デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

明治32年9月（1899年）

是月栄一、日本体育会臨時拡張委員トナル。

渋沢栄一　日記　　明治三二年　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
十月十九日　晴
○上略　銀林綱男来リテ体育会ノ事ヲ依頼セラル　○下略

青淵先生公私履歴台帳　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
　○民間略歴（明治二十五年以後）
　　　　慈善其他公益ニ関スル社団及財団
一日本体育会臨時拡張委員
　　以上明治三十三年五月十日調
　　　○「職任カード」ニ拠レバ、「臨時拡張委員。明治三二年九月―明治三三年五月。名誉会員―現在」ト記セリ。

（安川繁成）　書翰　渋沢栄一宛　明治二六年六月一二日　（渋沢子爵家所蔵）
拝呈然ハ兎角不気候之処、倍御清祥謹賀《（不明）》、扠乍突然成城学校幹事日高藤太郎氏客年已来日本体育会創設已後漸く賛成之諸君相増候付テハ、何率先生《（何卒）》ニ於テモ御賛助被成下候様願上度趣申出、依テハ小官ニ一応之御紹介願呉候様依頼越候間、願クハ本人モ熱心従事罷有候事故、兎角御逢之上可然御示教被下度、為念一書如此候　匆々以上
　　廿六年六月十二日　　　　　　　　　　　　　　　繁成
　　　　渋沢先生

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