デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

6章 学術及ビ其他ノ文化事業
3節 美術
2款 財団法人帝室博物館復興翼賛会
■綱文

第47巻 p.480-483(DK470122k) ページ画像

昭和5年6月21日(1930年)

是日栄一、当会第七回理事会及ビ第二十一回常務理事会ニ出席ス。


■資料

自昭和四年度至昭和七年度理議事要録第一(DK470122k-0001)
第47巻 p.480-481 ページ画像

自昭和四年度至昭和七年度理議事要録第一 (財団法人帝室博物館復興翼賛会所蔵)
 (印)
    第七回理事会                 (印)
             (昭和五年六月二十一日開会)
開議 午前十一時二十分
出席者
  理事(イロハ順)
   侯爵 細川護立     大橋新太郎
      荻野仲三郎    黒板勝美
      山脇春樹  子爵 渋沢栄一
  主事(イロハ順)
      川地喜三郎    重松清行
代理人ニ依リ議決権ヲ行使シ出席シタルモノト看做サルル者
  理事(イロハ順)
      稲畑勝太郎    井坂孝
      堀啓次郎     大沢徳太郎
      渡辺千代三郎   鹿島房次郎
   男爵 中島久万吉    村山竜平
      小泉策太郎 男爵 郷誠之助
      安達謙蔵     阿部房次郎
      菊池恭三
議長  副会長 侯爵 細川護立
議事
 第一、左記諸氏ヲ評議員ニ推薦スルノ件
        東京市長    永田秀次郎
        関東庁内務局長 三浦碌郎
        秋田県知事   稗方弘毅
 - 第47巻 p.481 -ページ画像 
  右諸氏ヲ新ニ本会評議員ニ嘱託願ヒタキニ就テハ、寄附行為第十九条第二項ニ依リ理事会ノ詮衡アリタキ旨山脇主務部長ヨリ提案理由説明アリ、評議ノ結果提案通リ可決セラレタリ
散会 午前十一時二十五分

  昭和五年六月二十一日
           議長 副会長 侯爵 細川護立(花押)
               常務理事  黒板勝美
               同     山脇春樹


自昭和四年度至昭和六年度常議事要録(DK470122k-0002)
第47巻 p.481-482 ページ画像

自昭和四年度至昭和六年度常議事要録 (財団法人帝室博物館復興翼賛会所蔵)
    第二十一回常務理事会
(印)(印)          (昭和五年六月二十一日開会)
開議 午前十一時二十五分
出席者
   副会長 侯爵 細川護立
   同   子爵 渋沢栄一
   常務理事(イロハ順)
     大橋新太郎  荻野仲三郎
     黒板勝美   山脇春樹
   主事(イロハ順)
     川地喜三郎  重松清行
議長  副会長 侯爵 細川護立
議事
 第一 新秋田県知事稗方弘毅氏ヲ本会秋田県支部長ニ推薦ノ件
  山脇主務部長ヨリ知事更迭ニ因ル支部長交代ノ事情ヲ説明シタル後、評議ノ結果提案通リ可決推薦セラル
 第二 東京帝国大学助教授平山嵩氏ヲ本会建築設計調査委員会臨時委員ニ推薦ノ件
  黒板主務部長ヨリ、建築設計調査委員会ニ於ケル採光計画実験室ハ過日竣工シ、中村委員中心トナリテ諸種ノ実験ヲ行フコトヽナレル次第ニ付報告アリタル後、右実験ニ当リテハ中村委員以外ニ適当ナル共助者ヲ必要トスル処也、他ノ委員中ヨリ其ノ人ヲ得ルコトハ公務其ノ他ノ事情ノ為困難ナルガ、東京帝国大学助教授平山嵩氏ハ右共助者トシテ適任ト認メラルヽニ因リ、之ヲ右委員会臨時委員ニ嘱託アリタキ旨同委員会第二部特別委員会ニ於テ希望アリタルヲ以テ、細川同委員会委員長ノ同意ヲモ得テ提案シタル次第ニ付説明アリ、銓衡ノ結果提案通リ可決推薦シタリ
 第三○略ス
 第四○略ス
散会 午前十一時三十分

  昭和五年六月二十一日
              議長 副会長 侯爵 細川護立
 - 第47巻 p.482 -ページ画像 
                常務理事    黒板勝美
                同       山脇春樹



