デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

3章 商工業
10節 化学工業
6款 理化学興業株式会社
■綱文

第53巻 p.192-198(DK530034k) ページ画像

昭和2年11月25日(1927年)

是日、日本工業倶楽部ニ於テ、当会社創立総会開カル。嫡孫敬三、当会社監査役トナル。


■資料

(理化学興業株式会社) 第壱回営業報告書 自昭和二年十一月二十五日至同年十二月三十一日 第一―一六頁刊(DK530034k-0001)
第53巻 p.192-194 ページ画像

(理化学興業株式会社) 第壱回営業報告書
             自昭和二年十一月二十五日至同年十二月三十一日 第一―一六頁刊
    第一回決算報告書
                    理化学興業株式会社
昭和二年十一月二十五日ヨリ同年十二月末日ニ至ル期間ノ当会社事業ノ概要並ニ諸計算ヲ報告スルコト左ノ如シ
      業務概要
  一、「アドソール」工業ノ開始
○中略
  二、「アドソール」製造工場設置
○中略
  三、会社出張所設置
越後鎌田ニ存在セシ東洋瓦斯試験所ノ事務所木造瓦葺四拾坪ヲ柏崎ニ移転シ、当会社柏崎出張所事務所ニ当ツルコトヽセリ
  四、揮発油採集試験
○中略
      庶務概要
  一、創立総会
昭和二年十一月二十五日午前十時東京市麹町区永楽町二丁目日本工業倶楽部ニ於テ創立総会ヲ開キ、左記ノ事項ヲ附議承認セリ
(一)会社創立ニ関スル事項ノ報告
(二)取締役五名及監査役三名選任左記ノ通リ
  取締役 子爵大河内正敏君 大橋新太郎君 植村澄三郎君
      田中栄八郎君 木村徳衛君
  監査役 安田善五郎君 男爵森村開作君 渋沢敬三君
(三)商法第百三十四条ノ事項調査報告
(四)取締役及監査役カ受クヘキ報酬ヲ年額壱万五千円以内トスルコト
(五)発起人ノ作成セル定款
  二、取締役会長及相談役ノ就任
昭和二年十一月二十五日午前十一時東京市麹町区永楽町二丁目日本工業倶楽部ニ於テ重役会ヲ開キ、取締役ノ互選ヲ以テ取締役会長ヲ選任シ、猶相談役七名ヲ推挙セリ、其氏名左ノ如シ
 取締役会長 子爵大河内正敏君
 相談役   橋本圭三郎君 門野重九郎君 山岡順太郎君
       牧田環君   青木菊雄君  湯川寛吉君
       松本烝治君
  三、設立登記
 - 第53巻 p.193 -ページ画像 
昭和二年十二月七日当会社設立ノ登記ヲ東京区裁判所ニ申請シ、登記ヲ了セリ
  四、事務所
当会社事務所ハ理化学研究所内ニ設置スルヲ便利トスルヲ以テ、同所第十号館(裏門通栄養研究所東隣)ヲ借入レ、之ニ当ツルコトヽセリ
    貸借対照表 (昭和二年十二月三十一日)


図表を画像で表示貸借対照表 (昭和二年十二月三十一日)

        資産之部                負債之部  科目          金額             料目      金額                      円                      円 未払込資本金      二、一〇〇、〇〇〇・〇〇   資本金     三、〇〇〇、〇〇〇・〇〇 土地             一二、二八八・二七   預リ保証金       五、〇〇〇・〇〇 借家権            一五、九五〇・〇〇   諸未払金        三、〇一七・六一 元東洋瓦斯試験所勘定    二九一、三九九・三七   前金預リ勘定      三、四〇〇・〇〇 工事勘定              五一〇・〇〇 柏崎工場建築仮勘定       四、二六六・七四 銀座販売店勘定         二、〇〇〇・〇〇 仮払金             二、〇〇〇・〇〇 敷金              五、〇〇〇・〇〇 銀行預金          五七〇、三四〇・七〇 現金                一一八・二一 設立費             六、七〇〇・〇〇 瓦斯侖研究費            六四三・〇〇 小計          三、〇一一、二一六・二九   小計      三、〇一一、四一七・六一 当期損失金             二〇一・三二     計          三、〇一一、四一七・六一    計      三、〇一一、四一七・六一 




