デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

1章 社会事業
5節 災害救恤
5款 大震災善後会
■綱文

第31巻 p.328-346(DK310053k) ページ画像

大正12年9月11日(1923年)

是日栄一、関東地方大震災ノ被害ニ対処スルタメ、貴衆両院ノ議員及ビ実業界ノ有志者ト謀リテ当会ヲ組織シ、ソノ副会長トナル。


■資料

白石喜太郎手記 大正一二年(DK310053k-0001)
第31巻 p.328-329 ページ画像

白石喜太郎手記  大正一二年      (白石喜義氏所蔵)
九月二日
午前十一時頃阪谷男爵見エラル、子爵ト御相談ノ上渡辺ヲ派シ、内田臨時首相・警視庁・東京府知事・東京市長ヲ歴訪セシメ、罹災者ニ食糧ノ供給及バラツクノ建設、民心ノ鎮静、不穏者ノ取締等ニ付注意ヲ発セラル
九月三日
滝野川町附近住民並ニ罹災避難民ニ対シ飯米支給ニ付、今村正一・有馬政雄両氏ヨリ申出アリ、今村氏ハ買出ヲ負担シ、有馬氏ハ配給ヲ掌ルコトヽナリ、今村氏ハ渋沢子爵ヨリ武州銀行柴田愛蔵氏ニ宛タル紹介状携帯、熊谷・浦和方面ニ向ケ出発
   ○中略。
九月九日
午前九時過出動、白石随行
午前十時東京商業会議所ニ於テ、有数実業家諸氏約四十名ノ集会ヲ催ス、渋沢子爵座長トシテ、民間有志ニヨリ救護並ニ復興ニ関スル会ヲ組織シタラバト計リ、組織スルトスレハ其仕組ヲ如何ニスヘキカ、貴衆両院議長ヨリモ協同シ度キト申込アリ、之ヲ如何ニスヘキカ等述ヘ大倉男ハ従来ノ東京ハ江戸ノ拡張ニシテ、即チ武門政治ニ必要ナル様設計セラレタル都市ナルモ、此機会ニ於テ商工業ヲ主トスル近代都市トシ度旨希望アリ、和田氏起チテ会ヲ組織スルコトハ異議ナシ、貴衆両院ト協同シテ挙国一致モ可然、会ノ運行ニハ委員ヲ撰挙スルコトヽシ、委員ハ渋沢子爵及両議長ノ指名ニ一任シタシト諮リ、満場異議ナク大拍手
○中略 内務大臣ヲ訪問シ、午前中ノ商業会議所ニ於ケル会合ノ模様ヲ略述シ ○中略 転シテ商業会議所ニ到リ、徳川公・粕谷・河井・中村両氏ト会談セラル、結局会長ニ徳川公、副会長ニ渋沢子爵・粕谷義三・山科礼蔵三氏、幹事服部文四郎・河井弥八・中村藤兵衛三氏、委員五十名(実業家20、上院15、下院15)ト決定、直ニ子爵ハ徳川公・粕谷ト共ニ首相ヲ官邸ニ訪問シ本日ノ会ノ模様ヲ内談シ、首相モ非常ニ喜ハレ尚一層努力アリ度旨申サレタリ、又総裁ニ皇族ヲ奉戴スルノ議ニ付テモ首相ニ申出タルニ、必スシモ賛意ヲ表セザル様ニテ、宮内大臣トモ協議アリ度旨申サレ、徳川公ヨリ宮内大臣ニ協議スルコトヽナリタリ
九月十日
 午前九時三十分頃出動、依例白石随行 ○中略 内務大臣官邸ニ到リ、塚
 - 第31巻 p.329 -ページ画像 
本次官及池田長官ニ対シ昨日協議並ニ進展ノ模様ヲ詳細説明シ、尚大臣ニ伝言ヲ依頼シテ之ヲ辞シ ○中略 東京商業会議所ニ赴キ、山科・杉原服部・星野・阿部諸氏ト会見、明日開会ノ第一回委員会ニ付種々打合ハセ ○下略
九月十一日
午前八時頃飛鳥山邸発、白石随行
午前八時半関屋宮内次官ヲ訪問、大震災善後会総裁ニ皇族奉戴ノ件ニ付テナリ
午前九時頃臨時災害救護事務局ニ後藤子訪問、同シク皇族総裁奉戴ニ関スル協議ノ為ナリ
午前十時、大震災善後会第一回委員会ニ列席ノ為メ、東京商業会議所ニ赴ク、徳川公座長、渋沢子爵説明、拍手ノ許ニ会成立、委員並ニ常務委員ヲ指名、常務委員ヲ救済部及経済部ニ分チ、夫々部長ヲ選ヒ、救済部ハ青木信光子ヲ、経済部ハ阪谷男爵ニ決定、直ニ各部委員会開催、午後一時再ヒ後藤子爵訪問、青木子爵・伊沢多喜男・河井書記官長等同行ス
○中略
 大震災善後会ヘ、渋沢子爵ヨリ金五万円寄附ス


渋沢栄一書翰 渋沢元治宛 大正一二年九月五日(DK310053k-0002)
第31巻 p.329-330 ページ画像

渋沢栄一書翰  渋沢元治宛 大正一二年九月五日     (渋沢元治氏所蔵)
御細書拝見仕候、真ニ意外之天災ニ候も、先以御同様身体之無事なるを祝し候義ニ御坐候、事変ニ対し御職掌上御担任之廉々来示領意仕候老生も昨日新内相より招命有之、官舎ニ於て会見、種々救護方法御協議いたし候、殊ニ米之輸入ニ市内之警備秩序之回復ハ最以至急之手配を要し候義ニ付、去ル二日特ニ渡辺得男を以て前閣臣ニ進言いたし置候、老生居住地滝野川町ニ於ても、罹災民救護之方法ニ付既に種々之施設、殊ニ食料之供給ニ尽力罷在候、当方ハ兎も角も人手も多く自働車之用意も有之候ニ付、御省念被下、御来訪之延引ハ御尤と存候、血洗島より種々之心配ニて昨夜応援之助勢有之、且今日中ニ野菜等之送物各家へ輸送之由ニ御坐候、右不取敢来示拝答まて如此御坐候 不一
  九月五日                   栄一
    元治様
       貴酬
  穂積一族ハ無事同居いたし候、阪谷方其外とも色々之災厄又ハ危険ハ有之候も、先以比較的小難之方ニ御坐候、是又乍序申添候也
渋沢元治様   同栄一
             貴酬
    附貴价
        九月五日
         (大正十二年大震火災後)(元治)
   此の手紙は、大正十二年の大震火災の後自分は逓信省所管の震
 - 第31巻 p.330 -ページ画像 
災地電灯電力復興事業に多忙を極めて居るので、交通機関もなく子爵の御機嫌を伺ふ余暇も思ふに任せなかつたので、御手紙を以て御機嫌御伺ひ、且つ自分が復興事業ニ如何に微力を尽して居るかを御知らせ申し上げた、其の御返事である(元治)
    大正十二年九月五日


