デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
5節 修養団体
2款 講道館 1. 財団法人講道館
■綱文

第43巻 p.354-356(DK430050k) ページ画像

大正6年12月15日(1917年)

是日、日本橋倶楽部ニ於テ、当館評議員会開カレ栄一出席ス。


■資料

集会日時通知表 大正六年(DK430050k-0001)
第43巻 p.354 ページ画像

集会日時通知表 大正六年          (渋沢子爵家所蔵)
十五日○十二月 土 午後四時―六時 弘道館《(講道館)》ノ件(日本橋クラブ)


講道館本部要件録三(DK430050k-0002)
第43巻 p.354-355 ページ画像

講道館本部要件録 三             (財団法人講道館所蔵)
    大正六年
      十二月
十五日 本日午後二時ヨリ、日本橋区浜町日本橋倶楽部ニ於テ、評議員会ヲ開キ、嘉納治五郎・嘉納徳三郎・若槻礼次郎・渋沢男爵・阪谷男爵・南郷次郎・山下義韶・永岡秀一・飯塚国三郎・本田存・潮田方蔵氏等出席、先ツ大正七年予算案ヲ議シ、原案ノ通可決、又大正六年度予算実行ニ付、左ノ如ク議決セリ
 - 第43巻 p.355 -ページ画像 
  一、大正六年度ニ於テハ、寄附金実収額予算ニ比シテ少額ナリシ為メ、成規ノ通寄附金実収額ノ半額ヲ経常勘定ニ組入レタルノミニテハ経常費ノ不足ヲ生セントス、仍テ左ノ如ク実行スルモノトス
    イ、大正六年度ニ限リ建物減価償却積立金ノ積立ヲ見合ハス事
    ロ、前項実行ノ上尚ホ経常収入ニ不足ヲ生スルトキハ、普通財産繰越金ノ内ヨリ繰入レ決算スル事
 次テ、午後四時ヨリ、寄附金募集第二計画ニ付前記諸氏ノ外ニ、中川末吉・多賀義三郎・斎藤力・平沼亮三・矢作栄蔵・中村愛作ノ諸氏加ハリ、種々相談ヲ為シ、大体四十万円ヲ募集シ、二十万円ヲ流動資金ニテ積立ヲ為ス為、大ニ寄附ノ勧誘ヲ為スコトヽシ、大頭株ニ対シテ渋沢男爵ヨリ勧説サルヽコトニ御願ヒシ、同男爵モ快ク御承諾アリタリ、又一方ニ於テハ講道館員ニ対シテ勧誘ノ方法ヲ講スルコトヽシ、其委員トシテ嘉納館長ヨリ南郷・山下・永岡・飯塚・本田・多賀・矢作・嘉納・有田ノ諸氏ヲ嘱託セリ


大正六年度講道館事業及会計決算報告書 (大正七年)刊(DK430050k-0003)
第43巻 p.355 ページ画像

大正六年度講道館事業及会計決算報告書 (大正七年)刊
    処務ノ要件
○上略
十二月十五日、日本橋倶楽部ニ於テ、評議員会ヲ開キ、大正六年度予算実行ニ関スル件、即チ大正六年度ニ於テハ寄附金実収額予算ニ比シテ少額ナリシ為メ、成規ノ通リ寄附金実収額ノ半額ヲ経常勘定ニ繰入レタルノミニテハ経常費ノ不足ヲ生セントスルニ依リ(一)大正六年度ニ限リ建物減価償却積立金ノ積立ヲ見合ハス事(二)右実行ノ上尚ホ経常収入ニ不足ヲ生スルトキハ、普通財産繰越金ノ内ヨリ繰入レ決算スル事ノ件、及ヒ大正七年度予算案ヲ議決シ、又第二期寄附金募集計画ニ関スル件ヲ相談シ、之ヲ決定セリ
○下略



〔参考〕講道館本部要件録三(DK430050k-0004)
第43巻 p.355-356 ページ画像

講道館本部要件録 三            (財団法人講道館所蔵)
    大正八年
      二月
十七日 基本金壱万円(定期預金五分七厘)を限度とし、短期公債五分利国庫債券(九十六円弐十五銭三年三個月以内償還)に応募する事可否を、理事・監事ニ書面を以て協議す
 右協議ニ対して、其後若槻理事・嘉納理事共同意アリ、殊ニ嘉納理事ハ、朝鮮銀行応募額ノ内ヨリ分配シテ貰フ事ニスレハ、百円ニ付四十銭ノ手数料割戻ヲ得ルニ依リ、九十六円弐十五銭ノ処、実際九十五円八十五銭ニテ買取ルコトヲ得ヘシ、サスレハ利廻六分六厘ニ相当スルヲ以テ其便宜ヲ与フヘシトテ、関事務長ヲ朝鮮銀行東京支店長佐藤得四郎氏ニ引合セ、朝鮮ニ出発サレタリ、仍テ関ハ佐藤ニ面会、右便宜ヲ得且ツ債券ハ証拠金及払込金等ノ煩ヲ避ケ、追テ一時ニ代金ト引替ニスヘシトノコトニテ分レタリ
 - 第43巻 p.356 -ページ画像 
 渋沢監事ヨリモ応募ノ件承諾ノ回答来ル