デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

6章 学術及ビ其他ノ文化事業
1節 学術
8款 財団法人理化学研究所
■綱文

第47巻 p.209-211(DK470040k) ページ画像

大正13年1月19日(1924年)

是日、日本工業倶楽部ニ於テ、当研究所評議員会開カレ、栄一出席ス。次イデ四月三十日ノ理事会ニ出席ス。


■資料

集会日時通知表 大正一三年(DK470040k-0001)
第47巻 p.210 ページ画像

集会日時通知表  大正一三年       (渋沢子爵家所蔵)
一月十九日 土 午前十一時 理化学研究所定期評議員会(工業倶楽部)


理化学研究所書類(一)(DK470040k-0002)
第47巻 p.210 ページ画像

理化学研究所書類(一)          (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
    大正十三年一月定期評議員会 一月十九日午前十一時 工業倶楽部ニ於テ
               (栄一墨書)
               当日出席して議案報告共ニ
      報告       異議なく決定且承認致候事
一、研究状況
      議題
一、大正十三年度業務計画並ニ同予算
二、役員ノ推薦並ニ解嘱上申ノ件
    推薦 評議員、理事 農商務次官      鶴見左吉雄君
    同  理事     文部次官       松浦鎮太郎君
    同  評議員    文部省専門 学務局長 粟屋謙君
    同  同                南満洲鉄道株式会社
    解嘱 評議員、理事 前農商務次官     岡本英太郎君
    同  同   同  前文部次官      赤司鷹一郎君
大正十三年度 自大正十三年四月至大正十四年三月業務計画並ニ同予算
本所ノ研究事項ハ目下其数百余種ニシテ、既ニ内外国ニ発表シタル学術報告八・九十種ニ達シ、且ツ新工業トシテ成立ノ望アル成績モ尠カラス、従テ半工業的実験ヲ必要トスルモノアリ、又前年度ノ実情ニ徴スルトキハ、研究ノ結果ニ依ル本所製作品ハ其需用相当多額ニ上ルベキ見込アルヲ以テ、本年度収支予算ハ別項記載ノ如ク総額六十万八千二百円ヲ計上セリ。而シテ本所ハ設備ノ許ス範囲ニ於テ官公署、或ハ諸会社ノ依托研究ニ応スヘク、且ツ這般ノ震災ニ罹リタル此種ノ機関ヨリ研究生ヲ依托シ来リタルモノアルヲ以テ、是等ニ対シテモ出来得ル限リ便宜ヲ与ヘントス。尚予定計画ノ第四号館建築及設備ハ、震災ノ影響ニ依リ竣工期ノ遅延免レ難キモ、大正十三年十二月中ニハ完成ノ予定ナリ。


集会日時通知表 大正一三年(DK470040k-0003)
第47巻 p.210 ページ画像

集会日時通知表  大正一三年       (渋沢子爵家所蔵)
四月三十日 水 午前十一時 理化学研究所理事会(工業倶楽部)


理化学研究所書類(一)(DK470040k-0004)
第47巻 p.210-211 ページ画像

理化学研究所書類(一)          (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
拝啓 時下益御多祥奉賀候、陳者来ル四月三十日(水曜日)午前十一時ヨリ日本工業倶楽部ニ於テ、左記ノ件ニ付理事会相開キ候間、御多用中ト存候得共御差繰御出席相願度、此段御通知申上候 敬具
  大正十三年四月二十二日
               財団法人理化学研究所
 - 第47巻 p.211 -ページ画像 
        所長 工学博士 子爵 大河内正敏 
    (宛名手書)
    子爵 渋沢栄一殿
      記
    第四十九回理事会 大正十三年四月三十日
      報告
一、和田理事卒去ノ件
二、研究ノ状況 濾水剤(クラリットト命名)写真ニ関スル研究、日本酒ノ新研究等
      議事
一、大正十二年度決算案
二、左記両君ヲ研究員ニ推薦ノ件
 東大 理学博士 寺田寅彦君  京大 理学博士 木村正路君


自卅九回 至七十四回 理事会書類(DK470040k-0005)
第47巻 p.211 ページ画像

自卅九回 至七十四回 理事会書類    (財団法人理化学研究所所蔵)
(大河内)(高松)
 (印) (印) 第四十九回理事会議事要録 (印)
一、日時及場所 大正十三年四月三十日午前十一時日本工業倶楽部ニ開会、正午閉会
一、出席  大河内・渋沢・大橋・高松・鶴見・森村各理事、山川・古市両顧問
一、報告事項
 (一)和田理事卒去ノ件
 (二)研究成績○中略
一、決議事項
 一、大正十二年度決算案原案承認、但シ科目名称ニ就キ講究スルコト
  ○二、三略ス。
                        以上
追テ補欠理事推薦方ハ当分見合ハスコトニ申合セタリ