デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

8章 軍事関係諸事業
2節 軍事関係諸団体
5款 財団法人報効会
■綱文

第48巻 p.655-656(DK480180k) ページ画像

大正9年12月21日(1920年)

是日栄一、当会会長トシテ宮内省ニ出頭、当会ヘノ御下賜金御沙汰ヲ拝受ス。


■資料

報効会書類(DK480180k-0001)
第48巻 p.655 ページ画像

報効会書類                 (財団法人報効会所蔵)

大正九年十二月二十一日午前十一時報効会会長トシテ宮内省ヘ出頭スヘキ旨
御沙汰ノ趣ヲ奉シ、同時刻罷出タル処、中村宮内大臣ヨリ直接ニ別紙○略ス 下附セラレタリ、而シテ其ノ席ニハ田中陸軍大臣・加藤海軍大臣モ共ニ参列セラレ、別紙拝受ノ後、余ハ本会ヲ代表シテ
聖恩ノ優渥ヲ拝謝シ、且ツ報効会ニ対スル一般寄附金募集ノ方法ハ本年ヨリ向フ十箇年ヲ一期トシテ、毎年各自約束ノ金額ヲ寄附セラルヽヲ以テ、本会維持ノ方法トスルモノナルニ付、此恩賜ノ如キモ同ク心得居リテ、本会ノ計算ヲ按出シテ差支ナキモノナルヤヲ、田中陸軍大臣ヲ経テ宮内大臣ニ伺ヒ上タルニ、宮内大臣ハ帝室ニ於テハ他ノ寄附者ト同シク年限約束ハセサルモ、毎年詮議シテ同様ノ取扱アルヘキ筈ナルニヨリ、右ニ了解セラルヘキ旨明答セラレタリ、依テ玆ニ其ノ次第ヲ録シテ、他日ノ証左ニ供スト云爾 渋沢栄一(印)
*欄外捺印
  (印)
 [写  田中陸軍大臣華押  加藤海軍大臣華押  中村宮内大臣(印)


報効会歴史(DK480180k-0002)
第48巻 p.655 ページ画像

報効会歴史                  (財団法人報効会所蔵)
 大正十年一月十九日
始メテ御下賜金十五万円ヲ賜フ
 同 一月二十七日
協議会ヲ開キ御下賜金拝受ヲ報告ス


渋沢栄一 日記 大正一〇年(DK480180k-0003)
第48巻 p.655-656 ページ画像

渋沢栄一 日記  大正一〇年         (渋沢子爵家所蔵)
一月十八日 晴 寒
○上略 田中陸軍大臣官邸ニ抵リ、報効会代表者トシテ井上氏ト共ニ陸海軍ノ将校等ト報効会ノ将来ニ付意見ヲ述フ、江木千之氏来リ癈兵ノ義足ニ付詳細ノ実験談アリ○下略
  ○中略。
 - 第48巻 p.656 -ページ画像 
一月二十七日 晴 寒
○上略 午前十一時半銀行倶楽部ニ抵リ報効会理事会ヲ開キ、帝国《(マヽ)》ヨリ恩賜顛末ヲ詳述ス、年飧後向後本会ノ施設ニ付テ種々ノ協議ヲ為ス○下略