(河井弥八) 書翰 渋沢栄一宛 (大正一二年)九月一〇日(DK310053k-0003)
第31巻 p.330 ページ画像

(河井弥八) 書翰  渋沢栄一宛 (大正一二年)九月一〇日
                     (渋沢子爵家所蔵)
拝啓、連日厚き御尽瘁を賜り深謝之至に奉存候 昨日徳川公爵にハ宮内大臣を御訪問相成、大震救護会の総裁として 皇族殿下奉戴の義願上候処、宮内大臣の申さるゝ所に依れは、過日小生より御内意相伺候節は、震災の救護のみを目的とする会として奉戴支障なしと決定相成候得共、昨日御決定之如き目的のものと相成候上ハ猶考慮を要するを以て、会の趣意書熟読、十分評議を尽し候上にて返答可致とのことに御座候 依て小生ハ公爵の命を奉し今朝宮内次官を訪問し、規約書を示して会の成立の次第及目的事業を詳説仕り、奉戴の目的を相達し候様依頼仕候、次官にハ十分考慮し至急決定可致旨被申候、何れ正午頃にハ何分の回答に接すへく候得共、不取敢右御報知申上候 匆々頓首
                   貴族院事務局ニ而
  九月十日                河井弥八
    渋沢子爵閣下
           侍曹


竜門雑誌 第四二三号・第六一―六二頁 大正一二年一二月 ○大震災善後会(DK310053k-0004)
第31巻 p.330-331 ページ画像

竜門雑誌  第四二三号・第六一―六二頁 大正一二年一二月
○大震災善後会 今回の大震火災に依る不幸なる罹災者の救護と、東京市の経済復興に必要なる施設を攻究するの急務を感ぜられたる青淵先生には、山科礼蔵氏と連名を以て、九月九日午前十時東京商業会議所に大倉男・和田氏・大橋氏等知名の実業家四十余名の会合を求められ、先生座長席に就き、発起趣旨を懇切に述べて賛同を希望せられ、尚同計画に付、貴衆両院議長より協同の申出を承諾すべきや否やに就きて諮りたるに、和田氏の発言にて成立に賛同し、且貴衆両院と共にすることも快諾し、会の運行は委員によりて青淵先生及び両院議長の指名に一任する事に満場一致決定。同日午後再び会議所に於て徳川公爵及粕谷義三氏と会合協議の上、会長に徳川公、副会長に青淵先生・粕谷義三氏・山科礼蔵氏、幹事に服部文四郎・河井弥八・中村藤兵衛三氏を挙ぐるに決し、尚ほ委員の人名も定りたるに依り、先生は徳川公・粕谷氏と同道にて山本総理大臣を訪問し、本会の組織を説明せられたり。斯くて翌々十一日午前十時会議所に於て委員会を開会し、徳川会長及び青淵先生より本会設立の趣旨を説明せるに、満場拍手の裡に会の成立を告ぐ。依りて本会の委員並に常務委員を指名し、更に常務委員を救済部及び経済部に分ち、夫々部長を選び、救済部々長に青木信光子、経済部々長に阪谷芳郎男を選定し、直ちに各部委員会を開催す、斯くて午後一時、先生には青木子・伊沢多喜男氏・河井弥八氏帯同後藤内務大臣を訪問せられ、本会の成立を告げて種々打合せを了
 - 第31巻 p.331 -ページ画像 
し、本会組織の趣旨を公表して汎く天下の同情に愬へ、義金を募集して引続き尽瘁せられつゝあるは、既に公知の事なりとす。


大震災善後会報告書 同会編 第四―八頁 大正一四年一二月刊(DK310053k-0005)
第31巻 p.331-332 ページ画像

大震災善後会報告書 同会編  第四―八頁 大正一四年一二月刊
 ○第一章 総説
    第二節 本会ノ発起及成立
今回ノ災禍起ルヤ、貴族院議長公爵徳川家達・衆議院議長粕谷義三ノ両氏相謀リ、一般罹災者ノ救済会ヲ組織セムコトヲ協議セシニ、偶々子爵渋沢栄一氏ヲ始メ、東京ノ主ナル実業家諸氏亦起チテ、東京ニ於ケル罹災者ノ救済ト共ニ経済組織ノ復興ヲ策スルアリ、漸次貴衆両院ノ有志ト実業家ト協同シテ、相共ニ震災善後ノ事業ヲ遂行スルノ計画ヲ進メ、大正十二年九月九日午後二時東京商業会議所ニ於テ
貴衆両院議長及実業家代表者ノ協議会 ヲ開キ、渋沢子爵座長ト為リ同子爵ヨリ同日午前中開会セラレタル実業家協議会ノ経過、及其決議「大震災救護会ヲ組織セムカ為メ、渋沢子爵及貴衆両院議長ニ委員ノ選定其他組織ノ一切ヲ一任スルコト」ノ報告アリ、尋テ救護会ノ組織ニ関シ慎重協議ヲ遂ケタル結果、委員及幹事ヲ以テ本会ヲ組織スルコトトシ、委員ノ総数ヲ大体五十名トシ、内二十名ハ実業家ヨリ、三十名ハ貴衆両院議員ヨリ選定スルコトトシ、幹事ハ三名トスルニ決シタリ、依テ着々諸般ノ準備ヲ進ムルト共ニ、政府当局ノ諒解ヲ求メ、越エテ十一日午前十時東京商業会議所ニ於テ
大震災善後会発起人会 ヲ開会ス、劈頭渋沢子爵ハ徳川貴族院議長ヲ座長ニ推スコトヲ提議シタル後、去ル九日ノ実業家協議会、並貴衆両院議長及実業家代表者協議会ノ経過ヲ報告シタリ、是ニ於テ徳川貴族院議長ハ全員ノ推薦ヲ以テ座長席ニ着キ、渋沢子爵ハ罹災者ノ救済及経済復興ノ攻究ヲ目的トシテ大震災善後会ヲ組織セムトスル所以、及之カ組織ニ関シ今日ニ至レル経過ニ付、詳細ナル報告ヲ為シタリ、次ニ趣意書及規約案ヲ提議シ、出席者交々意見ノ交換ヲ為シタル後、原案ノ通リ之カ決定ヲ見タリ
趣意書及規約 左ノ如シ
     趣意書
 関東地方ニ於ケル今回ノ災害ハ、震災ニ次クニ火災ヲ以テシ実ニ前古未曾有ノ大惨事タリ、就中東京・横浜ノ如キハ被害最モ激甚ニシテ、全市忽チ焦燼阿鼻叫喚ノ巷ト化シ、死者数十万傷者算ナシ、骨肉離散シテ互ニ生死ヲ知ル能ハサル者、或ハ家ヲ喪ウテ衣食ノ窮乏ニ号泣スル者其数ヲ知ラス、而モ時漸ク寒天ニ向ヒ疫癘将ニ相踵カムトス、加之積年ノ経営一朝ニシテ灰燼ニ帰シ、経済上諸般ノ組織ハ悉ク根柢ヨリ覆滅セラレテ其ノ跡ヲ止メス、我財界ノ危機之ニ過クルモノナシ、悽惨タル光景誰カ袖手傍観ニ耐ヘムヤ、畏クモ
 皇室ヨリハ夙ニ御内帑金ヲ下賜セラレテ、救恤ノ資ニ供セシメラル聖旨ノ優渥ナル洵ニ感激措ク能ハサル所ナリ、是ヲ以テ爰ニ同志相謀リテ大震災善後会ヲ組織シ、汎ク天下ノ同情者ニ訴ヘ、義金ヲ醵集シ之ヲ焦眉ノ救済ニ資セムトス、更ニ進ムテハ此ノ壊滅セル経済組織ノ復興ニ関シ必要ナル施設ヲ攻究シ、以テ百年ノ大計ヲ裨補ス
 - 第31巻 p.332 -ページ画像 
ル所アラムト欲ス、切ニ希クハ大方ノ士、本会ノ趣旨ニ賛シ、奮ツテ此ノ挙ヲ助成セラレムコトヲ
  大正十二年九月九日

