デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

5章 教育
3節 其他ノ教育関係
29款 其他 35. 駿州学友会
■綱文

第46巻 p.244-245(DK460073k) ページ画像

大正13年10月23日(1924年)

是ヨリ先、当会、学生寄宿舎ヲ建設セントシ、建築資金ノ募集ニ着手ス。栄一、金五百円ヲ寄付ス。是日当会会長大森鍾一ヨリ、上棟式挙行ノ報告ヲ受ク。


■資料

諸会報告書(一) 【(印刷物) 謹啓、秋冷の候高堂益々御清栄奉賀候、偖而今回本会寄宿舎建築資金募集に際し…】(DK460073k-0001)
第46巻 p.244-245 ページ画像

諸会報告書(一)             (渋沢子爵家所蔵)
(印刷物)
謹啓、秋冷の候高堂益々御清栄奉賀候、偖而今回本会寄宿舎建築資金募集に際し予想外の好成績を挙げ得たるは、偏に諸彦の御同情の賜と奉深謝候、御蔭を以て建築工事も着々進捗仕り、本月二十二日棟上を為し、十一月一杯には完成の予定に有之候
従来本県は育英の事業微々として振はず、学生寄宿舎の如きも一明徳寮を有するに過ぎず、勉学上頗る不便を感じ居り候らひしが、今回本
 - 第46巻 p.245 -ページ画像 
会寄宿舎の建設を見るに至りたるは、将来人材輩出の上に於ても多大の便益可有之、御同慶の至りと存候
未だ募集も完結したりと云ふにあらず候へども、来る十月二十六日には本年度秋季大会有之候に付、之を機会に既に入金の分丈発表して、聊か感謝の微意を表度如斯に御座候 敬白
  大正十三年十月二十三日
             駿州学友会々長 大森鍾一
      円
二四、四四一・六〇 建築費
             円
       (坪当一五〇 建坪一六二、九四四)
寄附者数四百二十七人(大正十三年六月五日ヨリ十月二十三日迄)
            円
集金総額   九、三六三・〇〇
右集金費     七八一・四〇
差引現在高  八、五八一・六〇
此外本会資産
一五、〇八三・〇〇五
    基本金(安田銀行特別当座預金)
   二四六・一八〇   経常費
    一〇・〇〇〇   振替口座基金
即ち建築費として使用し得る金は
二三、六六四・六〇五
     寄附者芳名(大正十三年十月二十三日調)
○東京ノ部(御寄附順)
               円
藤田英次郎氏      二〇〇・〇
小笹六三郎氏        三・〇
長谷川普吾氏       三〇・〇
佐野善作氏        五〇・〇
杉本義朗氏        五〇・〇
鈴木悦三氏         二・〇
島田久太郎氏        五・〇
柿沢宗彦氏        一〇・〇
成田雄三氏        三〇・〇
増田次郎氏       一〇〇・〇
渋沢栄一氏       五〇〇・〇
伴野賢造氏       一〇〇・〇
川添誠一氏        三〇・〇
笠井信一氏       一〇〇・〇
桜井鉄太郎氏       五〇・〇
岩崎勲氏        二五〇・〇
合計         一五一〇・〇
○下略