デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
5款 社団法人東京銀行集会所 東京銀行倶楽部
■綱文

第50巻 p.502-503(DK500108k) ページ画像

明治45年7月25日(1912年)

是日栄一、東京銀行集会所通常総会ニ出席シ、議事ヲ司宰ス。尚、聖上陛下御不例ニ付、天機奉伺ノ議ヲ決シ、栄一、当集会所代表トシテ二十七日及ビ三十日宮内省ニ出頭シ、天機ヲ奉伺ス。


■資料

銀行通信録 第五四巻第三二二号・第四二頁大正元年八月 ○録事 ○東京銀行集会所社員通常総会/○天機奉伺/○臨時休業(DK500108k-0001)
第50巻 p.502-503 ページ画像

銀行通信録  第五四巻第三二二号・第四二頁大正元年八月
 ○録事
    ○東京銀行集会所社員通常総会
明治四十五年七月二十五日午後五時四十分開会、出席社員三十八、人員四十名にして理事会長男爵渋沢栄一君議長席に着き、明治四十五年上半期事務報告書、同決算、明治四十五年六月末財産目録及銀行倶楽部経費補充金支出事後承諾の件は異議なく承諾を得、明治四十五年下半期予算及株式会社住友銀行加入継承承諾の件は原案の通り可決し、合名会社深田銀行及株式会社北浜銀行加入申込承諾の件は無記名投票の結果、定款規定の多数を以て孰れも承諾に決し、夫より株式会社三井銀行早川千吉郎君の発議に依り 聖上陛下御不例に付会長より当集会所を代表して 天機を奉伺することに決し、右にて議事を了り午後
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六時二十分閉会せり
○中略
    ○天機奉伺
当集会所会長男爵渋沢栄一君は 聖上陛下御不例に付、七月二十五日社員通常総会の決議に基き、同二十七日当集会所を代表し宮内省に出頭の上天機を奉伺せられたり
    ○臨時休業
聖上陛下崩御に付、社員銀行は七月三十日臨時休業の上謹みて敬弔の意を表したり


社団法人東京銀行集会所第六十五回報告 明治四十五、大正元年下半期 第五頁刊(DK500108k-0002)
第50巻 p.503 ページ画像

社団法人東京銀行集会所第六十五回報告 明治四十五、大正元年下半期
                          第五頁刊
    天機奉伺並臨時休業ノ事
一 聖上陛下御不例続テ崩御ニ付、当集会所会長男爵渋沢栄一君ハ七月二十七日及同三十日宮内省ニ出頭ノ上 天機ヲ奉伺セラレタリ
一 聖上陛下崩御ニ付、社員銀行ハ七月三十日臨時休業ノ上、敬弔ノ意ヲ表シタリ
一御大喪儀御執行ニ付、社員銀行ハ九月十三日ヨリ同月十五日迄三日間、臨時休業ノ上謹慎ノ意ヲ表シタリ


竜門雑誌 第二九一号・第七七頁大正元年八月 ○青淵先生の天機奉伺(DK500108k-0003)
第50巻 p.503 ページ画像

竜門雑誌  第二九一号・第七七頁大正元年八月
○青淵先生の天機奉伺 青淵先生には先帝が御不例に渡らせらるゝを甚く心痛せられ、夙夜御悩の御恢復あらせ給はんことを祈念せられ、屡々参内天機を奉伺せられたるが、七月二十六日《(マヽ)》には第一銀行・東京銀行集会所・東京養育院・中央慈善協会の代表者として宮中に参内し謹で天機を奉伺せられたり○下略



〔参考〕銀行通信録 第五四巻第三二三号・第四二頁大正元年九月 ○録事 当集会所改築準備委員(DK500108k-0004)
第50巻 p.503 ページ画像

銀行通信録  第五四巻第三二三号・第四二頁大正元年九月
 ○録事
    ○当集会所改築準備委員
先年来懸案たりし当集会所改築の件は、七月二十五日社員通常総会の節、改めて池田謙三・池田成彬・早川千吉郎・加納友之介・成瀬正恭村井貞之助・安田善三郎・松方巌・松尾吉士・佐々木勇之助・三村君平・渋沢栄一の十二君を改築準備委員に選定し、出資の方法、場所の選定及設計の立案を委任することに決したり



〔参考〕銀行通信録 第五四巻第三二四号・第六七頁大正元年一〇月 ○録事 東京銀行集会所社員臨時総会(DK500108k-0005)
第50巻 p.503 ページ画像

銀行通信録  第五四巻第三二四号・第六七頁大正元年一〇月
 ○録事
    ○東京銀行集会所社員臨時総会
大正元年十月二日午后一時三十分開会、出席社員三十五行、人員三十八名にして、理事会長男爵渋沢栄一君議長席に着き、当日の議題たる山口銀行加入申込承諾の件を議に付し、無記名投票の結果定款規定の多数を以て承諾の事に決し、午后一時四十分閉会せり