デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

5章 教育
3節 其他ノ教育関係
23款 故神田先生記念事業会
■綱文

第46巻 p.105-107(DK460028k) ページ画像

大正13年10月(1924年)

是月、故神田乃武ノ遺徳ヲ記念シ、有志者当会ヲ設立ス。栄一発起人トナル。


■資料

青淵先生職任年表(未定稿) 昭和六年十二月調 竜門社編 竜門雑誌第五一九号別刷・第二二頁 昭和六年一二月刊(DK460028k-0001)
第46巻 p.105 ページ画像

青淵先生職任年表(未定稿)昭和六年十二月調 竜門社編
              竜門雑誌第五一九号別刷・第二二頁昭和六年一二月刊
    大正年代
 年 月
一三 一〇 ―故神田(乃武)先生記念事業資金募集発起人。


(増田明六)日誌 大正一三年(DK460028k-0002)
第46巻 p.105 ページ画像

(増田明六)日誌 大正一三年      (増田正純氏所蔵)
十二月廿三日 火 晴
○上略
後一、東京商大教授山口湛太氏来訪《(山口鍖太)》、故神田男爵記念事業資金の件ニ付協議ありたり


諸会発起趣意書(一) 【故神田先生記念事業資金募集趣意書】(DK460028k-0003)
第46巻 p.105-107 ページ画像

諸会発起趣意書(一)          (渋沢子爵家所蔵)
    故神田先生記念事業資金募集趣意書
故神田乃武先生が崇高なる人格者として、又堪能なる語学者として吾国の教育界に尽された功労は、先生を識る凡ての人の永く忘るゝ能はざる所であります。先生の学恩の及ぶ所、先生が半生の努力を捧げられたる東京商科大学は勿論、東京帝国大学に、正則中学に、東京外国語学校に、学習院に、東京女学館に、到る処無数の高材逸足を輩出せしめて吾国の文化に至大なる貢献を為された事は周知の事実であります、近く先生永眠の一周年迎ふるに方りまして、吾人一同僭越ながら発起人となり、先生の功労を長へに記念すべき事業を企てました、其内容としては先づ
 一、故先生の伝記遺稿等を輯めて之を出版する事
 二、故先生が最後の日まで名誉教授として教鞭を執られた東京商科大学に、神田記念講座を寄附し、アングロサクソン文化に関する講義を公開する事
 三、英語英文学の奨励普及、英語教育方法及制度の改善、英語教員の向上等に関し適当必要なる方法を講ずる事
等であります、而して是等事業の完成には少なからざる資金を要する事でありますのみならず、事業の性質上弘く故先生を敬慕する方々の御協力に待つべきものと考へますので、爰に貴下の御賛助を懇請する次第であります、有力なる御後援を得まして此事業に有終の美を与へる事が出来ますならば、吾人発起人の面目は勿論、最も有意義に故先生を記念する事となると信ずるのであります、募集金の要件は左に掲げて置きました、何卒奮て御寄附下さる様願ひます
 - 第46巻 p.106 -ページ画像 
(一)寄附金は内地は本年十二月末日限り、海外は大正十四年二月末日迄に着する様願ひます
(二)送金は東京商科大学内故神田先生記念事業資金会計委員長山口鍖太(振替貯金口座東京六九弐〇七番)宛に願ひます
(三)寄附金の処分方法は発起人中の実行委員へ御委任を願ひます
 大正十三年十日 日
               (順序不同○印ハ実行委員)
   正木直彦   立花政樹   アーネスト・クレメント
   斎藤精輔   武田英一   熊木謙二郎
   津田梅子   細川護立   黒木三次
   頭本元貞   南日恒太郎  滝精一
   串田万蔵   長谷川方丈  吉岡源一郎
   川田鷹    林博太郎   根岸佶
   小田柿捨次郎 矢作栄蔵   久米桂一郎
   藤瀬政次郎  山本邦之助  左右田喜一郎
   小島達太郎  金子堅太郎  棚橋一郎
   園田忠雄   木場貞長   川田鉄弥
   長与又郎   高平小五郎  小谷野敬三
   永井松三   小池国三   松波仁一郎
   石渡敏一   紀平正美   高楠順次郎
   辻高衡    金沢久    各務幸一郎
   磯部弥一郎  飯田旗郎   花岡敏夫
   藤沢利喜太郎 松浦鎮次郎  有馬祐政
   宮岡恒次郎  安井哲    小野塚喜平次
   渋沢栄一   日下部三九郎 玉真岩雄
   岡田和一郎  岡倉由三郎  成瀬隆蔵
   出淵勝次   松岡均平   桐島像一
   茨木清次郎  市河三喜   穂積陳重
   南熊夫    大隈信常   小田川全之
   添田寿一   信夫淳平   佐藤三吉
   木村駿吉   福岡秀猪   酒匂秀一
   美濃部達吉  志田鉀太郎  塩谷栄
   ヱドワード・ガントレツト  日置益   大森金五郎
   水野繁太郎  長屋順耳   清田竜之助
   高橋是清   内池廉吉   ジヨン・トラムブル・スヰフト
   姉崎正治   今西兼二   伊藤長七
   藁谷英夫   池田成彬   瓜生外吉
   瓜生繁子   馬上孝太郎  金沢一郎
   佐野善作   井浦仙太郎  堀光亀
   鹿野清次郎  奈佐忠行   山口弘一
   中村進午   三浦新七   木村恵吉郎
   内藤章    高瀬荘太郎  星野太郎
   黒川善一   金子鷹之助  渡辺大輔
   太田哲三   村林専之助  武内大造
 - 第46巻 p.107 -ページ画像 
   村井知至   田代光雄   ヱドワード・ジエーブロツクホイス
   岡部長景   柳沢保承   内田信也
  ○石川文吾  ○上田貞次郎 ○福田徳三
  ○西田敬止  ○藤本幸太郎 ○牧一
  ○内藤三介  ○阿久津謙二 ○五味赫
  ○古瀬良則  ○山口鍖太  ○上条辰蔵
  ○浦口文治  ○移川子之蔵 ○渡部行三
  ○舟橋雄   ○小此木為二 ○長岡拡
  ○西村稠   ○上田辰之助
        殿