デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

3部 身辺

5章 交遊
節 [--]
款 [--] 5. 大倉喜八郎
■綱文

第57巻 p.440-441(DK570197k) ページ画像

大正2年10月23日(1913年)

是日、大倉美術館構内ニ於テ、大倉喜八郎ノ寿像除幕式挙行セラル。栄一出席シテ、祝辞ヲ述ブ。


■資料

竜門雑誌 第三〇六号・第五六頁 大正二年一一月 ○大倉鶴彦翁の寿像除幕式(DK570197k-0001)
第57巻 p.440-441 ページ画像

竜門雑誌  第三〇六号・第五六頁 大正二年一一月
○大倉鶴彦翁の寿像除幕式 大倉鶴彦翁の寿像除幕式は十月廿三日午前十時を以て挙行せられたり。其建設地は赤坂葵町大倉美術館構内山腹にして、此処に式場を設け鶴彦翁を初めとし一門の人々及び青淵先生・石黒男・野田男・益田孝・馬越恭平・安田善三郎・早川千吉郎・村井吉兵衛・川崎金三郎・佐竹作太郎・大橋新太郎等の諸氏其他五百余名居並び特に此の式に列せんとて急遽大阪より帰京し、座長の任に当れる馬越恭平氏の挨拶を以て式を始め、委員の工事進行其他報告型の如く終りて後、翁令孫鶴吉氏が喜七郎氏夫妻に手を引かれつゝ進み出でゝ、綱を手にするよと見る間に紅白段々の幕は左右に落ちて、椅子に恁れる翁が像は鶴のモザイクある後屏青銅の亀六個の獅子台基と共に喝采声裡に現はれたり、門野氏乃ち進みて贈呈の式を終れば、青淵先生円転滑脱の祝辞を述べ、続いて石黒男亦祝詞を読む、鶴彦翁は玆に立ちて「吾銅像に対する余の感想」と云へるを朗読せしが、其結末に一首あり「うれしくも思ひがけなき事ばかり覚めぬ夢路をかたる夢の世」と、之にて式を閉ぢて山を下り、設けの食堂を開き、酒間馬
 - 第57巻 p.441 -ページ画像 
越座長の発声にて鶴彦翁の万歳を唱和し、主客歓を尽して散会せる由
○下略
   ○栄一祝辞(要旨)略ス。