デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

3部 身辺

6章 旅行
1節 国内旅行
■綱文

第57巻 p.678-679(DK570322k) ページ画像

大正15年9月27日(1926年)

是日栄一、郷里血洗島ニ赴キ、諏訪神社ニ参拝ノ後、青淵図書館付属ノ記念書庫落成式ニ出席シ、

二十八日帰京ス。


■資料

竜門雑誌 第四五七号・第七七頁 大正一五年一〇月 青淵先生動静大要(DK570322k-0001)
第57巻 p.678 ページ画像

竜門雑誌  第四五七号・第七七頁 大正一五年一〇月
    青淵先生動静大要
      九月中
廿七日 郷里血洗島ヘ出向、諏訪神社参拝、青淵先生記念館落成式ヘ臨場
廿八日 帰京


(増田明六) 日誌 大正一五年(DK570322k-0002)
第57巻 p.678-679 ページ画像

(増田明六) 日誌  大正一五年    (増田正純氏所蔵)
 - 第57巻 p.679 -ページ画像 
九月廿七日 月 晴               血洗島
前七時半飛鳥山邸ニ赴き、子爵ニ拝眉、事務上の指揮を受け、八時卅六分王子発汽車ニて子爵の血洗島ニ赴かるゝニ随行す、此日上野より穂積令夫人・尾高令夫人・佐々木勇之助氏此汽車に乗り込まれ居るニ会し、子爵ニハ車中退屈も無く、十時岡部駅に下車、先づ岡部六弥太の墓に詣で、矢島と血洗島との中間、小山川に架せられたる新橋「高橋」の渡り初を為し、次て血洗島にて諏訪神社ニ参拝、後渋沢治太郎氏宅ニて午餐の饗を受け、夫れより八基小学校ニ隣して新築せられたる渋沢子爵記念図書館附属書庫を一覧し、次て同書庫落成式に臨ミ一場の懐旧談を試ミ、午後四時より余興のさゝら舞を見物せられたり
子爵の本日の行は左の目的ニ依りしなり
一「高橋」の渡り初めを地方村民の希望ニ依りて為され
一諏訪神社祭礼ニ付参拝せられ
一記念書庫落成式ニ臨席
又佐々木頭取ハ右記念書庫落成式ニ東京賛成者(寄附金者)総代として出席、一場の祝辞を陳へらるゝ為め
又穂積令夫人は久々ニて諏訪神社祭礼ニ参拝せらるゝ為め
尾高令夫人は彼岸ニ際し、故幸五郎・同次郎両氏の展墓の為めに赴かれたる次第なり
   ○本資料第四十七巻所収「其他」中「八基村立青淵図書館」及ビ本巻所収「米寿」昭和二年十月二十二日ノ条参照。