デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
6款 択善会・東京銀行集会所
■綱文

第7巻 p.123-130(DK070016k) ページ画像

明治42年4月15日(1909年)

是日銀行倶楽部第七十三回晩餐会開カレ来賓トシテ統監伊藤博文・大隈重信等出席ス。栄一一場ノ挨拶ヲナス。


■資料

銀行通信録 第四七巻第二八三号・第六六三頁〔明治四二年五月一五日〕 行倶楽部第七十三回晩餐会(DK070016k-0001)
第7巻 p.123 ページ画像

銀行通信録  第四七巻第二八三号・第六六三頁〔明治四二年五月一五日〕
    ○銀行倶楽部第七十三回晩餐会
銀行倶楽部にては四月十五日午後五時三十分より伊藤公、大隈伯及韓国統監府員を招待して第七十三回会員晩餐会を開きたり、当日出席者は主賓伊藤公、大隈伯及陪賓村田少将、荒井賢太郎、古谷久綱、斉藤秀治郎、児玉秀雄、小山善等諸氏の外会員八十余名にして、食後渋沢委員長起て一場の挨拶を述べ、之に次で伊藤公及大隈伯の演説あり、夫より別室に於て歓談の上午後十時散会せり


銀行通信録 第四七巻第二八三号・第六二九―六三五頁〔明治四二年五月一五日〕 銀行倶楽部晩餐会演説(四月十五日)(DK070016k-0002)
第7巻 p.123-130 ページ画像

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冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。

東京日日新聞 第一一六一七号〔明治四二年四月一六日〕 銀行倶楽部晩餐会(DK070016k-0003)
第7巻 p.130 ページ画像

東京日日新聞  第一一六一七号〔明治四二年四月一六日〕
    ○銀行倶楽部晩餐会
      △伊藤公大隈伯の演説
銀行倶楽部にては既報の如く十五日午後六時より晩餐会を開催したるが主人側には渋沢、松尾両男爵、豊川、早川、添田、松方、久方等の諸氏八十七名にて来賓は伊藤統監大隈伯爵の外新井財務官、古谷秘書官、村田少将、斉藤大佐、小山技師、児玉書記官等あり斯くて晩餐の席に移り
△渋沢男 先づ起つて一場の挨拶と共に明治維新後我財政整理の必要より伊藤侯《(公)》が米国に航して理財の研究を逐げ、之れが結果左しも紊乱せる我国の財政も漸く整理の緒に就くを得たると共に銀行業も当時公の建議に依りて起りたるものにして、又大隈伯爵は当時政府に在りて熱心に助力せられたるが故に公伯両閣下は実に我銀行業者の開祖とも言ふべし、然るに爾来我銀行業は漸進の勢力を以て今日の発展を見たる上其開祖とも言ふべき公伯両閣下の臨席を得て高説を拝聴することを得たるは此上もなき快事とする処にして、両閣下が多忙を顧ず我等の希望を容れて臨席せられたるは実に感謝に堪へざる処希くは懐旧の談と共に十分の歓を尽されん事を望む旨を述べ、終つて公伯の健康を祝して杯を挙げ○下略