デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
5節 修養団体
4款 財団法人修養団
■綱文

第43巻 p.612-617(DK430135k) ページ画像

大正13年2月6日(1924年)

是日栄一、渋沢事務所ニ開カレタル当団理事会ニ出席ス。爾後開カレタル数次ノ理事会・幹部会ニモ同ジク出席ス。


■資料

集会日時通知表 大正一三年(DK430135k-0001)
第43巻 p.612 ページ画像

集会日時通知表 大正一三年        (渋沢子爵家所蔵)
二月六日 水 午後四時 修養団ノ件(事務所)

 - 第43巻 p.613 -ページ画像 

修養団書類(一)(DK430135k-0002)
第43巻 p.613 ページ画像

修養団書類(一)             (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
                    (栄一墨書)
                    三月十七日一覧
    財団法人修養団理事会及評議員会報告書
      第一、理事会
○上略
大正十三年二月六日午後四時丸ノ内古河銀行内渋沢子爵事務所内ニ於テ開ク
出席者 渋沢顧問、宇津木勢八・蓮沼・林・瓜生・松元・二木・後藤・北爪・島・宮田(委任状)・小尾(委任状)各理事
 決議事項
  一、渡辺得男氏ヲ会計相談役トシテ一層ノ尽力ヲ願フコト(理事会ニモ出席スルコト、猶森村顧問ヨリモ一人同様ナル推薦ヲ請フコト)
  一、理事推薦ニ関スル件
    宇津木勢八氏・田沢義鋪氏ヲ本団理事ニ推薦スルコト
  一、朝鮮出張所設置ニ関スル件
    朝鮮支部聯合会ノ名称ヲ以テ朝鮮支部ヲ統一シ本部ヨリ理事一名ヲ派遣スルコト
  一、団長詮考ニ関スル件
    本団監事平沼騏一郎氏ヲ満場一致団長ニ推薦ス
  一、会館建設ニ関スル件
    敷地ハ至急許可アル様其筋ニ願フコト
    会館寄附金ハ他ニ融通セサルコト、既ニ融用セルモノハ此際至急回収スルコト
  一、会計ニ関スル件
    大正十三年度予算ヲ至急作成シテ理事会ニ提出スルコト
    委員附託 渡辺得男・林平馬・瓜生喜三郎
  一、全国有志大会ヨリ本部ニ向ツテ建議セラレタル事項ニ関スル件
    1団長及団費ニ関スル件。団長ハ理事会通リ。団費ハ当分変更セサルコト
    2寄附行為第十八条変更ノ件。当分変更セサルコト、但シ支部幹事ノ意見ハ充分之レヲ聴取スルコト
  一、恩賜受賞者祝賀ニ関スル件
    蓮沼主幹、小尾理事、山本(滝之助)・加藤(咄堂)両評議員ノ祝賀会ヲ二月十一日ノ記念日ニ行フコト
○下略


集会日時通知表 大正一三年(DK430135k-0003)
第43巻 p.613 ページ画像

集会日時通知表 大正一三年       (渋沢子爵家所蔵)
三月廿一日 金 午前十一時 蓮沼門三氏来約(飛鳥山邸)
  廿二日 土 午後二時  修養団理事会(事務所)


修養団書類(一)(DK430135k-0004)
第43巻 p.613-614 ページ画像

修養団書類(一)            (渋沢子爵家所蔵)
 - 第43巻 p.614 -ページ画像 
(謄写版)
    理事会通知書
拝啓、益々御清穆為邦家慶賀至極に奉存候、偖て来る二十二日(土曜日)午後正二時より丸内古河銀行内渋沢子爵事務所に於て、左記事項に依り理事会開催致候間万障御繰り合せの上御出席被下度此段御通知申上候 敬具
  大正十三年三月十七日
                  修養団主幹 蓮沼門三
    (宛名手書)
    子爵 渋沢栄一殿
      会議ノ目的タル事項
 一、本部事務組織ニ関スル件
 一、社会事業部及代理部設置存廃ニ関スル件
 一、評議員詮考並ニ評議員会開催ニ関スル件
                          以上


財団法人修養団書類(二)(DK430135k-0005)
第43巻 p.614 ページ画像

財団法人修養団書類(二)        (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
    財団法人修養団事業報告書(大正十三年度)
      第一、理事会
大正十三年四月五日午前十時ヨリ丸ノ内古河銀行内渋沢事務所ニ於テ臨時理事会ヲ開ク
出席者 渋沢・森村両顧問、平沼監事、蓮沼主幹、林・瓜生・松元・北爪・妹尾・島各理事
決議事項
  一、本部組織ニ関スル件、創立者及団長ニ一任ト決ス
○下略


修養団書類(一)(DK430135k-0006)
第43巻 p.614 ページ画像

修養団書類(一)            (渋沢子爵家所蔵)
大正十三年四月五日午前十時於渋沢事務所
    修養団懇談会
                  (太丸・太字朱書)
                  ○ 平沼騏一郎
                 欠男 森村開作
             午後参上 ○ 二木謙二
               同上 ○ 宮田修
                  欠 蓮沼門三
                  ○ 林平馬
                  ○ 松元稲穂
                  ○ 瓜生喜三郎
                  ○ 北爪子誠
                  ○ 島芳太郎
                  ○ 妹尾幸三
                  欠 小尾晴敏
      以上〆十二人

 - 第43巻 p.615 -ページ画像 

集会日時通知表 大正一三年(DK430135k-0007)
第43巻 p.615 ページ画像

集会日時通知表 大正一三年        (渋沢子爵家所蔵)
四月五日 土 午前十時 修養団懇談会(事務所)