     大震災善後会規約
 第一条 本会ハ大震災善後会ト称ス
 第二条 本会ノ事務所ハ之ヲ東京商業会議所内ニ置ク
 第三条 本会ハ大正大震災ノ救済ヲ為シ、及ヒ経済復興ニ関スル必要ナル施設ヲ攻究スルコトヲ以テ目的トス
 第四条 本会ハ大震災救済ノ為メ有志者ノ寄附ヲ受ク
 第五条 本会ニ左ノ役員ヲ置ク
      会長     一名
      副会長    三名
      委員     若干名
      協議員    若干名
      幹事     若干名
 第六条 会長及ヒ副会長ハ発起人ニ於テ之ヲ推挙ス
     委員・協議員及ヒ幹事ハ会長之ヲ嘱託ス
 第七条 会長ハ本会一切ノ事務ヲ統轄シ、委員会及協議員会ノ議長トナリ、本会ヲ代表ス
     副会長ハ会長ヲ補佐シ、会長事故アルトキハ之ヲ代理ス
     委員ハ本会ノ重要事務ヲ議決ス、但会長ハ委員中ヨリ常務委員若干名ヲ指名シ、常務ヲ処理セシムルコトヲ得
     協議員ハ会長ノ諮問ニ応シ協議ニ参与ス
     幹事ハ書記以下ヲ指揮シテ事務ヲ処理ス
 第八条 本会ノ議事ハ出席員ノ過半数ヲ以テ決ス
 第九条 本会ノ経費ハ、寄附金及ヒ雑収入ヲ以テ之ニ充ツ
 第十条 会務ノ経過及ヒ収支決算ハ別ニ之ヲ報告ス
 第十一条 本会ハ所期ノ目的ヲ達シタル後解散ス
右終リテ徳川座長ハ、規約第六条第一項ニ依リ会長及副会長ヲ推挙スヘキ旨ヲ述ヘタルニ対シ、和田豊治氏ヨリ、会長ハ徳川貴族院議長、副会長ハ粕谷衆議院議長・渋沢子爵及山科東京商業会議所副会頭ノ三氏ヲ推挙スルコトヲ提議シ異議ナク之ヲ可決シタリ、尋テ徳川会長ハ直チニ規約第六条第二項ニ依リ、委員及幹事ノ嘱託ヲ為シ、是ニ於テ大震火災善後ノ重大ナル使命ヲ帯フル我カ大震災善後会ハ、其成立ヲ告ケタリ
○下略


大震災善後会報告書 同会編 第一八―二四頁 大正一四年一二月刊(DK310053k-0006)
第31巻 p.332-334 ページ画像

大震災善後会報告書 同会編  第一八―二四頁 大正一四年一二月刊
 ○第一章 総説
    第三節 組織及会議
九月十一日、徳川会長ハ規約第七条第三項ニ依リ、委員中ヨリ常務委員ヲ選任シ、之ヲ救済・経済ノ二部ニ分チ、部員ノ指名ヲ為シタリ、又会務ヲ処理スル必要上、総務部ヲ設ケタリ、各機関ノ機能及会議ニ
 - 第31巻 p.333 -ページ画像 
付キ概説スレハ左ノ如シ
総務部 ハ規約ニ定ムルトコロナシト雖モ、会務ヲ統括執行スル主脳機関ニシテ、当初会長・副会長、救済・経済両部長及主務幹事ヲ以テ組織シタルカ、後之ニ会計監督ヲ加ヘタリ、主トシテ会務ヲ統括スル任務ヲ有シ、重要ナル一般会務ヲ計画スルト同時ニ、本会ヲ代表シテ交渉、決議ノ進達及執行、寄附金ノ出納等ノ対外的行動ヲ為シ、又委員総会及常務委員会ノ開会ヲ司リタリ、随テ総務部会ハ随時必要ノ都度之ヲ開会シ、二十余回ノ多キニ及ヘリ、而シテ総務部会ハ十二月五日委員総会ノ決議ニ基キ、委任セラレテ委員総会ニ代リ会務ノ一切ヲ処理スル使命ヲ有スルニ至リ、為メニ会議ヲ開キタルコト四回、決議ヲ得タルモノ十一件アリ、其部員及主務幹事左ノ如シ
           部員
            会長   公爵 徳川家達
            副会長     粕谷義三
            同    子爵 渋沢栄一
            同       山科礼蔵
         ○十二年十月二十六日副会長トシテノ部員ヲ辞ス
            同       藤山雷太
                ○十二年十月二十六日部員トナル
            救済部長 子爵 黒田清輝
            経済部長 男爵 阪谷芳郎
            会計監督    山科礼蔵
            同       大橋新太郎
            同       佐々木勇之助
            主務幹事    河井弥八
委員総会 ハ委員全部ヲ網羅シ、会ノ意見ヲ決定スル最高ノ議決機関ニシテ、重要ナル会務ニ付キテハ、悉ク之カ議決ヲ経テ之ヲ実施セリ会議ヲ開キタルコト五回、決議ヲ得タルモノ十九件ヲ算ス
常務委員会 ハ常務ヲ処理スル議決機関ナリ、会議ヲ開キタルコト八回、決議ヲ得タルモノ二十三件ナリ、而シテ救済及経済復興ノ施設ニ関スル攻究ヲ為サムトスル本会ノ二大目的遂行ノ関係上、之ヲ救済・経済ノ二部ニ分チ、審議ノ徹底ヲ期シタリ
救済部会 ハ罹災者其他ノ救済ニ関スル常務ヲ審議スル機関ニシテ、一切ノ救済ニ関スル事項ノ発案・審議ヲ為シ、之カ方針・方法ノ基礎ヲ創定セリ、会議ヲ開キタルコト二十三回、決議ヲ得タルモノ五十七件ヲ算ス、其部員及主務幹事左ノ如シ
             部長 子爵 青木信光
              ○十二年九月二十四日部長ヲ辞ス
             部長 子爵 黒田清輝
              ○十二年九月二十四日部長トナル
                   伊東米治郎 ○外一七名氏名略
             主務幹事  中村藤兵衛
経済部会 ハ経済復興ニ関スル必要ナル施設ヲ攻究スル議決機関ニシテ、救済部会ト同シク之ニ関スル方針・方法ノ基礎ヲ創定ス、会議ヲ開キタルコト十五回、決議ヲ得タルモノ二十一件ナリ、其部員及主務幹事左ノ如シ
             部長 男爵 阪谷芳郎
                   市来乙彦 ○外一四名氏名略
 - 第31巻 p.334 -ページ画像 
             主務幹事  服部文四郎
而シテ救済部会及経済部会ハ各其主タル任務ヲ負フト雖モ、経済復興ニ関スル施設攻究モ、広キ意味ニ於テハ救済ノ範囲ヲ出テスシテ、経済復興ニ関スル施設ノ攻究カ一面救済策ノ樹立ニ至大ノ関係ヲ有スル事項アリ、是ニ於テ審議ノ必要上
救済部経済部聯合会 ヲ組織スルニ至リ、会議ヲ開キタルコト三回、火災保険金ノ件、商工業復興資金融通ニ関スル件、被害家屋再築費ノ件、都市計画ニ関スル件、保険官営ノ件等ヲ議了シタリ、殊ニ火災保険金ノ件及都市計画ニ関スル件ニ付テハ、両部ヨリ各三名ノ小委員ヲ挙ケ
救済部経済部聯合小委員会 一回ヲ開キタリ、又経済部会ニ於テハ、火災保険問題ニ関スル件及商工業復興資金融通ニ関スル件ノ重要案件ニ付キ特ニ
経済部小委員会 ヲ設ケ、会議ヲ開キタルコト五回ニ及ヘリ
以上述フルトコロノ組織ノ下ニ諸種ノ会議ヲ遂行シタルモノナルカ、要之、総テノ案件ハ救済・経済各部会ニ於テ決定シタル内、重要ナルモノヲ常務委員会ニ付シ、其決議ヲ以テ之ヲ総務部ニ提出ス、総務部ニ於テハ之ヲ委員総会ニ付スルモノト否トニ別チ、付スルノ必要アリト認メタル事項ハ、之ヲ委員総会ノ議ニ付シ、其決議ヲ経テ之ヲ執行シ、然ラサルモノハ常務委員会ノ決議ヲ以テ確定議トシテ夫々執行シタリ ○下略


