デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

3章 商工業
2節 蚕糸・絹織業
5款 其他 2. 両毛織物鑑賞会
■綱文

第52巻 p.460-461(DK520047k) ページ画像

 --


■資料

竜門雑誌 第二九四号・第七二―七三頁 大正元年十一月 ○両毛織物鑑賞会(DK520047k-0001)
第52巻 p.460-461 ページ画像

竜門雑誌 第二九四号・第七二―七三頁 大正元年十一月
○両毛織物鑑賞会 足利織物改良組・桐生御召秀友会・桐生相進会・桐生織物同志会・桐生協励会・伊勢崎織物改良組・館林機業同盟会・中野絣製織同業者・邑楽織物同業組合有志・佐野織物同業組合員有志主催となり、本月十五・六・七日の三日間に亘り帝国ホテルに於て公開せられたる両毛織物鑑賞会は、同十四日午後三時其披露会を催せり開会前来賓諸氏を陳列室に導きて清鑑を請ひ、忌憚なき批評を求めたる後、披露の式に移る、会長関田嘉七郎氏開会の辞を陳べ、次で顧問渋沢栄一男左の挨拶を為す。
 - 第52巻 p.461 -ページ画像 
 何処にも国自慢、地方自慢と云ふことあり、昨年の桐生お召縮緬鑑賞会は、直ぐ隣りの足利をば国違ひの故に抱合することを得ざりき今回は此の地方的感情を撤去し、両毛織物組合の協力一致によりて本会の開催を見るに至れるは喜ばしきことなり、閣下並に諸君、希くば製品の進歩よりも寧ろ此の精神上の進歩に対し鑑賞を下し給はんことを云々
次で牧野農相・岡商工局長・坂田通商局長・阪谷東京市長の演説ありしと云ふ。
尚、青淵先生には中野武営氏と共に同会の顧問たる事を承諾せられたるが、同会は一時的のものにあらずして永久的組織となして、後毎年一回若くは二回開会する由なり、同会々則及役員は如左
      会則
第一条 本会は両毛織物鑑賞会と称し、足利・桐生・伊勢崎・邑楽・佐野各産地同業組合員の有志団体之を主催す
第二条 本会は日本織物界の趨勢を研究し、時々嗜好の向上を図る目的を以て両毛各産地の染織物を蒐集陳列し、社会各方面の代表的識者の鑑賞を請ふにあり
○中略
  顧問
                  男爵 渋沢栄一
           東京商業会議所会頭 中野武営
  会長  両毛織物同業組合聯合会組長  関田嘉七郎
  副会長 両毛織物同業組合聯合会副組長 飯塚春太郎
  理事                 籾山唯四郎
                     福田兼吉
                     星野栄作
                     橋田宗太郎
                     江森泰吉