財産目録 (昭和二年十二月三十一日)

   科目                 金額
                           円
未払込資本金            二、一〇〇、〇〇〇・〇〇
土地                   一二、二八八・二七
借家権                  一五、九五〇・〇〇
元東洋瓦斯試験所勘定          二九一、三九九・三七
工事勘定                    五一〇・〇〇
柏崎工場建築仮勘定             四、二六六・七四
銀座販売店勘定               二、〇〇〇・〇〇
仮払金                   二、〇〇〇・〇〇
敷金                    五、〇〇〇・〇〇
銀行預金                五七〇、三四〇・七〇
現金                      一一八・二一
設立費                   六、七〇〇・〇〇
瓦斯侖研究費                  六四三・〇〇
  計               三、〇一一、二一六・二九

    損益計算書 (第一期自昭和二年十一月二十五日至昭和二年十二月三十一日)
 - 第53巻 p.194 -ページ画像 

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    利益之部              損失之部             円                 円 利息収入   三、〇〇四・〇三   営業費      九一六・七八  小計    三、〇〇四・〇三   設立費消却  二、二八八・五七 当期損失金    二〇一・三二    小計    三、二〇五・三五   計    三、二〇五・三五     計    三、二〇五・三五 



    損失金処分案
 一金弐百壱円参拾弐銭也           当期損失金
  之ヲ処分スルコト左ノ如シ
 一金弐百壱円参拾弐銭也         後期繰越損失金
  右ノ通リニ候也
  昭和三年一月十四日
              理化学興業株式会社
               取締役会長 子爵大河内正敏
               取締役   大橋新太郎
               取締役   植村澄三郎
               取締役   田中栄八郎
               取締役   木村徳衛
右審査候処相違無之候也
  昭和三年一月二十日
               監査役 男爵 森村開作
               監査役   安田善五郎
               監査役   渋沢敬三
    株主名簿 (昭和二年十二月三十一日現在)

図表を画像で表示株主名簿 (昭和二年十二月三十一日現在)

  株数   府県  株主氏名        株数  府県  株主氏名 五、〇〇〇 東京 財団法人理化学研究所   三〇〇 同  団琢磨 一、〇〇〇 同  合名会社大倉組      三〇〇 同  相馬半治 一、〇〇〇 大阪 山岡順太郎        三〇〇 同  根津嘉一郎 一、〇〇〇 東京 三井合名会社       三〇〇 同  松村精一 一、〇〇〇 同  三菱合資会社       三〇〇 同  共済生命保険株式会社 一、〇〇〇 大阪 住友合資会社       三〇〇 同  藤山雷太   五〇〇 東京 服部金太郎        三〇〇 同  帝国海上火災保険株式会社   五〇〇 同  原邦造          三〇〇 同  浅野泰治郎   五〇〇 同  日本石油株式会社     三〇〇 兵庫 湯川寛吉   五〇〇 同  大橋新太郎        三〇〇 東京 結城豊太郎   五〇〇 兵庫 多木三良         三〇〇 同  三輪善兵衛   五〇〇 東京 合名会社安田保善社    三〇〇 同  渋沢敬三   五〇〇 同  安田善五郎        三〇〇 同  末延道成   五〇〇 同  男爵 森村開作      三〇〇 同  鈴木三郎助   三〇〇 同  大川平三郎     ○三百株以下略ス。   三〇〇 同  子爵 大河内正敏     合計   三〇〇 同  小倉常吉          参万株   三〇〇 同  田中栄八郎           百四拾八名   三〇〇 同  玉置金八 



