デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

6章 学術及ビ其他ノ文化事業
2節 演芸
1款 帝国劇場
■綱文

第47巻 p.398-400(DK470099k) ページ画像

大正元年8月23日(1912年)

是日栄一、当劇場第十一回定時株主総会ニ出席ス。次イデ十月十一日、管絃楽部ノ修業式ニ出席、訓示ヲナス。


■資料

渋沢栄一 日記 明治四五年(DK470099k-0001)
第47巻 p.398 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治四五年         (渋沢子爵家所蔵)
五月二十日 晴 暖
○上略
手塚猛昌氏来リテ劇場会社ノ事ヲ談ス
  ○中略。
五月二十七日 晴 暖
○上略 十一時帝国劇場会社ニ於テ、重役会ヲ開キ要務ヲ議決シ、尋テ慰労会ヲ開キ、午飧中一場ノ演説ヲ為ス、畢テ学校ニ於テ女優ノ試演ヲ一覧ス○下略


(帝国劇場株式会社)第十二回報告書 大正元年下半期・第一―二頁 刊(DK470099k-0002)
第47巻 p.398-399 ページ画像

(帝国劇場株式会社)第十二回報告書
                大正元年下半期・第一―二頁 刊
 ○第一二回報告書
    第一 第十一回定時株主総会
大正元年八月二十三日午後一時、東京市麹町区有楽町一丁目一番地帝国劇場内ニ於テ、帝国劇場株式会社第十一回定時株主総会ヲ開ク、出席人員委任状共壱百四拾四名、此株数壱万五千四百七拾五株ニシテ、取締役会長男爵渋沢栄一氏会長席ニ就キ、明治四十五年上半期事務報告・貸借対照表・財産目録・利益金処分案等ヲ議シ、総テ原案ノ通リ承認シタリ
    第二 営業ノ概況
本期間即チ昨年八月一日ヨリ本年一月末ニ至ル六箇月間ニ於テ、八月一日ヨリ九月二十日迄ハ
明治天皇陛下 崩御ニ付恐懼敬悼ノ意ヲ奉表シテ全然休場シ、九月二十一日ヨリ始メテ開演スルコトヽシ、爾後歳末・年始等ヲ問ハズ一日モ休場スルコトナク(但シ十一月六日ハ 明治天皇陛下百日祭ニ付謹慎ノ意ヲ表シ臨時休場セリ)左表ノ通リ全ク間断ナク営業ヲ継続シタリ、蓋シ如斯ハ我邦劇界ニ未ダ曾テ其例ヲ見ザル所ニシテ、如何ニ当劇場ガ能ク活動シタルカノ一証トナスニ足ラン、然カモ本期間営業ノ成績良好ナラザリシハ、最モ遺憾トスル所ナリ
 - 第47巻 p.399 -ページ画像 
    本期間興行表○略ス


竜門雑誌 第二九二号・第五八頁 大正元年九月 ○帝場劇場の定時総会(DK470099k-0003)
第47巻 p.399 ページ画像

竜門雑誌  第二九二号・第五八頁 大正元年九月
○帝場劇場の定時総会 帝国劇場の定時総会は、八月二十三日午後一時より、本館二階に於て開会、青淵先生会長席に就き、貸借対照表・利益金分配の承認を求め、満場異議なく可決せり、当期の配当は年五分の割合なりと。


竜門雑誌 第二九四号・第七六頁 大正元年一一月 ○帝国劇場楽部の修業式(DK470099k-0004)
第47巻 p.399 ページ画像

竜門雑誌  第二九四号・第七六頁 大正元年一一月
○帝国劇場楽部の修業式 帝国劇場にては、管絃楽部員の内十二名は既に満二ケ年の修業を了へたるを以て、十月十一日午後二時、同劇場大食堂に於て修業式を挙行したり、手塚専務取締役修業証書を授与し終りて青淵先生の訓示、前専務取締役西野恵之助氏の演説、修業生総代渡辺金治氏の答辞、山本支配人の挨拶ありて式を終りたる由。



〔参考〕帝劇十年史 杉浦善三著 第一三六―一三八頁 大正九年四月刊(DK470099k-0005)
第47巻 p.399-400 ページ画像

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