公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15
第49巻 p.661-663(DK490214k) ページ画像
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青淵先生職任年表(未定稿) 昭和六年十二月調 竜門社編 竜門雑誌第五一九号別刷・第二三頁 昭和六年一二月刊(DK490214k-0001)
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青淵先生職任年表(未定稿) 昭和六年十二月調 竜門社編
竜門雑誌第五一九号別刷・第二三頁昭和六年一二月刊
大正年代
年 月
一五 一二 ―奉仕会顧問―昭和六、一一。
諸会報告書(三) 【奉仕会第五回会報 自大正十五年四月一日至昭和二年三月卅一日 役員異動】(DK490214k-0002)
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諸会報告書(三) (渋沢子爵家所蔵)
奉仕会第五回会報 自大正十五年四月一日至昭和二年三月卅一日
役員異動
嘱託す顧問 子爵清浦奎吾
嘱託す同 子爵渋沢栄一
○下略
諸会発起趣意書(四) 【(印刷物) 奉仕会趣旨書】(DK490214k-0003)
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諸会発起趣意書(四) (渋沢子爵家所蔵)
(印刷物)
奉仕会趣旨書
世界大戦局を結び、我大日本帝国は一躍して五大強国の班に列し、国運の隆昌前古比なしと雖も、熟々内外の情勢を察すれば、外来の新思想動もすれば、我が国民の思想を揺憾し、綱紀は紊れ、道義廃れ、建国以来大和民族の特性として矜持したる良風美俗、今や将に泯滅に瀕せんとす。内既に此の深憂あり、外国際の競争益々急にして、帝国の地位重且つ難を加ふ、想ふて此に至れば我帝国の前途洵に寒心に堪へざるなり、此重大の危機に当り、克く金甌無欠の国家をして泰山の安きに置き、国利民福を増進し国運の発展を期するは容易の業に非ず、一に国民の思想を堅実にし、協心戮力以て国力の充実を図るの外あるべからず。畏も 明治天皇は夙に、国家国民の前途を軫念し給ひ、或は軍人勅諭に於て、或は戊申詔書に於て、我が国民の嚮ふ所を諭示し給ふこと一再に止まらず、此れ皆吾人の拳々服膺して懈るべからざる千載不磨の御聖訓なり。就中戊申詔書に於て『宜しく上下心を一にし
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忠実業に服し、勤倹産を治め、惟れ信惟れ義、醇厚俗を成し、華を去り実に就き、荒怠相誡め、自彊息まざるべし』と宣ひしが如きは、宛も刻下の世局に処する国民の覚悟と努力とを誨へ給ふものゝ如し、誰か之れを奉誦して感奮せざることを得んや。吾人国家の前途を憂ひて 明治天皇を追慕し奉るの情転た切なり、玆に於て同志相謀り奉仕会を創設し、和衷協同以て聖旨に副ひ奉り、聊か報効の忱を輸さんことを期す。
大正十年十一月三日
役員 会長 海軍中将 佐藤鉄太郎
副会長 男爵 若王子文健
評議員 (順序不同)○氏名略ス
○中略
奉仕会々則(大正十五年三月三日)
一、本会ハ奉仕会ト称ス
置位
一、本会ハ本部ヲ東京ニ置キ各要地ニ支部ヲ置ク
目的
一、本会ハ明治天皇戊申詔書ノ聖旨ヲ奉戴シ剛健質実ナル国民的精神ヲ涵養スルヲ以テ目的トス
事業
一、本会ハ其目的ヲ達センガ為左ノ事業ヲ行フ
一、毎月三日神前誓約式挙行
一、戊申詔書謹解並ニ大御心発行
一、報効貯金
一、神宮参拝会
一、講演会開催並ニ功労者表彰
一、其ノ他必要ト認ムル事業ハ評議員会ノ決議ニヨリ之ヲ行フ
○中略
東京市麹町区飯田町六ノ二四番地
奉仕会本部
振替東京三七九八〇番
電話四谷三四一〇番
竜門雑誌 第五一八号・第二〇―六一頁昭和六年一一月 葬儀○渋沢栄一(DK490214k-0004)
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竜門雑誌 第五一八号・第二〇―六一頁昭和六年一一月
葬儀○渋沢栄一
十五日○一一月
○中略
一、青山斎場着棺 午前九時四十分。
一、葬儀開始 午前十時。
一、葬儀終了 午前十一時三十分。
一、告別式 午後一時開始三時終了。
○中略
また東京市民を代表した永田市長の弔詞、実業団を代表した郷誠之助男の弔詞朗読があり、他の数百に達する弔詞を霊前に供へ、十一時半予定の如く葬儀を終了した。
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○中略
弔詞
○中略
尚ほその他弔詞を寄せられたる重なるものは左の如くである。(順序不同)
○中略
奉仕会
○下略