 - 第53巻 p.195 -ページ画像 

理化学興業株式会社株主書類(DK530034k-0002)
第53巻 p.195-197 ページ画像

理化学興業株式会社株主書類      (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
    理化学興業株式会社定款
      第一章 総則
第一条 当会社ハ理化学興業株式会社ト称ス
第二条 当会社ハ本店ヲ東京市ニ置キ、必要ナル地ニ出張所ヲ設クルコトヲ得
第三条 当会社ハ理化学研究所ト契約ノ下ニ左ノ業務ヲ営ムヲ以テ目的トス
 一、理化学研究所ノ発明考案ニ付工業ヲ実施スルコト
 二、前項ノ工業ヲ目的トスル他ノ工業会社ニ投資シ、並ニ其工業会社及ヒ理化学研究所ノ製品販売ノ委託ヲ受クルコト
 三、理化学研究所ノ工業所有権ヲ譲渡シ又ハ其実施権許諾ノ媒介ヲ為スコト
 四、前諸号ノ業務ニ附帯スル事業
第四条 当会社ノ資本金額ハ金参百万円トス
第五条 当会社ノ公告ハ東京市ニ於テ発行スル新聞ニ掲載ス
      第二章 株式
第六条 当会社ノ株式ハ参千株トシ壱株ノ金額ヲ金壱千円トス
第七条 当会社ノ株式ハ記名式トシ株券ハ壱株券・五株券ノ二種トス
第八条 株金第一回ノ払込ハ壱株ニ付金参百円トシ、第弐回以後ノ払込額及ヒ時期ハ取締役会ノ決議ヲ以テ之ヲ定ム
第九条 株主カ期日ニ払込ヲ為サヽルトキハ、当会社ハ期日ノ翌日ヨリ払込ノ日迄金百円ニ付壱日金四銭ノ割合ヲ以テ延滞利息ヲ徴収シ且延滞ノ為メ損害ヲ生シタルトキハ之ヲ賠償セシム
第十条 株券ノ分合又ハ汚損ノ為メ新券ノ交付ヲ請求セムトスル者ハ請求書ニ株券ヲ添附シ之ヲ当会社ニ差出スヘシ
 当会社ハ旧券ト引換ニ新券ヲ交付スルモノトス
 株券ノ滅失又ハ紛失ノ為メ新券ノ交付ヲ請求セムトスル者ハ、当会社ノ承認スル保証人ノ連署ヲ以テ請求書ヲ当会社ニ差出スヘシ、当会社ハ請求者ノ費用ヲ以テ其旨ヲ公告シ、異議ノ申出ナクシテ参拾日ヲ経過シタルトキ旧券ヲ無効トシ新券ヲ交付スルモノトス
第十一条 当会社ノ株式ハ会社ノ承諾ナクシテ之ヲ譲渡スルコトヲ得ス
 前項ノ承諾ヲ為スニハ取締役会ノ決議ヲ経ルコトヲ要ス
第十二条 当会社ノ承諾ヲ得テ譲渡ニ因リ株式名義ノ書換ヲ請求セムトスル者ハ、当会社所定ノ書式ニ依ル名義書換請求書ニ株券ヲ添付シ、之ヲ当会社ニ差出スヘシ
 相続・遺贈・会社合併等契約ニ因ラスシテ株式ヲ取得シタル者又ハ株券記載ノ氏名其他ノ名称ヲ変更シタル株主ハ、名義書換請求書ニ其事由ヲ証スル書類及ヒ株券ヲ添付シテ之ヲ当会社ニ差出スヘシ
第十三条 新株券交付ノ手数料ハ株券壱通ニ付キ金壱円、株式ノ名義書換手数料ハ株券壱通ニ付キ金参拾銭トス
第十四条 当会社ハ毎決算期日ノ翌日ヨリ其期ノ定時株主総会終了ノ
 - 第53巻 p.196 -ページ画像 
日迄株式名義ノ書換ヲ停止ス
 前項ノ外必要ト認ムルトキハ、予メ公告ヲ為シ一定ノ期間株式ノ名義書換ヲ停止スルコトアルヘシ
第十五条 株主又ハ其法定代理人ハ氏名・住所及ヒ印鑑ヲ当会社ニ届出ヘシ、之ニ変更アリタルトキ亦同シ
 株主又ハ其法定代理人ヨリ当会社ニ提出スル文書ニハ、印鑑ニ符合スル印章ヲ押捺スヘシ
 外国ニ住所ヲ有スル株主ハ、帝国内ニ仮住所ヲ定メ、之ヲ当会社ニ届出ヘシ
第十六条 株主又ハ其法定代理人カ前条ノ規定ニ違背シタル為メニ生シタル結果ニ付テハ、当会社ハ其責ニ任セス