東京商業会議所報 第六巻第一〇号・第三〇頁 大正一二年一一月五日刊 ○大震災善後会記事(DK310053k-0007)
第31巻 p.334-335 ページ画像

東京商業会議所報  第六巻第一〇号・第三〇頁 大正一二年一一月五日刊
 ○大震災善後会記事
  ○救済部会
○第一回救済部会
大正十二年九月十一日午前十一時より当所にて開会
 青木子爵救済部長に推薦せられ、議長席につき開議
    決議事項
一、寄附金募集方法
 イ、地方長官並地方団体・商業会議所等に依頼して、其の配慮に依り醵金の勧誘を乞ふこと
 ロ、募集金の一部を募集費用として交付することは否決、但募集費用として実費を支弁すること
 ハ、新聞紙に広告すること
 ニ、個別的に勧誘状を発送すること
一、寄附は金銭に限ること
一、寄附金額は一円以上とすること
一、寄附金納入期限は本年十二月末日限とすること
一、取扱銀行振替口座等は幹事に一任のこと
一、寄附金の分割納入は認むること
一、寄附金の分配方法は、臨時震災救護事務局と交渉し、同時に委員会の決議を経て之を行ふこと
一、救済方法に関しては政府の救護方策に関し注意を促し、同時に必
 - 第31巻 p.335 -ページ画像 
要なる建言を為すこと
一、救済部委員は毎日午前十時に集合すること


東京商業会議所報 第六巻第一〇号・第三四頁 大正一二年一一月五日刊 ○大震災善後会記事(DK310053k-0008)
第31巻 p.335 ページ画像

東京商業会議所報  第六巻第一〇号・第三四頁 大正一二年一一月五日刊
 ○大震災善後会記事
  ○経済部会
○第一回経済部会
大正十二年九月十一日午前十一時より当所に於て開会
 阪谷男爵経済部長に推薦せられ、議長席に着き開議
    決議事項
一、阪谷男爵経済部長を推薦すること
一、各委員は毎日午前十時当所に参集して協議すること
一、各自意見ある場合は部長及服部幹事の下に提出すること
一、尚政府当局と交渉の任に当り、都市建設に関しても攻究すること



〔参考〕東京商業会議所報 第六巻第一〇号・第四七―五五頁 大正一二年一一月五日刊 東京府下に於ける大震災の影響(DK310053k-0009)
第31巻 p.335-345 ページ画像

東京商業会議所報  第六巻第一〇号・第四七―五五頁 大正一二年一一月五日刊
    東京府下に於ける大震災の影響
大正十二年九月一日、関東地方に勃発したる地震は、直ちに火災を伴ひ、震後数分市内に於て八十余ケ所に火を発し、水道の停止、運輸交通機関の破壊、並に市内の混雑は消防施設の機能を妨げ、遂に拾収すること能はざる大火災と変じ、別表掲出の如き惨憺たる結果を見るに至れり
     第一 一般より見たる影響
      (一) 東京市内焼失面積調 陸地測量部発表 (単位方里)

  区分       全面積     焼失面積    不焼失面積    焼失歩合
 麹町区    〇・五二九〇   〇・一一七四   〇・四一一六    〇・二二
 神田区    〇・一九九三   〇・一八七一   〇・〇一二二    〇・九四
 日本橋区   〇・一九二二   〇・一九二二     ――――    一・〇〇
 京橋区    〇・二九四七   〇・二五三二   〇・〇四一五    〇・八六
 芝区     〇・六〇八八   〇・一四五〇   〇・四六三八    〇・二四
 赤坂区    〇・二七四〇   〇・〇一九八   〇・二五四二    〇・〇七
 麻布区    〇・二五七五   〇・〇〇〇一   〇・二五七四    〇・〇〇
 四谷区    〇・一七九七   〇・〇〇三九   〇・一七五八    〇・〇二
 牛込区    〇・三二七九   〇・〇〇〇二   〇・三三七七    〇・〇〇
 小石川区   〇・四二一一   〇・〇一七二   〇・四〇三九    〇・〇四
 本郷区    〇・三一三〇   〇・〇五五二   〇・二五七八    〇・一八
 下谷区    〇・三二七一   〇・一五六〇   〇・一七一一    〇・四八
 浅草区    〇・三一一七   〇・二九九一   〇・〇一二六    〇・九六
 本所区    〇・三九四〇   〇・三七三四   〇・〇二〇六    〇・九五
 深川区    〇・五〇五八   〇・四二七七   〇・〇七八一    〇・八五
  計     五・一四七五   二・二四七五   二・八九八三    〇・四四

 備考 本面積中には隅田川に属する面積は含有せず、四谷区中には新宿御苑を算入せず
右統計に依り日本橋区は全焼せる事明らかなるも、神田区・京橋区・
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浅草区・本所区及深川区は実際上殆んど全焼したるものと見做すを得べし
      (二) 災害後に於ける東京市人口(九月十一日現在)

 区名     震災前人口      罹災人口      避難者      現在人口
 麹町    六三、八一七    一二、五六〇   三八、〇四七    八九、三〇四
 神田   一六七、〇四六   一五七、一四九   二〇、〇〇〇    二九、八五七
 日本橋  一五三、一九二   一五三、一九二   二五、〇〇〇    二五、〇〇〇
 京橋   一六〇、七五一   一五九、八九〇   三〇、〇〇〇    三〇、八六一
 芝    二一八、五一七    七二、四二九   五三、三一一   一九九、三九九
 麻布    九七、三五六      ――――   三八、九一七   一三六、二七三
 赤坂    七〇、〇三三    一六、七八七   一八、〇〇〇    七一、二四六
 四谷    八五、三七六     六、四九四   三三、六三七   一一二、五一九
 牛込   一三八、二三一      ――――   七三、八二九   二一二、〇六〇
 小石川  一七八、四八一     四、四三二   九五、六九〇   二六九、七二九
 本郷   一五一、四九九    三〇、〇三五   八八、四六八   二〇九、九三二
 下谷   二一八、六五三   一七一、九八六   七五、四二七   一二二、〇九四
 浅草   二九四、一四六   二九四、一四六  一一五、〇〇〇   一一五、〇〇〇
 本所   二九六、九〇九   二九六、九〇九   二七、〇〇〇    二七、〇〇〇
 深川   二〇五、二二〇   二〇五、二二〇   三五、〇〇〇    三五、〇〇〇
 合計 二、四九九、二二七 一、五八一、二二九  七六七、三二六 一、六八五、三二四

