デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

1編 在郷及ビ仕官時代

2部 亡命及ビ仕官時代

4章 民部大蔵両省仕官時代
■綱文

第3巻 p.387-388(DK030116k) ページ画像

明治五年壬申六月二日(1872年)

兼紙幣頭ヲ免ゼラル。


■資料

太政官日誌 明治五年第四十五号自五月廿八日至六月三日(DK030116k-0001)
第3巻 p.387 ページ画像

太政官日誌  明治五年第四十五号自五月廿八日至六月三日
○壬申六月二日
免兼紙幣頭        大蔵省三等出仕 渋沢栄一
任紙幣頭         紙幣権頭 芳川顕正


大蔵省沿革志 紙幣寮第一・第三八丁(明治前期 財政経済史料集成 第三巻・第七一頁〔昭和九年五月〕)(DK030116k-0002)
第3巻 p.387 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

青淵先生伝初稿 第七章二・第六六―六七頁〔大正八―一二年〕(DK030116k-0003)
第3巻 p.387-388 ページ画像

青淵先生伝初稿  第七章二・第六六―六七頁〔大正八―一二年〕
 - 第3巻 p.388 -ページ画像 
先生は明治四年十二月十二日従五位に叙せられ、同月十八日大蔵大丞を以て紙幣頭を兼任せり、五年二月大蔵省三等出仕となるに及びても尚之を兼帯せしが、同年六月に至り始めて兼職を免ぜらる、抑々紙幣寮は先生就任の際には、米国の制度に則り、銀行及び紙幣発行の行政を管掌したれども、原来其事務は任を分ちて発達せしむるの要あれば其組織は後年幾度か変改せられて遂に印刷局となり、抄紙・印刷を専務とするに至りたれども、先生は実に其最初の寮頭なるが故に、現在印刷局事務室の壁上に掲げたる歴代局長の肖像は、先生を以て第一位に置けり。


印刷局五十年略史 第七―八頁〔大正一〇年一〇月〕(DK030116k-0004)
第3巻 p.388 ページ画像

印刷局五十年略史 第七―八頁〔大正一〇年一〇月〕
印刷局は其職とするところ一般行政機関と趣を殊にし、作業事務を専とせざるべからざれば工場員の如き就職の始め終身奉仕を誓約せしめたる程なれば、局長以下事務の諸員に至る迄勤続者頗る多し。他官庁に於けるが如き絢爛の功を樹つる事は得て望むべからざるに拘らず、着実周到専心其職に努め斯業の向上発展に一生を委ねたるは、実に印刷局の誇とするところなり。
 イ 局長 紙幣寮創設の当時は渋沢栄一を頭とす。数月にして芳川顕正之に代りしが、七年に得能良介を挙げて職に就かしむ ○下略