      第三章 株主総会
第十七条 定時株主総会ハ毎年壱月及ヒ七月ニ之ヲ招集ス
第十八条 株主ノ委任ニ因リ株主総会ニ出席スル代理人ハ当会社ノ株主タルコトヲ要ス
 代理人ハ委任状ヲ当会社ニ差出スヘシ
第十九条 株主総会ノ議長ハ取締役会長之ニ当タリ、取締役会長差支アルトキハ専務取締役之ニ代リ、専務取締役差支アルトキハ他ノ取締役之ニ代ル
第二十条 株主総会ノ決議ハ法律ニ別段ノ規定アル場合ノ外、出席株主ノ議決権ノ過半数ニ依ル
 可否同数ナルトキハ議長ノ決スル所ニ依ル
第二十一条 株主総会ノ決議ハ之ヲ決議録ニ記載シ、議長及出席株主弐名以上署名捺印スルモノトス
      第四章 役員
第二十二条 当会社ニ取締役七名以内、監査役参名以内ヲ置ク
第二十三条 取締役及ヒ監査役ヲ株式五株以上ヲ有スル株主中ヨリ之ヲ選任ス
第二十四条 取締役ノ任期ハ参年、監査役ノ任期ハ弐年トス、但任期カ其任期中最終ノ決算期ニ関スル定時総会前ニ満了スルトキハ、其総会ノ終了ニ至ル迄之ヲ伸長ス、補欠又ハ増員ノ為メ選任セラレタル取締役及ヒ監査役ノ任期ハ、他ノ在任同役ノ残任期ニ依ル
第二十五条 取締役《(又脱カ)》ハ監査役ニ欠員ヲ生シタル場合ニ於テ法定ノ員数ヲ欠カサルトキハ、補欠選挙ヲ行ハサルコトヲ得
第二十六条 取締役ハ在任中其有スル当会社株式五株ヲ監査役ニ供託スヘシ
第二十七条 取締役ハ互選ヲ以テ取締役会長・専務取締役ヲ選任ス
第二十八条 取締役ハ取締役会ヲ組織シ、業務執行ニ関スル重要事項ヲ議定ス
 取締役会ハ取締役会長又ハ専務取締役之ヲ招集ス
 取締役会ノ決議ハ出席取締役ノ過半数ヲ以テ之ヲ為ス
 理化学研究所ノ代表者及ヒ監査役ハ取締役会ニ出席シテ意見ヲ述フルコトヲ得
      第五章 計算
 - 第53巻 p.197 -ページ画像 
第二十九条 当会社ハ壱年ヲ弐期ニ分チ、壱月壱日ヨリ六月参拾日迄ヲ上半期、七月壱日ヨリ拾弐月参拾壱日迄ヲ下半期トシ、各期毎ニ決算ヲ為スモノトス
第三十条 毎期ノ総収入金ヨリ総支出金ヲ控除シテ得タル残額ヲ利益金トシ、其利益金ヨリ百分ノ五以上ノ法定積立金ヲ積立テ、且百分ノ五以内ノ役員賞与金ヲ支出シタル残額ハ、年壱割ノ割合ニ至ル迄第一次配当金トシテ之ヲ株主ニ配当スルコトヲ得
 年壱割ノ利益配当ヲ為シタル後剰余アルトキハ、其剰余ノ半額ヲ理化学研究所ニ対スル報償金トシテ同所ニ納付シ、残額ハ第二次配当金トシテ之ヲ株主ニ配当シ、別途積立金トシテ積立テ、又ハ後期繰越金ト為スコトヲ得
第三十一条 株主配当金ハ毎決算期末日現在ノ株主ニ之ヲ支払フ
 株主総会ニ於テ配当ノ決議ヲ為シタル後五年内ニ株主カ配当金ノ支払ヲ請求セサルトキハ其権利ヲ失フ
第三十二条 当会社ハ各種事業ニ付キ各別ニ独立シテ会計ヲ為スコトヲ得
      第六章 附則
第三十三条 左ニ掲クル事項ハ理化学研究所ノ承認ヲ受クルモノトス
 一、定款ノ変更
 二、事業計画及ヒ其変更
 三、株金ノ払込
 四、社債ノ募集
 五、第三条第四号ニ規定スル附帯事業ノ経営
 六、役員ノ選任
 七、利益金ノ処分
 八、合併及ヒ任意解散
 九、前諸号ノ外重要事項ニ関スル取締役会ノ決議ニシテ理化学研究所トノ間ノ契約ニ因リテ定メタルモノ
第三十四条 当会社ノ負担ニ帰スヘキ設立費用ハ金壱万円以内トス


