴家族ニ有之候、今回ノ会議ハ日支ノ歴史的・経済的関係ニ鑑ミ、特ニソノ重要性及ソノ影響ノ多大ナルハ御賢察ノコトト存上候、就テハ本邦ヨリモ諸外国出席代員ニ対シ遜色ナキ政治・経済・文化各方面ノ会議議題ニ応スヘキ権威者約二拾五名ヲ代員トナシ、ソレニ数名ノ随員ヲ加ヘ派遣致スコトト相成候。
 就テハ昨年来、各種準備ニ鞅掌致居候処、大会討議諸問題ノ研究及大会ニ関スル諸費用、及中央本部ヘノ我国負担金等、別紙予算ノ通リ合計約拾五万円ヲ要シ候ニツキ、此度モ亦各位ヨリ御義捐願度ト存候間、甚タ御迷惑ニ御座候得共、何卒上述ノ事情御諒察ノ上、御援助被下度拝願仕候 先ハ右得貴意候 敬具
  昭和六年 月 日
               太平洋問題調査会
                評議員会長
                理事長
        殿
(別紙・謄写版)
  第四回大会予算案 自昭和六年四月至昭和七年三月
                   太平洋問題調査会

    第四回大会予算案 自昭和六年四月至昭和七年三月

 収入の部              一四八、六九〇・〇〇
  研究費指定寄附金          二三、五〇〇・―
  寄附金              一二五、一九〇・―
○中略
            第四回大会ニ対スル寄附依頼額 第三回大会寄附受領額
   某氏        三〇、〇〇〇・〇〇      三〇、〇〇〇・〇〇
   仙石貢氏      二〇、〇〇〇・―       一〇、〇〇〇・―
  男三井八郎右衛門氏  一〇、〇〇〇・―       一〇、〇〇〇・―
  男岩崎小弥太氏    一〇、〇〇〇・―       一〇、〇〇〇・―
   日本銀行       五、〇〇〇・―        五、〇〇〇・―
   安田善次郎氏     五、〇〇〇・―        五、〇〇〇・―
 - 第37巻 p.651 -ページ画像 
   児王謙次氏      五、〇〇〇・―        五、〇〇〇・―
  男大倉喜七郎氏     五、〇〇〇・―        五、〇〇〇・―
   日本郵船株式会社   四、〇〇〇・―        四、〇〇〇・―
   若尾璋八氏      四、〇〇〇・―        四、〇〇〇・―
  男住友吉左衛門氏    三、〇〇〇・―        三、〇〇〇・―
  子渋沢栄一氏      二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
   大橋新太郎氏     二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
   井上準之助氏     二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
  男古河虎之助氏     二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
   服部金太郎氏     二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
   松永安左衛門氏    二、〇〇〇・―
  男森村市左衛門氏    二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
   浅野良三氏      二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
   原邦造氏       二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
   阿部房次郎氏     二、〇〇〇・―        二、〇〇〇・―
   結城豊太郎氏     一、〇〇〇・―        一、〇〇〇・―
                             (鈴木島吉氏)
   日本勧業銀行     一、〇〇〇・―        一、〇〇〇・―
   末延道成氏      一、〇〇〇・―        一、〇〇〇・―
   堀啓次郎氏      一、〇〇〇・―        一、〇〇〇・―
   堀越善重郎氏     一、〇〇〇・―
            一二六、〇〇〇・―      一一三、〇〇〇・―




〔参考〕太平洋問題調査会書類(三)(DK370136k-0005)
第37巻 p.651 ページ画像

太平洋問題調査会書類(三)        (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
                    理事長
                      新渡戸稲造
    (宛名手書)
    子爵 渋沢栄一殿
拝啓 時下益々御清祥奉賀候 陳者第四回太平洋問題調査会大会は、支那にて開催のこと相成居候、就てはその議題準備につき、中央事務局より問合せ有之候については、議題とすべき事項何卒御示し被下度乍略儀書中御願申上候 敬具
  昭和五年四月五日



〔参考〕大百科事典 平凡社編 第一六巻・第一九二頁昭和八年三月刊(DK370136k-0006)
第37巻 p.651-652 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

〔参考〕新渡戸稲造伝 石井満著 第五三〇―五三一頁昭和九年一一月再版刊(DK370136k-0007)
第37巻 p.652 ページ画像

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〔参考〕PROBLEMS OF THE PACIFIC 1931 pp.V--X June, 1932(DK370136k-0008)
第37巻 p.652-656 ページ画像

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