デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2017.12.19

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

2部 社会公共事業

7章 軍事関係事業
3節 日露戦役
5款 日本倶楽部海戦祝捷会
■綱文

第28巻 p.487(DK280073k) ページ画像

明治38年6月1日(1905年)

是日栄一、日本倶楽部主催海戦祝捷会ニ出席シ、演説ヲナス。


■資料

渋沢栄一 日記 明治三八年(DK280073k-0001)
第28巻 p.487 ページ画像

渋沢栄一 日記  明治三八年     (渋沢子爵家所蔵)
六月一日 晴 風ナシ
○上略
午後六時日本倶楽部ノ海戦祝捷会ニ出席シ、一場ノ演説ヲ為ス、夜十時王子別荘ニ帰宿ス


竜門雑誌 第二〇五号・第六一―六二頁 明治三八年六月 ○日本倶楽部祝捷会に於ける青淵先生の演説(DK280073k-0002)
第28巻 p.487 ページ画像

竜門雑誌  第二〇五号・第六一―六二頁 明治三八年六月
○日本倶楽部祝捷会に於ける青淵先生の演説 日本倶楽部に於ては六月一日祝捷の宴を催されたるが、其席上に於て、青淵先生には大要左の意味の祝捷演説を為されたり
 今度の祝捷に当りては、実に言ふ可き辞を見出さぬ、畢竟利害の身に切なるもの有るに因りて、感極まりて此の如くなるのみ、且夫れ自身も元はといへば例の攘夷論客の仲間なりき、維新以来は何喰はぬ体にて之を包み隠し居たるも、露西亜の如きは其時代よりして一夷狄たりしに相違なく、攘夷を価ひし居たること勿論なり、今日となりて当時より其夷狄を識別して、特に攘夷を唱へざりしを恥ぢ、且つ臆する所なく自身の攘夷論客なりしを白状す(といひて大笑を博す)、さて我々は今後に於て大に奮起する所なかる可からず、日本の実業も陸海軍と同じく維新と共に一新しながら、其事業は陸海軍に対して及ばざること遠し、今後いかにして陸海軍の大勝に嗣ぎ、平和の戦争に大勝を博し得べき乎、之を思へば責任の非常に大なるを覚え、今日祝捷しつゝある間に、窃に胆を冷さゞる能はず、何とぞ相共に今後の責任を完くしたきものなり云々(大喝采)


中外商業新報 第七〇三一号 明治三八年六月二日 ○日本・東京両倶楽部の祝捷会(DK280073k-0003)
第28巻 p.487 ページ画像

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