 △避難者は市内に在る者の数
 △近郊避難帰郷の推定数は八一三、九〇三
因に東京市が廿一日現在にて調査したる各区の人口は、震災前より引続き定住人口七十五万五百三十人、避難者数(他区他町村よりの避難者をも含む)六十五万二千二百五人にして、其の区別は左記の如し

 区名    定住人口    避難者数       計
 麹町   二六、一五一  六六、八一二   九二、九六三
 神田   一〇、八二〇  二六、〇二二   三六、八四二
 日本橋      ――   九、五〇〇    九、五〇〇
 京橋    一、九五四  二一、一〇六   二三、〇六〇
 芝    九一、二六九  五一、五八二  一四二、八五一
 麻布   九三、三九五  三四、七八九  一二八、一八五
 赤坂   四五、四五六  一八、四一六   六三、八七二
 四谷   七一、〇三九  四一、一五四  一一二、一九三
 牛込  一一六、八五〇  四六、一〇九  一六二、九五九
 小石川 一三七、九九八  四八、五六五  一八六、五六三
 本郷  一〇四、五八八  六〇、二一四  一六四、八〇三
 下谷   三八、五二五  七五、六五七  一一四、一八二
 浅草    二、八〇四  七〇、六八三   七三、四八七
 本所    四、六八〇  四三、三二〇   四八、〇〇〇
 深川       ――  三九、二七六   三九、二七六

右の表に依る時は、市内罹災者数は一、五八一、二二九人して、死傷数は正確なる数字は未だ発表されざるも、東京府内に於ける死傷者は警視庁管内に於て左の如く多数に上れり

図表を画像で表示東京府内 死傷者

  以下p.337 ページ画像  東京府内    死傷者    死亡     七一、六一四  焼死者 五六、七一四                               溺死者 一一、二三二                               圧死者  三、六〇八                負傷     三一、六七二                死傷者全数 一〇三、二八六 




 但し死傷者の数に至つては、其後陸続発見せらるるの状態なるを以て、其正確なる数字は後日の調査に俟つの外なかるべし
      (三) 退京者調
九月二日より十六日に至る退京者の概数は左の如くなるが、其後退京者にして復帰したるもの多々あり、依つて詳細なる数字は是亦数次更正をなすべき要あり


図表を画像で表示退京者調

 駅名   退京者       入京者       差引額 新宿   二五三、五一八   一九〇、四六四   六三、〇五四 飯田町    五、六〇〇     三、五〇四    二、一〇〇 日暮里  六三四、六〇三   二七二、二八五  三六二、三一八 田端   五九〇、三一九   三三一、七五九  二五八、五六〇 王子 赤羽 南千住  一一三、一〇九    九〇、一三五    二、九七四 三河島 北千住   六六、一六〇    六七、九一七    一、七五八   (一) 板橋    一三、一一〇    一〇、八〇七    二、三〇三 池袋    八五、二四一    三二、八三〇   五二、四一一 寺島    三四、六三八    一八、一八一   一六、四五七 亀戸   二五一、七五二   一三六、九〇〇  一一四、八五三 京成   二四九、六三二   二〇四、六九九   四四、九三三 浅草 品川   六四五、四〇〇   五四〇、八八五  一〇四、五一五 



図表を画像で表示退京者調

       航路    退京者        入京者         差引額 芝浦    軍艦      二四、九八〇   ――             二四、九八〇       日本郵船       大阪商船 東京湾汽船          一、九四〇       一、七〇二         二三八 総計         二、九七〇、〇〇三   一、九〇二、〇六五   一、〇六七、九三八 




      (四) 各区焼失家屋戸数及其人口

図表を画像で表示各区焼失家屋戸数及其人口

 区別    焼失戸数   焼失戸数内に居住せし人口(生死に関係なし)   摘要 麹町区    二、七九二      一二、五□〇             焼失町ノ分 神田区   四五、九五二     一六二、九八九             佐久間町、和泉町差引、他ハ全部 日本橋区  二六、〇七七     一五二、三二六             全部焼失 京橋区   五〇、□四九     一五八、四八〇             焼失町ノ分 芝区    一六、二七八      七二、四二九             同 赤坂区    三、八五一      一六、七八七             同 四谷区    一、六〇四       六、四九四             同 小石川区   一、三六五       四、四三二             同  以下p.338 ページ画像  本郷区    八、七九〇      三〇、〇三五             焼失町ノ分 下谷区   四八、〇七〇     一七一、九八六             同 浅草区   八一、八七二     二八四、二九六             全部焼失 本所区   七四、五八八     二七七、四五九             全部焼失 深川区   四九、〇四七     一九七、〇七八             全部焼失 合計   四一一、〇三一   一、五四七、三五一 




尚右統計に関しては、当局に於て更に詳細なる調査を行ふ由なるを以つて、多少の更正を見るに至るべし
     第二 経済上より見たる影響
大震災により直接に影響を蒙りたるは、動産・不動産の破壊焼失なりとす、今東京府下に於ける会社の資産を各業別に掲げんに
                                  金額百万円単位

図表を画像で表示--

 業別 財産別       社数     資本金        積立金      総資産 農業      五五      三一・三       〇・五      三一・八 水産      一六       五・二        ――       五・二 鉱業     一三九     四六〇・九      五六・九     五一七・八 工業   一、三四六   一、三〇九・五     二二一・四   一、五三一・〇 商業   一、五七〇   一、三九三・七     六九三・六   二、〇八七・三 運輪業    一一〇     一四八・八     一一五・五     二六四・三 総数   三、三三六   三、三四九・六   一、〇八八・〇   四、四三七・七 




右総計に依るときは総資産四十四億円余となるも、実際は本店を東京に設置し、事業は之を他地方に於て経営するものもあるべく、依つて比較的に東京市近傍に其事業を集中するものと認むべき工業及商業並に運輸業に付きて更に概算するに
  社数         三、一二六
  資本金      二、八五二・〇
  積立金      一、〇三〇・五
  総資金      三、八八二・六
之等の事業は其事業の性質上、商品の滅失、機械工具の破損、従業員の死傷、事務所の倒壊、焼滅等の直接損害あるを予想すべく、又仮令全く所有財産に損害なきも、売掛代金未収、信用の減少等の間接の損害あるべきは想像するに難からず、故に更に詳細に渉りて、其損害を考察するの要あるべし
      (一) 工業上蒙りたる損害
今工業の蒙りたる一般的損害を見るに、東京府下に於て被害は、職工五十人以上使用工場に於て九月二十日現在の状態に於て左の如し