〔参考〕集会日時通知表 昭和五年(DK470122k-0003)
第47巻 p.482 ページ画像

集会日時通知表 昭和五年         (渋沢子爵家所蔵)
五月廿六日 午前十時 徳川家達公ト御会見(華族会館)
      正午   帝室博物館復興翼賛会催徳川家達公送別会(華族会館)
   ○右送別会ニハ栄一出席セズ。(当会所蔵書類ニ拠ル)



〔参考〕東京朝日新聞 第一八九〇八号・広告昭和一三年一一月二六日 財団法人帝室博物館復興翼賛会 解散並清算結了ニ付謹告(DK470122k-0004)
第47巻 p.482-483 ページ画像

東京朝日新聞 第一八九〇八号・広告昭和一三年一一月二六日
    財団法人帝室博物館復興翼賛会
    解散並清算結了ニ付謹告
昭和三年九月
天皇陛下御即位大礼奉祝記念トシテ着手シタル東京帝室博物館本館等復興ノ事業ハ、朝野各位ノ深厚ナル御援助ト宮内当局ノ絶大ナル御厚意ノ下ニ前後約十年ニ亘リテ施行、昨昭和十二年十二月ヲ以テ無事完成シタル次第ニ有之、斯クテ其ノ目的タル事業ノ成功ヲ見タル本会ニテハ、民法ノ規定ニ従ヒテ直チニ解散、爾来専ラ清算執行中ナリシ処今般同清算ヲ完全ニ結了仕候
玆ニ本部及支部ニ於ケル七万七千余名ノ寄附者各位ヲ初メ、本事業関係諸賢ノ御芳情ニ対シ、改メテ深甚ナル謝意ヲ表スルト共ニ此段謹告仕候
 追テ本事業費収支総決算並各支部別事業資金募集成績ハ左記ノ通ニ有之候
  昭和十三年十一月二十六日
             財団法人帝室博物館復興翼賛会
                清算人 男爵 郷誠之助
                清算人    荻野仲三郎
                同      川地喜三郎
                監事     小倉正恒
                同      串田万蔵
                同      金子堅次郎
  (一)事業費収支総決算
 一、収入総額 九百八万七千七拾八円弐拾五銭
      内訳
   政府補助金  参百五拾万円也
   寄附金収入  参百四拾参万六千九百八円五拾銭
   預金利子収入 弐百拾参万六千七百六拾弐円五拾八銭
   雑収入    壱万参千四百七円拾七銭
一、支出総額    九百八万七千七拾八円弐拾五銭
      内訳
   東京帝室博物館本館等復興造営費
        七百弐拾壱万七千九百六拾五円八拾弐銭
 - 第47巻 p.483 -ページ画像 
   帝室博物館特別資金中ヘ献納
      (第一回)百拾壱万円也
      (第二回)弐拾壱万八千七百八拾五円九拾壱銭
   事務費 四拾八万五千八円壱銭
   雑費 五万五千参百拾八円五拾壱銭
  (二)本部及各支部別事業資金募集成績○略ス
  ○当会ノ沿革概要ヲ参考迄ニ左ニ記ス。
   昭和三年九月七日   大礼記念帝室博物館復興翼賛会創立発起人総会 会長
              以下各役員決定
   昭和三年九月一五日  道府県及外地ニ支部ヲ設置ス
   昭和三年一〇月一日  民間寄付金募集額ヲ五百万円ト決定、各支部ニ割当ツ
   昭和四年二月二〇日  事業費補助金三百五十万円也下付申請
   昭和四年四月四日   財団法人ヲ設立スル件議決ス
   昭和四年五月四日   財団法人寄付行為ヲ決定ス
   昭和四年五月一三日  財団法人設立許可申請書ヲ文部大臣宛提出ス
   昭和四年六月一〇日  財団法人設立許可ヲ受ク
   昭和四年六月一一日  財団法人帝室博物館復興翼賛会設立者総会
              会長及副会長以下役員決定
   昭和四年八月一五日  事業費補助金現実下付
   昭和四年九月一〇日  帝室博物館建築設計調査委員会設立
   昭和五年一二月一七日 建築設計案懸賞募集ヲ発表ス
   昭和六年五月一六日  懸賞当選案決定
   昭和六年一〇月一日  設計及工事ヲ宮内省ニ委嘱ス
   昭和六年一一月一〇日 地鎮祭式典挙行
   (財団法人帝室博物館復興翼賛会沿革ニ拠ル)
   昭和一二年一二月   竣工・解散
   昭和一三年一一月二六日 清算結了ヲ広告ス。