デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

3部 身辺

6章 旅行
■綱文

第29巻 p.515-516(DK290182k) ページ画像

明治40年4月25日(1907年)

是日栄一、東京ヲ発シ甲府ニ赴キ、二十七日帰京ス。


■資料

竜門雑誌 第二二八号・第二六頁 明治四〇年五月 ○青淵先生の甲府旅行(DK290182k-0001)
第29巻 p.515 ページ画像

竜門雑誌  第二二八号・第二六頁 明治四〇年五月
○青淵先生の甲府旅行 大橋進一氏令閨レン子、生家甲府若尾家へ帰寧に付き、青淵先生は夫人同伴、大橋氏一族と共に去月二十五日甲府に赴かれ、翌二十六日午前は若尾民造氏夫妻と共に御岳に遊覧、午後は草薙製糸工場を視察せられ、夫より甲府高等学校に赴き一場の演説を為されしが、甲府官民有志は先生の入峡を機とし、同夜歓迎会を機山館に開かれしを以て、其席に一場の演説あり、翌二十七日帰京せられたり


(八十島親徳) 日録 明治四〇年(DK290182k-0002)
第29巻 p.515-516 ページ画像

(八十島親徳) 日録  明治四〇年   (八十島親義氏所蔵)
 - 第29巻 p.516 -ページ画像 
四月二十五日 晴
男爵ニハ大橋新太郎氏令息ト若尾逸平孫女トノ結婚媒妁ノ関係上、里返リ式ニ立会ノ為今朝甲府ニ赴カレタリ ○下略
四月廿七日 夕雨
○上略 男爵モ今午後甲州ヨリ帰リテ ○下略
   ○栄一ノ日記ヲ欠ク。