図表を画像で表示工業上蒙りたる損害

 区別    種別            残存工場          倒壊工場           焼失工場           合計                     工場数 被害見積高     工場数 被害見積高      工場数 被害見積高      工場数 被害見積高                     二五三 九、四四〇、〇六三 一〇八 三九、〇七三、三四五 一八五 一〇、八六二、一〇〇 五四六 一五七、一三四、四〇八 職工数(一日現在)           男      三六、七五八         二一、四〇八     三四、〇二二          九二、一八八                     女      一六、八一五         三五、七六二     一三、三三七          六五、九一四                     計      五三、五七三         五七、一七〇     四七、三五九         一五八、一〇二 死亡者数                男          四四            二一五        一三六             三九三                     女          二九            二五一         五八             三三八                     計          七三            四六七        一九四             七三一  以下p.339 ページ画像  重傷者数                男          一一             七一         三七             一一九                     女          一二            一三一         一八             一六一                     計          二三            二〇二         五五             二八〇 軽傷者数                男          六七            一三七         九四             二九八                     女          三三            二六九         二六             三二八                     計         一〇〇            四〇六        一二〇             六二六 解雇職員数               男         六四二            七七四      七、二七二           八、六八八                     女         一五七            二〇〇      二、五六八           二、九二五                     計         七九九            九七四      九、八四〇          一一、六一三 工場跡片付其他に使用しつゝある人員   男       八、〇二七          九、一一六      七、二九〇          二四、四三三                     女       一、六七八          二、二九三        一六六           四、一三七                     計       九、七〇五         一一、四〇九      七、四五六          二八、五七〇 事業復旧まで一時他に就職せんとする人員 男         四二七            七二一      三、〇二九           四、一七七                     女         一四五            七九三      二、四六三           三、四〇一                     計         五七二          一、五一四      五、四九二           七、五七八 手当を受けて復旧を待ちつゝある人員   男       四、四六〇          四、四九五      三、四六七          一二、四二二                     女       五、三七四          四、七六五      二、三七九          一二、五一八                     計       九、八三四          九、二六〇      五、八四六          二四、九四〇 帰国人員                男         八六四          一、〇四三      四、三三七           六、二四二                     女         五三三          七、七三五      四、〇六四          一二、三三三                     計       一、四〇〇          八、七七八      八、四〇一          一八、五七九 滞京して他に就職せんとする人員     男         二八六            三九八      四、〇〇三           四、六八七                     女          一三             三九        四九〇             五四二                     計         二九九            四三七      四、四九三           五、二二九 所在不明其他に属する人員        男         九三九          二、一〇二      八、二四〇          一一、二八三                     女         四二五         一〇、四三五      二、五〇九          一三、三六九                     計       一、三六四         一二、三三九     一〇、七四九          二四、六五二 復旧の可否          復旧せるもの         一五六              九          四             一六九                見込あるもの          九四             九三        一二七             三一四                見込なきもの           一              二         一四              一七                未定のもの            二              四         四〇              四六 合計                            二五三            一〇八        一八五             五四六 



 本表中死亡・重軽傷者数、工場に於ける死傷者をも含む
即各業別に依る損害率を見るに
           震災前に対する焼失割合   震災前に於ける職工数に対する罹災割合
染織工場           〇・一九          〇・一二
機械器工場          〇・四七          〇・四七
化学工場           〇・三〇          〇・二〇
飲食物工場          〇・四〇          〇・二八
雑工場            〇・四四          〇・四五
特別工場           〇・四四          〇・三七
右に依つて見るが如く、最も惨害を蒙りたるは機械器具工業にして、其半数を失ひたることとなるべし
右に於て見るが如く、調査工場数五四六中危ふじて残存せるもの二五三、倒壊せるもの一〇八、焼失せるもの一八五、即ち倒壊せるものは総数《(マヽ)》の三割三分強に当る。然して其総損害は、一億五千七百万円に上り、之に職工の蒙りたる死傷、営業上の損耗を加算せば、莫大の損害に上る事は、云ふ迄もなき所なり、殊に復旧の見込なきもの十七を算ふ、未定のもの四六を大半復旧の見込なしとすれば、大略五十ケの工
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場は廃滅せるものと思惟するを得べし。(本調査は更に進捗中なるを以つて、工場数の増加あるべし。)
今之を、各業別に就て見るに、工場法適用工場の蒙りたる損害、左の如し

図表を画像で表示工場法適用工場の蒙りたる損害

 工場種類別 区別                           焼失残存別 (大分類) 震災前に於ける適用工場                  焼失工場                       残存工場         工場数 職工数                    工場数   職工数                  工場数   職工数             男       女      計             男       女     計            男      女       計 染織工場    六三二  一五、五五六 四一、二二〇  五六、七七六   一一八  三、〇五八  四、八一〇  七、八六八   五一四 一二、四九八 三六、四一〇  四八、九〇八 機械具工場 一、九一九  五一、〇〇八  六、二一〇  五七、二一九   九〇九 二三、〇七二  四、一八二 二七、二二四 一、〇一〇 二七、九三六  二、〇二九  二九、九六五 化学工場    七三〇  一六、五二四  六、〇四八  二二、五七二   二一六  四、九二三  一、五〇四  六、四二七   五一四 一一、六〇一  四、五四四  一六、一四五 飲食物工場   一一四   四、一六四  二、〇五二   六、二一六    四六  一、五〇六    二六二  一、七六八    六八  二、六五八  一、七九〇   四、四四八 雑工場     六六二  二二、〇〇七  六、四八二  二八、四八九   二九四 一〇、五五二  二、一八八 二二、七四〇   三六八 一一、四五五  四、二九四  一五、七四九 特別工場     二二     九八三     二一   一、〇〇四     九    三五七     一八    三七五    一三    六二六      三     六二九 合計    四、〇七九 一一〇、一四三 六二、〇三一 一七二、二七六 一、五九二 四三、四六八 一二、九六四 五六、四三二 二、四八七 六六、七七四 四九、〇七〇 一一五、八四四 



