デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
5節 修養団体
4款 財団法人修養団
■綱文

第43巻 p.493-494(DK430091k) ページ画像

大正5年5月3日(1916年)

是日栄一、渋沢事務所ニ当団関係者ヲ招キ、当団
 - 第43巻 p.494 -ページ画像 
ノ基礎確立ニ就キ懇談ス。更ニ六日、同様ノ会合ヲナス。


■資料

渋沢栄一書翰 瓜生喜三郎宛(大正五年)四月九日(DK430091k-0001)
第43巻 p.494 ページ画像

渋沢栄一書翰 瓜生喜三郎宛(大正五年)四月九日 (瓜生喜三郎氏所蔵)
拝啓、益御清適奉賀候、過日ハ尊来被下候処匆卒之拝接いたし候其節申上候如く、老生も本月十四・五日頃にハ是非共帰京之筈ニ付、其上にて二木・宮田・杉田之諸君と熟議いたし更ニ申上候様可仕候、御帰京後松本君より一書有之、同氏之意見も被申越候得共、老生ハ御同意申上兼候辺も有之候間、松本氏御逢ニ候ハヽ其段御伝へ可被下候
別紙ハ修正延引ニ相成今日ニてハ不用歟とも存候得共、頃日加筆致候ニ付御廻し申上候、可然御措置可被成候、右一書可得貴意如此御坐候
                           拝具
  四月九日
                         渋沢栄一
    瓜生賢契
        坐下
   ○右ハ湯河原ノ旅館ヨリ発送ノモノ。


集会日時通知表 大正五年(DK430091k-0002)
第43巻 p.494 ページ画像

集会日時通知表 大正五年         (渋沢子爵家所蔵)
五月三日 火 午後五時 修養団ニ関スル件(兜町)
   ○中略。
五月六日 土 午後三時半 修養団ニ関スル件(兜町)確定


向上 第一〇巻第六号・第八七頁 大正五年六月 ○渋沢事務所懇談会(DK430091k-0003)
第43巻 p.494 ページ画像

向上 第一〇巻第六号・第八七頁大正五年六月
    ○渋沢事務所懇談会
 渋沢・森村両男爵の本団の為に日夜肝胆を砕かるは今更の事ならねど、只々感激の外言葉あらざるなり。本月三日夜渋沢男は森村男を始め手島高工長・二木医学博士・宮田成女学校長・杉田高校教授を兜町なる事務所に招かれ本団の発展・基礎確立について夜遅く迄懇談されたり、森村男は病躯不自由の御身を自働車に横へて来会せられ、手島宮田・杉田各先輩亦病後の御身を押して出席せられ、二木博士は多忙の時間を割いて来会せられたり。
 本月六日同事務所に於て前記各先輩(手島校長は御不在)と幹事一同を招かれて懇談会を開かれ、本団の基礎確立について議せらる、両顧問を始め各先輩が国家の現状に深憂を抱かれ、我団をして其抱負を実現せしめ、革正の実を揚げしめんとてかくも熱心に指導督励せらるるを見る時、団員たるもの感奮激励せざるものあらん、誰か其至情に打たれざらんや。