デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

6章 学術及ビ其他ノ文化事業
2節 演芸
1款 帝国劇場
■綱文

第47巻 p.401-402(DK470101k) ページ画像

大正3年1月1日(1914年)

是日栄一、当劇場ニ赴キ新年ヲ賀シ、演説ヲナス。次イデ二月二十八日、当劇場第十四回定時株主総会ニ出席ス。


■資料

渋沢栄一 日記 大正三年(DK470101k-0001)
第47巻 p.402 ページ画像

渋沢栄一 日記  大正三年          (渋沢子爵家所蔵)
一月一日 快晴 無風寒気強シ
○上略 十二時半帝国劇場ニ抵リ、重役及技芸員男女一同相集リテ、新年祝賀ノ寿杯ヲ挙ケ、一場ノ賀詞ヲ演説ス、午後一時再ヒ事務所ニ抵リ
○下略
  ○中略。
二月二十八日 晴 寒気厳ナラス
○上略 午前十時帝国劇場ニ抵リ、株主総会ヲ開キ、計算書ノ承認、利益金分配ノ事ヲ議決ス○下略


(帝国劇場株式会社)第十五回報告書 大正三年上半期・第一―二頁 刊(DK470101k-0002)
第47巻 p.402 ページ画像

(帝国劇場株式会社)第十五回報告書
                大正三年上半期・第一―二頁 刊
 ○第一五回報告書
    第一 第十四回定時株主総会
大正三年二月二十八日午前十時、東京市麹町区有楽町一丁目一番地帝国劇場内ニ於テ、帝国劇場株式会社第十四回定時株主総会ヲ開ク、出席人員委任状共壱百参拾六名、此株数壱万四千六百四拾株ニシテ、取締役会長男爵渋沢栄一氏会長席ニ就キ、大正二年下半期事務報告・貸借対照表・財産目録・利益金処分案等ヲ議シ、総テ原案ノ通リ承認シタリ
    第二 営業ノ概況
本期間中、東京府主催ニ係ル大正博覧会ハ三月二十日ヲ以テ東京市内ニ開催セラレタリ、此好季節ニ附合セル博覧会ノ開催ハ、昨年来沈衰セル人気ヲ引立タシメ、一時好景気ヲ現出セントセシモ、畏多クモ昭憲皇太后陛下ノ崩御、ペスト病ノ発生、東北地方ノ飢饉、鹿児島地方ノ凶変等好マシカラザル事体続出ノ為メ、当劇場ノ如キモ亦其影響ヲ蒙リ、予期ノ如キ好成績ヲ挙グルニ至ラザリシハ遺憾ナリ
本期間即チ大正三年二月一日ヨリ七月三十一日ニ至ル六ケ月此日数百八十一日間ニ於テ別表ニ示ス如ク其興行数ヲ重ヌルコト十一回、開演日数本興行百六十七日、マチネー四日間ニシテ、閉場日数ハ僅カニ十四日ヲ算シ、此内十日間ハ皇室ノ御大事ニヨリ謹慎休場セルモノニシテ、殆ンド年中無休場ノ実ヲ挙ゲ得タリ
    本期間興行表○略ス