今更に、各業細分別に付て之を見るに、左の如し

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 業務別(中分類) 工場数  職工数                  工場数   職工数                 工場数    職工数                男       女    計            男     女     計              男      女     計 染織工場  製糸   二四    一七九  二、七四一  二、九二〇   二      五     一      六    二二    一七四  二、七四〇  二、九一〇       紡織   一八  三、七〇三 一六、一七五 一九、八七八   四    八五四 三、二三五  四、〇八九    一四  二、八四九 一二、九四〇 一五、七八九       撚糸   二一     八六    三五六    四四二   三     一一    六〇     七一    一八     七五    二九六    三七一       真綿    一     一五     一六     三一   一     一五    一六     三一  ――――  ――――   ―――― ――――       製綿  二六四    八五五    三二九  一、一八四  三三    一〇一    五四    一五五   二三一    七五四    二七五  一、〇二九       織物  一二三  六、二九三 一九、五八二 二五、八七五  一二    一九八   七八六    九八四   一一一  六、〇九五 一八、七九六 二四、八九一     染色整理  一一五  三、一五六    六一五  三、七七一  四〇  一、二二一   一七六  一、三九七    七五  一、九三五    四三九  二、三七四       組物   六四  一、二三五  一、四〇二  二、六三七  二三    六五三   四八二  一、一三五    四一    五八二    九二〇  一、五〇二       雑     二     三四      四     三八 ―――― ――――  ――――    ――――     二     三四      四     三八  以下p.341 ページ画像        計   六三二 一五、五五六 四一、二二〇 五六、七七六 一一八  三、〇五八 四、八一〇  七、八六八   五一四 一二、四九八 三六、四一〇 四八、九〇八 機械工場  機械  三〇七 一六、七五九  一、一五〇 一七、九〇九 一二三  六、九六四   四六五  七、四二九   一八五  九、七九五    六八五 一〇、四八〇     船舶車輛   三七  七、四五二    一四七  七、五九九  一三  五、四三五   一二〇  五、五五五    二四  二、〇一七     二七  二、〇四四       器具  二一九  八、一八九  一、八八六 一〇、〇七五  八八  二、九四四 一、三一八  四、二六二   一三一  五、二四五    五六八  五、八一三      金属品一、三五六 一八、六〇八  三、〇二八 二一、六三六 六八六  七、七二九 二、二七九 一〇、〇〇八   六七〇 一〇、八七九    七四九 一一、六二八       計 一、九一九 五一、〇〇八  六、二一一 五七、二一九 九〇九 二三、〇七二 四、一八二 二七、二五四 一、〇一〇 二七、九三六  二、〇二九 二九、九六五 化学工場  窯業  一七九  四、二二二    五六七  四、七八九 一一五  二、九九八   二三七  三、二三五    六四  一、二二四    三三〇  一、五五四       製紙   三八  一、九五〇    七〇一  二、六五一   六     七三    七九    一五二    三二  一、八七七    六二二  二、四九九       漆器 ――――   ――――   ――――   ―――― ―――― ――――  ――――    ―――― ――――    ――――   ――――  ――――       製革   一〇    七三五      一    七三六   二     一二 ――――      一二     八    七二三      一    七二四      発火物   一五    二〇九    一三五    三四四   一      四    一四     一八    一四    二〇五    一二一    三二六       製油   二六    二五二     一七    二六九   七     四一 ――――      四一    一九    二一一     一七    二二八       製薬  一一五  二、六三三  一、三一三  三、九四六  一九    二六五   一八九    四五四    九六  二、三六八  一、一二四  三、四九二       護謨  一九七  四、二〇六  二、〇〇〇  六、二〇六  二九  一、〇六六   四四八  一、五一四   一六八  三、一四〇  一、五五二  四、六九二      化粧品   一二    二〇〇    四七八    六七八   四     六六   三一一    三七七     八    一三四    一六七    三〇一       石鹸   二一    五二四    四一七    九四一   四    一一四   一三〇    二四四    一七    四一〇    二八七    六九八     染料塗料   七九    六三八    一四九    七八七  二二    一一七    六五    一八二    五七    五二一     八四    六〇五     人造肥料   一一    三九三     二七    四二〇   二    一一七    一六    一三三     九    二七六     一一    二八七       雑    二七    五六二    二四三    八〇五   五     五〇    一五     六五    二二    五一二    二二八    七四〇       計   七三〇 一六、五二四  六、〇四八 二二、五七二 二一六  四、九二三 一、五〇四  六、四二七   五一四 一一、六〇一  四、二四四 一五、八四五 飲食物工場 醸造   二二  一、二六九    一二八  一、三九七   六    四一四    六二    四七六    一六    八五五     六六    九二一       製糖    五    四二六     三九    四六五   三    二二一    二八    二四九     二    二〇五     一一    二一六       精穀   一四    二六八     三六    三〇四   四     九四     四     九八    一〇    一七四     三二    二〇六      ラムネ    八    一六〇     二四    一八四   八    一六〇    二四    一八四 ――――   ――――   ――――   ――――       菓子   四七  一、六四二  一、六二八  三、二七〇  一八    四九三   一一二    六〇五    二九  一、一四九  一、五一六  二、六六五       缶詰    六     九〇     六六    一五六   三     四六    二七     七三     三    四四      三九     八三  以下p.342 ページ画像       畜産品    二     一九      八     二七 ――――  ―――― ――――    ――――     二     一九      八     二七      水産品    三     六〇      五     六五   三     六〇     五     六五 ――――   ――――   ――――   ――――      雑      七    二三〇    一一八    三四八   一     一八 ――――      一八     六    二一二    一一八    三三〇      計    一一四  四、一六四  二、〇五二  六、二一六  四六  一、五〇六   二六二  二、七六八    六八  二、六五八  一、七九〇  四、四四八 雑工場  印刷   二〇四 一二、四六三  二、五〇〇 一四、九六三 一四三  七、二二三 一、一三五  八、三五八    六一  五、二四〇  一、三六五  六、六〇五      紙製品   二五    九〇七    三七二  一、二七九   六    一二二    六〇    一八二    一九    七八五    三一二  一、〇九七     木竹蔓茎   九一  二、三三八    一七七  二、五一五  六六  一、八三八    八〇  一、九一八    二五    五〇〇     九七    五九七      皮革     七    六二四    一〇八    七三二   三     九二     八    一〇〇     四    五三二    一〇〇    六三二      羽毛     二      八      三     一一 ――――  ――――  ――――   ――――     二      八      三     一一      蘭莚     三     四四     二四     六八   一     一二     七     一九     二     三二     一七     四九     玉石牙骨   二三    二一一     三〇    二四一   二     一六     〇     一六    二一    一九五     三〇    二二五      雑    三〇七  五、四一二  三、二六八  八、六八〇  七三  一、二四九   八九八  二、一四七   二三四  四、一六三  二、三七〇  六、五三三      計    六六二 二二、〇〇七  六、四八二 二八、四八九 二九四 一〇、五五二 二、一八八 一二、七四〇   三六八 一一、四五五  四、二九四 一五、七四九 特別工場 電気     四    一三二   ――――    一三二 ―――― ――――   ――――   ――――     四    一三二  ――――     一三二      瓦斯     五    七九一     二〇    八一一   二    三一九    一七    三三六     三    四七二      三    四七五    金属精煉    一三     六〇      一     六一   七     三八     一     三九     六     二二  ――――      二二      計     二二    九八三     二一  一、〇〇四   九    三五七    一八    三七五    一三    六二六      三    六二九 



工場法非適用工場に関する調査、左の如し

図表を画像で表示工場法非適用工場に関する調査

 工場種類別  区別 (大分類)            焼失残存別         震災前に於ける非適用工場                   焼失工場                          残存工場         工場数    職工数                     工場数     職工数                   工場数      職工数                男        女      計               男       女     計                男      女      計 染織工場    三、六三七   五、五八八   七、一七五  一二、七六三    六五二   一、二五九    四五九  一、七一八    二、九八五   四、三二九  六、七一六  一一、〇四五 機械器具工場  四、三八九  一一、六三一     五二二  一二、一五三  二、〇七一   四、六五五    一五八  四、八一三    二、三一八   六、九七六    三六四   七、三四〇 化学工場    一、八八九   三、九六三     八五二   四、八一五    八〇七   一、五七六    二二四  一、八〇〇    一、〇八二   二、三八七    六二八   三、〇一五 飲食物工場   六、二四四  一一、二一九     八九八  一二、一一七  二、九五〇   六、二四一    六二七  六、八六八    三、二九四   四、九七八    二七一   五、二四九  以下p.343 ページ画像  雑工場     四、八五六  一〇、一七八     九一七  一一、〇九五  二、八三〇   六、〇四二    六二四  六、六六六    二、〇二六   四、一三六    二九三   四、四二九 特別工場       三一      七三       六      七九     一一      七    ――――      七       二〇      六六      六      七二 合計     二一、〇四六  四二、六五二  一〇、三七〇  五三、〇二二  九、三二一  一九、七八〇  二、〇九三  二一、八七二  一一、七二五  二二、八七二  八、二七八  三一、一五〇 



