デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
5節 修養団体
2款 講道館 1. 財団法人講道館
■綱文

第43巻 p.336-337(DK430046k) ページ画像

明治44年6月24日(1911年)

是日、当館館長嘉納治五郎宅ニ於テ、当館評議員会開カレ、栄一出席ス。


■資料

財団法人講道館本部記録壱(DK430046k-0001)
第43巻 p.336-337 ページ画像

財団法人講道館本部記録壱          (財団法人講道館所蔵)
    明治四十四年日誌
      六月
二十四日 評議員会ヲ嘉納館長宅ニ開キ、矢作理事、渋沢監事、本田・横山・飯塚・樋口ノ評議員出席、左ノ決議ヲ為ス
  第一、明治四十四年度経常支出予算ノ中備品費外数項ヲ左ノ如ク更正
 - 第43巻 p.337 -ページ画像 

   費目         原予算額     更正予算額      摘要
                円         円
  備品費        四四〇・〇〇〇   四九〇・〇〇〇 既ニ超過スルコト十五円
                               尚多少ノ購入ノ有
  借地費        七六七・五弐〇   八七一・弐六〇 下富坂道場引上百〇三円七十四銭
  通信印刷費  通信費 弐五〇・〇〇〇
         印刷費 弐〇〇・〇〇〇   弐五〇・〇〇〇
  雑費及臨時費  雑費 一五〇・〇〇〇
         臨時費 一五〇・〇〇〇   五六八・〇〇〇 電話架設費 弐百円
                              登記料補助 百五十円
  旅費         一〇〇・〇〇〇    五〇・〇〇〇
  税金及保険料     一五〇・〇〇〇   弐七八・弐六〇 保険料不足七十七円
                               家屋税半年分五十一円三十六銭
  建物減価償却     五〇〇・〇〇〇   弐〇〇・〇〇〇
    計      弐、七〇七・五弐〇 弐、七一七・五弐〇
 
 第二、明治四十四年度経常費予算ニ左ノ如ク追加ス
      収入
   金五百円    用途指定寄附金(嘉納治五郎氏寄附)
    計金五百円
      支出
   金参百六拾円  講道館本部地代家賃半年分一ケ月六十円
   金百四拾円   教員養成部教師報酬補助金
    計金五百円
  第三、明治四十二年六月(法人設立後)ヨリ四十四年上半季ニ至ル下富坂道場、同附属家及開運坂道場ノ建物家屋税立替金弐百拾参円五拾八銭(嘉納治五郎氏立替支払)ニ対シ、本年度経常予算ニ剰余金ヲ生シタルトキハ、之ガ弁済ニ充ツルコト、若シ剰余不足ノトキハ、其不足額ヲ翌年度予算ニ編入シテ支出処弁スルコト
  第四、寄附金予算設備費中予備費金五百円ヲ以テ建物推別移転登記費用ニ充ツ
  第五、予算金額ヲ超過セサル限リハ、理事ハ予算金ヲ流用スルコトヲ得、但乱用ニ流レザル様注意ヲ要ス
  第六、理事若槻礼次郎氏ノ辞任ヲ承認ス
  第七、嘉納徳三郎氏ヲ理事ニ選任ス
  第八、理事矢作栄蔵氏来七月十日ヲ以テ辞任スルコトヲ申出ラレ承認ス