デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
5節 修養団体
4款 財団法人修養団
■綱文

第43巻 p.678-680(DK430150k) ページ画像

昭和5年5月18日(1930年)

是日、日比谷公会堂ニ於テ当団創立二十五年記念全国団員大会開カル。栄一、祝辞ヲ寄ス。


■資料

向上 第二四巻第六号・第一四―一七頁 昭和五年六月 創立二十五年記念 修養団全国団員大会 開会より閉会まで 尾崎信汎謹記(DK430150k-0001)
第43巻 p.678-680 ページ画像

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向上 第二四巻第七号・第三九―四〇頁昭和五年七月 光栄 後援会長 子爵渋沢栄一(DK430150k-0002)
第43巻 p.680 ページ画像

向上 第二四巻第七号・第三九―四〇頁昭和五年七月
    光栄
               後援会長 子爵 渋沢栄一
 本日玆に修養団創立二十五周年全国団員大会を挙行するに当り、畏くも
閑院宮殿下台臨遊ばされ、優渥なる 令旨を賜はる。光栄何ものか之に過ぎん、惟ふに輓近我が国民思想は軽佻浮華に傾き、動もすれば三千年来養ひ来りし国風の尊きを忘れ、物質文明の余弊に眩惑して質実剛健の気魄漸く衰ふ。実に深憂に堪へざるものあり。
 此秋に当り修養団は、夙に建国の精神に則り、相愛鍛錬・実行実働以て総親和・総努力の明るき世界を顕現せんと、同志相結びて奮闘すること正に二十五年、今や都鄙の別なく長幼男女を問はず、宗教宗派を超越して相提携し、善化美化の実を挙げつゝあるは、国家の為めに最も意を強うする所なり。
 然れども邦家の現状と世界の大勢とは、寸暇も吾人の苟安を許さゞるものあり。宜しく団員各位は協心戮力、益々内客の充実に努め、以て令旨に添ひ奉らんことを。
    (昭和五年五月十八日修養団全国団員大会に於ける祝辞)
    〔当日渋沢子爵は御病気のため臨席がなく、瓜生後援会幹事長が代読されました〕