デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

大正15年11月5日（1926年）

是日、東京朝日新聞社主催日米学生交驩会、早稲田大隈会館ニ催サル。栄一臨席シテ演説ヲナス。

集会日時通知表　大正一五年　（渋沢子爵家所蔵）
十一月五日　金　午後二半時　日米学生交驩会（大隈会館）

東京朝日新聞　第一四五三五号　大正一五年一一月六日
　　　　若人がむすぶ日米親善
　　　　　　大隈会館に盛んな学生交歓会
 - 第40巻 p.432 -ページ画像 
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世界一周海上大学船リンダム号の来航を機とし、本社主催の日米学生交歓会が五日午後三時半から早稲田大隈会館で催された
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百八十余名のアメリカ男女大学生・教授および夫人等に、都下各大学専門学校英語会代表学生十数名を加へ
　来賓として渋沢子を始めとし高田・塩沢・藤沢の三博士、鶴見祐輔氏等の諸名士が出席し、同会館庭園芝生の上に設けられた大テント張りの会場で、まづ茶菓の饗応を受け
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やがて主催者側を代表して緒方本社編輯局長の歓迎のあいさつ、渋沢子、鶴見氏および日本学生側代表の商大学生辻氏等のすこぶる興味ある演説があり
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次でアメリカ側を代表して海上大学総長ローフ博士、前カンサス州知事アレン博士の謝辞があつて、一同余興の丸一々座の曲芸に打興じ五時半盛会中に散会した
　　　○栄一ノ演説筆記ヲ欠ク。