デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

9章 其他ノ公共事業
1節 記念事業
4款 財団法人聖徳太子奉讃会
■綱文

第49巻 p.53-54(DK490023k) ページ画像

昭和4年5月25日(1929年)

是日当会、日本倶楽部ニ於テ、久邇宮朝融王総裁奉戴式ヲ挙行シ、翌二十六日東京美術学校ニ於テ、故総裁宮邦彦王奉悼法要ヲ営ム。栄一参列ス。


■資料

中外商業新報 第一五五五〇号 昭和四年五月二六日 太子奉讚会の総裁奉戴式(DK490023k-0001)
第49巻 p.53 ページ画像

中外商業新報  第一五五五〇号 昭和四年五月二六日
    太子奉讚会の総裁奉戴式
財団法人聖徳太子奉讚会では久邇元師宮殿下薨去につき、総裁として新に若宮朝融王殿下を推戴に決し御内意を伺ひ中であつたところ、御就任御快諾あらせられたので、廿五日午前十一時半から日本倶楽部で奉戴式を挙行し、定刻朝融王殿下には山田事務官・代谷御附武官を随へ台臨、細川会長・渋沢副会長以下役員百余名の奉迎を受けさせられ式場に台臨、会長細川侯から奉戴辞を述べ、殿下には諸員起立敬礼中に優渥なる令旨を賜ひ、細川奉答辞を奉りて式を終了したが、新総裁宮殿下には正午から同所において午餐会を催させられ、細川・渋沢正副会長以下一同に御会食仰付けられた、なほ同会では廿六日午後二時から上野公園東京美術学校において故総裁宮殿下の奉悼会を営むと

 - 第49巻 p.54 -ページ画像 

聖徳太子千参百年御忌奉賛会(二)(DK490023k-0002)
第49巻 p.54 ページ画像

聖徳太子千参百年御忌奉賛会(二)     (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
    昭和四年度事務報告書
○上略
○新総裁宮殿下奉戴式 四月十一日の臨時第六回評議員会に於て、満場一致を以て 故総裁宮殿下の御高徳を継承し給へる久邇宮御世嗣
朝融王殿下を本会新総裁に奉戴し奉ることに決し、特に請ひて聴允を蒙り、五月二十五日の嘉辰を卜し、丸の内日本倶楽部に台臨を仰ぎ最も森厳なる奉戴の式典を挙げ、優渥なる左の令旨を賜ふ。
 財団法人聖徳太子奉讚会ハ、多年先考カ最モ力ヲ致シテ太子ノ偉徳鴻業ヲ宣揚シ、且其ノ御遺蹟ヲ護持シ来リタルモノナリ、図ラサリキ今日其ノ遺業ヲ継承スルニ至ラントハ、顧レハ任頗ル重ク道太タ遠シ、本会ニ従事スル者、須ラク先考ノ遺志ヲ体シテ邦家ノ為メ協心戮力以テ其ノ目的事業ノ達成ニ努メ、益々其ノ実績ヲ挙ケンコトヲ望ム
  昭和四年五月二十五日
           財団法人聖徳太子奉讚会総裁 (御名)
此の日参列したる者は各役員百余名なりしなり。
○下略


集会日時通知表 昭和四年(DK490023k-0003)
第49巻 p.54 ページ画像

集会日時通知表  昭和四年       (渋沢子爵家所蔵)
五月二十六日 日 午後二時 聖徳太子奉讚会催故総裁邦彦王殿下奉悼法用(東京美術学校)


聖徳太子千参百年御忌奉賛会(二)(DK490023k-0004)
第49巻 p.54 ページ画像

聖徳太子千参百年御忌奉賛会(二)    (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
    昭和四年度事務報告書
○上略
○故総裁宮殿下奉悼会 故総裁宮殿下の奉悼会は五月二十六日午後二時上野公園東京美術学校大講堂に於て、法隆寺貫首佐伯大僧正導師の下に、いと荘厳に奉行され 久邇宮当主殿下 同妃殿下 大妃殿下 邦英王殿下 東伏見宮大妃殿下並に 梨本宮 朝香宮 東久邇宮三殿下の御代香を初め久邇侯・三条西伯令嗣・大谷伯各夫妻、其他の御親族及び本会役員、来賓三百余名の焼香参拝ありたり
此の日正木・加藤両理事夫人は御霊前に献茶献香を、安達特別委員は献花を奉仕し、又三島特別委員はカルピスの供養をなし、特に本会よりは「故総裁宮殿下奉悼集」を刊行して参拝者一同に頒ち、以て其の御高徳を偲び奉りたり。
○下略