デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

6章 対外事業
2節 支那・満洲
6款 日華実業協会
■綱文

第55巻 p.537-538(DK550110k) ページ画像

昭和6年11月15日(1931年)

是月十一日栄一歿ス。是日葬儀ニ際シ、当協会ヨリ弔詞ヲ贈ル。


■資料

竜門雑誌 第五一八号・第二〇―二八頁 昭和六年一一月 葬儀○渋沢栄一(DK550110k-0001)
第55巻 p.537-538 ページ画像

竜門雑誌  第五一八号・第二〇―二八頁 昭和六年一一月
    葬儀○渋沢栄一
      十五日○一一月
○中略
 一、青山斎場着棺 午前九時四十分。
 一、葬儀開始   午前十時。
 一、葬儀終了   午前十一時三十分。
 一、告別式    午後一時開始三時終了。
○中略
また東京市民を代表した永田市長の弔詞、実業界を代表した郷誠之助男の弔詞朗読があり、他の数百に達する弔詞を霊前に供へ、十一時半予定の如く葬儀を終了した。
○中略
    弔詞(順序不同)
○中略
謹ンテ故子爵渋沢栄一閣下ノ霊前ニ白フス
曩ニ大正九年本協会ノ創立セラルヽヤ、閣下ハ吾等ノ懇請ヲ容レ、俯シテ会長ノ任ニ就カル、爾来本会ハ、閣下ノ偉大ナル人格ト熱誠渝ラサル指導トノ下ニ、力ヲ日華国交ノ輯睦並ニ経済上ノ提携ニ効シ、多
 - 第55巻 p.538 -ページ画像 
大ノ貢献ヲ為シタルハ中外ノ倶ニ斉シク認ムル所ナリ、然ルニ近年民国ノ情勢愈変転シテ、彼我主張ノ乖離ヲ来タシ、遂ニ今回ノ如キ事変ノ勃発ニ到ル
今ヤ内外多艱ノ秋ニ際シ、吾等ハ偏ニ閣下ノ鼎力啓迪ニ倚リテ、本会ノ負荷スル使命ヲ遂行セントスルニ当リ、忽焉トシテ玆ニ仙逝ニ遭フ独リ本会ノ不幸ナルノミナラス、又寔ニ邦家ノ為メ痛惜措ク能ハサル所、温容竟ニ再ビ仰ク可カラス
嗚呼哀哉、謹而弔ス
  昭和六年十一月十五日
               日華実業協会
                副会長 児玉謙次