修養団書類(一)(DK430135k-0008)
第43巻 p.615 ページ画像

修養団書類(一)             (渋沢子爵家所蔵)
謹啓
公私御多忙の御身を以て修養団の為め特別の御配慮を辱うし、只々感激の涙に咽ぶのみに有之候
各地修養団の活動が益々熾烈を極め、迫々識者の期待を加へつゝ有之候折柄、本部組織の困難を覚えつゝ有之候は責任者たる私共の日夜苦悩致し居り候処、憂愁慙愧の至りに有之候、これ皆小生の不徳不徹底不能の致す処申訳無之候
 小生は創立者の責任上、自分としては常に公平と柔和とを以て幹部諸兄に仕へ、感謝の至情を以て諸兄の恩誼に答へ度念願致し居り候も愚鈍不霊は全部の同志に満足を与へ得ず、或は私意を以て偏愛に陥る如く観察せらるゝを最も苦痛に感じ居候、一身を捧げて終始斯道に没頭する小生としては、只修養団の使命到達を祈願するものに有之、決して私意偏愛に陥ることなきやう常に自ら戒めつゝ有之、幹部一同の総親和・総努力を祈願致し、各自の長所を伸ばし之を合せて打つて一丸の力にならしめ度切望致し居り候も、人夫々性格思想を異にし而も愛団心に燃ゆる確信を以て事に当らるゝが故に、折々意見の相違を来し、遂に今日の如く小生の不徳を以て之を統一すること能はさるに立至り、特別の御心配相かけ申すやう相成り、反省慙愧恐縮仕り居り候此際は公平明透なる顧問・監事の御裁量を仰ぎ真に修養団の発展上最も然るべき組織を樹立賜り度切に御願申上候、小生も其組織樹立の相談に関係するやうに相成居り候へとも、却つて混雑を来すおそれも有之候間、此際は一に顧問・監事の御裁断に待ち一同柔順と満足とを以て部署につくやう致し度存候、何卒幹部諸兄の充分なる御意見を徹底的に御聴取被下、神眼を以て御判断賜るやう御願申上候
小生近来臥床仕り居り本日は何とかして出席致し度念し居り候処、昨夜より一層痛みを覚え外出致し兼ね候間、甚だ恐縮ながら万事宜しく御取計被下度懇願奉り候、小生は下命によりて股肱の役を努め申すべく候 頓首
  四月五日                   蓮沼門三
    顧問監事閣下


集会日時通知表 大正一三年(DK430135k-0009)
第43巻 p.615 ページ画像

集会日時通知表 大正一三年        (渋沢子爵家所蔵)
四月十六日 水 午後二時 修養団ノ件(事務所)


修養団書類(一)(DK430135k-0010)
第43巻 p.615-616 ページ画像

修養団書類(一)             (渋沢子爵家所蔵)
                (別筆朱書)
                大正十三年四月十五日
                     修養団来状
謹啓
冠省、扨明十六日午後二時より本団幹部会開催致度、就ては毎度御厄
 - 第43巻 p.616 -ページ画像 
介ながら会場として御事務所を恩借願度、尤も当日御出席の幹部は左の各位に御坐候間何分宜しく御願申上候 早々敬具
    四月十五日
                      財団法人修養団
    渋沢事務所 御中
                   渋沢顧問
                   平沼監事
                   二木理事
                   蓮沼理事


集会日時通知表 大正一三年(DK430135k-0011)
第43巻 p.616 ページ画像

集会日時通知表 大正一三年        (渋沢子爵家所蔵)
四月廿四日 木 午後一時 修養団理事会(事務所)


修養団書類(一)(DK430135k-0012)
第43巻 p.616 ページ画像

修養団書類(一)             (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
    理事会通知書
拝啓、益々御清適奉賀候、偖テ来ル二十四日午後一時ヨリ丸ノ内古河銀行内渋沢子爵事務所ニ於テ、左記事項ニ依リ理事会開催致度候間、万障御繰合セ御臨席被下度此段御通知申上候 敬具
  大正十三年四月十九日     修養団主幹 蓮沼門三
    (宛名手書)
    渋沢顧問殿
      会議ノ目的タル事項
  一、監事推薦ニ関スル件
  一、評議員推薦ニ関スル件
  一、寄附行為改正ニ関スル件
  一、本部組織ニ関スル件


財団法人修養団書類(二)(DK430135k-0013)
第43巻 p.616-617 ページ画像

財団法人修養団書類(二)         (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
    財団法人修養団事業報告書(大正十三年度)
      第一、理事会
○上略
大正十三年四月二十四日午後一時ヨリ丸ノ内古河銀行内渋沢事務所ニ於テ開会ス
出席者 渋沢顧問、蓮沼主幹、二木・瓜生・北爪・坂本・島各理事
 委任状出席 松元・宮田・林各理事
       外ニ渡辺得男氏
決議事項
  一、監事推薦ニ関スル件 当分二人トナシ置クコトニ決定
  二、評議員推薦ニ関スル件
    田尻鉄太郎・平沼淑郎二氏ヲ推薦ス
  三、寄附行為改正ニ関スル件
    本団寄附行為第十九条「顧問及主幹ヲ除ク外、役員ノ任期ハ総テ四年トス」トアルヲ「団長ノ任期ヲ四年トシ理事・監事
 - 第43巻 p.617 -ページ画像 
及評議員ノ任期ヲ二ケ年トス」ト改ムルコト
    満場異議ナク可決確定
    現任理事ノ任期ハ就任ノ日ヨリ起算シテ改正寄附行為ヲ適用スルコト(明年改選スルコト)
  四、本部組織ニ関スル報告
    渋沢顧問ヨリ発表アリ