デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
1款 株式会社第一銀行
■綱文

第50巻 p.188-189(DK500032k) ページ画像

大正6年――昭和6年(1917-1931年)

栄一、当行頭取辞任以後、歿年ニ至ルマデ、相談役トシテ、努メテ当行ノ年賀式及ビ株主総会等ニ出席シテ、演説ヲナス。


■資料

渋沢栄一 日記 大正一〇年(DK500032k-0001)
第50巻 p.188-189 ページ画像

渋沢栄一 日記  大正一〇年         (渋沢子爵家所蔵)
一月一日 快晴 軽寒
○上略 第一銀行ニ抵リ、新年ノ祝盃ヲ挙ク、行員弐百余名アリ、祝賀畢リテ行員ニ一場ノ訓示ヲ為ス○下略
(欄外記事)
 無復功名累此身。悠遊我自養吾真。馬齢八秩還加二。天使寿康帰逸民。
   辛酉元旦               青淵逸人
 此詩当日第一銀行ニ持参シテ一同ニ披露ス
  ○中略。
一月三日 曇 寒
○上略 午飧後各種ノ揮毫ヲ為ス、第一銀行支店ノ扁額○中略類十数枚ニ及フ、夜ニ入リテ止ム○下略
  ○中略。
一月六日 晴 寒
○上略 午後四時過常盤屋ニ抵リ、第一銀行重役招宴ノ事アリ、佐々木・日下・土岐・石井・杉田・西園寺・山口等ノ諸氏来会ス、囲碁又ハ種
 - 第50巻 p.189 -ページ画像 
種ノ余興アリ、夜十時散会帰宅○下略
  ○中略。
一月九日 快晴 軽寒
○上略
夜飧後、第一銀行本支店ノ人々ニ写真ヲ交付スルニ付、其写真ニ自署ス、合計四十九枚ナリ
○下略
  ○中略。
一月二十七日 晴 寒
○上略 午後二時同所○銀行倶楽部ニ於テ、第一銀行株主総会開カル、出席シテ一場ノ意見ヲ述ヘ、経済界ノ将来ヲ予言ス○下略
  ○栄一、一月九日ハ大磯明石邸ニ在リ。


竜門雑誌 第三九三号・第六六頁大正一〇年二月 ○第一銀行定時株主総会(DK500032k-0002)
第50巻 p.189 ページ画像

竜門雑誌  第三九三号・第六六頁大正一〇年二月
○第一銀行定時株主総会 第一銀行にては一月廿七日午後二時より、銀行倶楽部に於て第四十九回定時株主総会を開き、佐々木頭取議長席に着き、大正九年七月一日より同年十二月卅一日に至る同期間決算書類の承認及同期間に於ける左記利益金処分案○略スの決議を求めたるに満場一致之を可決し、最後に青淵先生の演説等ありて散会したる由。
○下略


竜門雑誌 第三九九号・第八〇頁大正一〇年八月 ○第一銀行定時株主総会(DK500032k-0003)
第50巻 p.189 ページ画像

竜門雑誌  第三九九号・第八〇頁大正一〇年八月
○第一銀行定時株主総会 株式会社第一銀行にては七月二十六日午後二時より、銀行集会所に於て第五十期定時株主総会を開き、佐々木頭取会長席に就き、今期(大正十年度上半季)営業の概況を報告する所あり、終つて左記利益金処分案○略スを附議し、満場一致之を可決し、更に取締役石井健吾・西園寺亀次郎、及監査役土岐僙・竹山純平・山口荘吉五氏の改選を行ひたるが、何れも重任となり、最後に青淵先生所感を述べられ、午後三時散会せる由。
○下略
  ○栄一ノ演説筆記ヲ欠ク。