デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

3部 身辺

6章 旅行
1節 国内旅行
■綱文

第57巻 p.666-667(DK570310k) ページ画像

大正11年4月25日(1922年)

是日栄一、東京ヲ発シ中央銀行大会ニ出席ノタメ名古屋ニ赴キ、二十七日帰京ス。


■資料

竜門雑誌 第四〇八号・第六三―六四頁 大正一一年五月 ○青淵先生名古屋旅行(DK570310k-0001)
第57巻 p.666-667 ページ画像

竜門雑誌  第四〇八号・第六三―六四頁 大正一一年五月
○青淵先生名古屋旅行 名古屋市に於て開催せられたる中央銀行大会に於て講演せらるゝ為め同地に旅行せられたるが、其日程は左の如くなりしと云ふ。
大正十一年四月廿五日 午前九時三十分東京駅発汽車にて名古屋に向はれ、明治銀行東京支店長加藤新一氏東道の為め同車せらる。藤森忠一郎氏も京城への帰途とて同車せらる。藤沢を過ぐる頃同車の北海道帝国大学教授理学農学博士松村松年氏、先生を訪はれ、思想問題其他に就て大いに論ぜらる。佐々木興一・大三輪奈良太郎両氏豊橋まで出向へられ、午後四時四十一分名古屋着。川島日銀名古屋支店長・滝名古屋銀行頭取・生駒明治銀行常務取締役・大島三井銀行名古屋支店長外多数の出迎へを受け、直ちに自動車にて旅館丸文に赴かれ、小憩の後伊藤守松氏・大三輪奈良太郎氏・飯塚八平氏外数氏に応接せられ、午後六時半頃河文なる大三輪氏外有志の歓迎宴に臨まれ、午後十時過き帰宿、佐々木興一氏等と暫時閑談せらる。
四月廿六日 午前六時半起床、上遠野富之助氏・明治貯蔵銀行支配人東野十治郎氏外数氏の訪問を受けられたる後、午前十一時半頃旅館を出られ、途中第一名古屋支店を訪問し、佐々木興一氏同伴、直ちに中井巳次郎氏の新邸へ赴かれ、午餐の饗応を受けられ、午後二時半頃銀行集会所に於ける中央銀行大会に臨まれ、約二時間に亘る御講演の後、引続き晩餐会に列席せられ、午後七時過ぎ更に河文に赴かれ、西条峰三郎・佐々木興一・上遠野富之助・飯塚八平・中間高州・印田小七・中山弘之等の諸氏と快談せられ、午後十一時五十五分発汽車にて出発帰京の途に就かれ、前記の諸氏見送らる。
四月廿七日 午前八時二十分東京駅着、直ちに兜町事務所に出勤せらる。
 - 第57巻 p.667 -ページ画像 
   ○栄一講演筆記ヲ欠ク。