デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
5節 外賓接待
15款 其他ノ外国人接待
■綱文

第39巻 p.211-212(DK390118k) ページ画像

大正10年4月26日(1921年)

是ヨリ先、アメリカ合衆国ニュー・ヨーク、チェース・ナショナル・バンク取締役会長エー・バートン・ヘボン来日ス。是日栄一、之ヲ飛鳥山邸ニ招キテ午餐会ヲ催ス。


■資料

(阪谷芳郎) 日米関係委員会日記 大正一〇年(DK390118k-0001)
第39巻 p.211 ページ画像

(阪谷芳郎) 日米関係委員会日記 大正一〇年
                     (阪谷子爵家所蔵)
 十、四、廿六 王子渋沢邸午餐 ヘボン氏並令嬢 井上・阪谷・姉崎・浜岡 日米関係ヲ論ス 委員説ニ同氏耳ヲ傾ク
  ○委員説トハ、日米関係委員会聯合高等委員設置説ナリ。


集会日時通知表 大正一〇年(DK390118k-0002)
第39巻 p.211 ページ画像

集会日時通知表 大正一〇年        (渋沢子爵家所蔵)
四月廿六日 火 正午 ヘボン氏招待会(飛鳥山邸)


招客書類(一) 【大正十年四月二十六日正午、於飛鳥山邸 エ・ビー・ヘボン氏招待会】(DK390118k-0003)
第39巻 p.211 ページ画像

招客書類(一)              (渋沢子爵家所蔵)
 大正十年四月二十六日正午、於飛鳥山邸
  エ・ビー・ヘボン氏招待会
                 (太丸ハ朱書)
                  ○エ・ビー・ヘボン
                  ○同嬢
                ○子 金子堅太郎
                ○男 阪谷芳郎
                  ○井上準之助
                  ○浜岡五雄
                  ○姉崎正治
                  ○宮岡恒次郎夫人
                  ○井上秀子
                  ○主人
                  ○主夫人
                  ○小畑久五郎


竜門雑誌 第三九六号・第六九―七〇頁大正一〇年五月 ○ヘボン氏招待午餐会(DK390118k-0004)
第39巻 p.211-212 ページ画像

竜門雑誌 第三九六号・第六九―七〇頁大正一〇年五月
○ヘボン氏招待午餐会 日米親善増進の希望を以て私財十二万円を添へ、米国に関する一講座を東京帝国大学に寄附したる米国知名の実業家、紐育チエース・ナシヨナル・バンク取締役会長エー・ビー・ヘボン氏は、今般令嬢同伴にて来朝せられたるより、青淵先生には四月二十六日正午、曖依村荘に於て招待午餐会を催され、種々歓待せらるゝ
 - 第39巻 p.212 -ページ画像 
所ありたる由。
 因に当日の出席者は左の如し。
  エー・ビー・ヘボン氏 同令嬢
  金子子爵   阪谷男爵   井上準之助氏
  浜岡五雄氏  姉崎正治氏  宮岡恒次郎氏夫人
  井上秀子氏
  青淵先生   同令夫人   小畑久五郎氏
 因に同氏は去五月三日帰米に際し、金五千円を東京市養育院に寄附して、本邦各地より受けたる厚遇に対し、感謝の意を表せられたり。
   ○エー・ビー・ヘボンハ帰国ノ後、其観察記ヲ"The Journal of American Banker's Association"ヘ寄セ、日本ノ現状ヲ述ベ、且ツ日本ガ亜細亜大陸ニ発展スルハ当然ノ勢ニシテ、外国ガ之ヲ妨グベキ理ナキヲ論ゼリ。
   ○本資料本編第一部第五章教育所収「ベボン氏寄付講座」ノ各条参照。



〔参考〕渋沢栄一 日記 大正一〇年(DK390118k-0005)
第39巻 p.212 ページ画像

渋沢栄一 日記 大正一〇年 (渋沢子爵家所蔵)
十二月一日 晴 軽寒
○上略
夜七時半ヘホン氏ヨリ案内ニテ其家ニ抵ル、晩飧会ノ為ナリ、頭本氏同伴、主人夫妻及令嬢等ニテ家庭的親睦ナル会食ナリ○下略
   ○是日栄一、ニユー・ヨークニ在リ。本資料第三十三巻所収「第四回渡米」参照。