(理化学興業株式会社)第弐回営業報告書 自昭和三年一月一日至昭和三年六月三十日 第一〇―一二頁刊(DK530034k-0003)
第53巻 p.197-198 ページ画像

(理化学興業株式会社)第弐回営業報告書 自昭和三年一月一日至昭和三年六月三十日
                      第一〇―一二頁刊
    第二回営業報告書
○上略
      損益計算書 (自昭和三年一月一日至同年六月三十日)

図表を画像で表示損益計算書 (自昭和三年一月一日至同年六月三十日)

      利益之部                 損失之部  科目      金額          科目         金額               円                      円 工事引渡差益  八四、〇四五・二六   営業費        五〇、二八二・七三 商品売上益      八七八・三七   理化学研究所報償金   二、〇〇〇・〇〇 利息収入    一一、四一九・七三   設立費消却       六、七〇〇・〇〇 雑収入      三、二五六・六二    小計        五八、九八二・七三  小計     九九、五九九・九八   当期利益金      四〇、六一七・二五  合計     九九、五九九・九八    合計        九九、五九九・九八 



 - 第53巻 p.198 -ページ画像 
      利益金処分案
一金四万六百拾七円弐拾五銭也 当期利益金
一金弐百壱円参拾弐銭也 前期繰越損失金
  差引金四万四百拾五円九拾参銭也
  之ヲ処分スルコト左ノ如シ
一金弐千壱百円也 法定積立金
一金弐千円也 役員賞与金
一金参万壱千五百円也(年七分ノ割一株ニ付金壱円五銭) 株主配当金
一金弐千八百円也 別途積立金
一金弐千拾五円九拾参銭也 後期繰越金
右ノ通リニ候也
  昭和三年七月十四日
             理化学興業株式会社
              取締役会長 子爵大河内正敏
              取締役   大橋新太郎
              取締役   植村澄三郎
              取締役   田中栄八郎
              取締役   木村徳衛
右審査候処相違無之候也
  昭和三年七月十八日
              監査役   男爵森村市左衛門
              監査役   安田善五郎
              監査役   渋沢敬三
   ○昭和三年下半期以降ニ於ケル利益金及ビ配当率ハ左ノ如シ。(当会社営業報告書ニ拠ル)
    昭和三年下半期利益金四万四千九百六拾七円弐拾弐銭、配当率年八分ノ割
    昭和四年上半期利益金五万壱千弐百九拾壱円四拾四銭、配当率前期ニ同ジ
    昭和四年下半期利益金五万参千八百七拾円六拾五銭、配当率前期ニ同ジ
    昭和五年上半期利益金五万九千参百参拾九円八拾銭、配当率前期ニ同ジ
    昭和五年下半期利益金四万七千弐拾四円弐銭、配当率 年五分
    昭和六年上半期ヨリ同八年上半期ノ間ハ無配当