右を更に詳細に分類すれば、左の如し

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 業務別  工場数    職工数                 工場数   職工数             工場数   職工数 (中分類)       男      女     計            男     女   計           男     女     計 染織工場   製糸      六〇     九一    九四    一八五     九    二〇  一三    三三    五一    七一    八一    一五二  紡績       三      二  ――――      二  ――――  ―――― ―――― ――――     三     二  ――――      二  撚糸     六一二    七三三 一、七二六  二、四五九    一三    二三   八    三一   五九九   七一〇 一、七一八  二、四二八  真綿    ――――   ――――  ――――   ――――  ――――  ―――― ―――― ――――  ――――  ――――  ――――   ――――  製綿      一七      六     三      九     三     四 ――――    四    一四     二     三      五  織物   一、一四九  一、三六五 四、五一八  五、八八三    二六    三九  六三   一〇二 一、一二三 一、三二六 四、四五五  五、七八一  染色整理 一、一五二  二、二一七   一九〇  二、四〇七   三一四   五四三  四二   五八五   八三八 一、六七四   一四八  一、八二二  組物     五一〇    九三八   四九〇  一、四二八   二三一   四八四 二四八   七三二   二七九   四五四   二四二    六九六  雑      一三四    二三六   一五四    三九〇    五六   一四六  八五   二三一    七八    九〇    六九    一五九  計    三、六三七  五、五八八 七、一七五 一二、七六三   六五二 一、二五九 四五九 一、七一八 二、九八五 四、三二九 六、七一六 一一、〇四五 機械工場  機械   一、二五〇  三、〇二三    五八  三、〇八一   六一二 一、三八四  二八 一、四一二   六三八 一、六三九    三〇  一、六六九  船車     一八七    四六八    一七    四八五    九三   二五二  一二   二六四    九四   二一六     五    二二一  器具     八七五  一、七四八   一八九  一、九三七   二九一   八二二  三二   八五四   五八四   九二六   一五七  一、〇八三  金属   二、〇七七  六、三九二   二五八  六、六五〇 一、〇七五 二、一九七  八六 二、二八三 一、〇〇二 四、一九五   一七二  四、三六七  計    四、三八九 一一、六三一   五二二 一二、一五三 二、〇七一 四、六五五 一五八 四、八一三 二、三一八 六、九七六   三六四  七、三四〇 化学工場  窯業     一四六    三七四    三二    四〇六    七八   一九三   五   一九八    六八   一八一    二七    二〇八  製紙      九六    二四七    九三    三四〇    二二    五五   三    五八    七四   一九二    九〇    二八二  漆器       八     一二     二     一四     六     六   二     八     二     六  ――――      六  製革      八五    一六一    一一    一七二    二八    七三   四    七七    五七    八八     七     九五  発火物   ――――   ――――  ――――   ――――  ――――  ―――― ―――― ――――  ――――  ――――  ――――   ――――  以下p.344 ページ画像   製薬     一五六    三五七   一五八    五一五    五九   一二二  一六   一三八    九七   二三五   一四二    三七七  護謨     二七四    七四四   一七九    九二三    八五   二二一  四四   二六五   一八九   五二三   一三五    六五八  化粧品     二六     六八    二七     九五    二二    五八  一三    七一     四    一〇    一四     二四  石鹸     一三七    三〇二    五四    三五六    二三    五二  二一    七三   一一四   二五〇    三三    二八三  染料塗料   一三五    二一九    六一    二八〇    八二   一〇五  一九   一二四    五三   一一四    四二    一三六  人造肥料    二〇     二六  ――――     二六     二  ―――― ―――― ――――    一八    二六  ――――     二六  雑      七六九  一、三九〇   二一七  一、六〇七   三七三   六六九  九二   七六一   三二六   七二一   一二五    八四六  計    一、八九〇  三、九六三   八五二  四、八一五   八〇七 一、六七六 二二四 一、八〇〇 一、二〇二 二、三八七   六二八  三、〇一五 飲食物工場  醸造     一一六    四〇八    三六    四四四    六四   二三三  二五   二五八    五二   一七五    一一    一八六  製糖      五一    二二三    一〇    二三三    四三   一九三   九   二〇二     八    三〇     一     三一  製茶       二      五  ――――      五  ――――  ―――― ―――― ――――     二     五  ――――      五  精穀   一、八三一  三、二五八   一四〇  三、三九八   五九〇 一、〇二八  五八 一、〇八六 一、二四一 二、二二〇    八二  二、三一二  ラムネ  一、六三七  二、三八四   二四三  二、六二七   九八五 一、八二一 二一四 二、〇三五   六五二   五六三    二九    五九二  菓子     九六七  二、一五二   一五八  二、三一〇   四一七 一、二〇九 一〇七 一、三一六   五五〇   九四三    五一    九九四  缶詰      三七    一五四    二六    一八〇    二七   一二二  一九   一四一    一〇    三二     七     三九  畜産品     一七     七一     七     七八    一〇    五〇   五    五五     七    二一     二     二三  水産品     一七     六〇    一五     七五    一五    五四   六    六〇     二     六     九     一五  雑    一、五六九  二、五〇四   二六三  二、七六七   七九九 一、五三一 一八四 一、七一五   七七〇   九七三    七一  一、〇五二  計   六二、四四九 一一、二一九   八九八 一二、一一七 二、九五〇 六、二四一 六二七 六、八六八 三、二九四 四、九七八   二六三  五、二四九 雑工場  印刷   一、五六九  三、五〇六   二四七  三、七五三 一、〇二七 二、五四八 一九三 二、七四一   五四二   九五八    五四  一、〇一二  紙製品    三一五    六一七   一三〇    七九七   二二一   四三七  五八   四九五    九一   二三〇    七一    三〇二  木竹蔓茎 一、〇二八  二、一六一   一〇三  二、二六四   四九五   九八二  四八 一、〇三〇   五三三 一、一七九    五五  一、二三四  皮革      七六     九七    一四    一一一    七二    七八  一三    九一     四    一九     一     二〇  羽毛      六一    一三五    一五    一五〇    三五    四三  一三    五六    二六    九二     二     九四  蘭莚      五五    一四六    一五    一六一    五三   一三八  一五   一五三     二     八  ――――      八  玉石牙骨   一〇二    三〇五    一六    三二一    四六    八九  一二   一〇一    五六   二一六     四    二二〇  以下p.345 ページ画像   雑    一、六五二  三、一六一   三七七  三、五三八   八八一 一、七二七 二七二 一、九九九   七七一 一、四三四   一〇五  一、五三九  計    四、八五六 一〇、一七八   九一七 一一、〇九五 二、八三〇 六、〇四二 六二四 六、六六六 二、〇二六 四、一三六   二九三  四、四二九 特別工場  電気      二七     六二     六     六八     九     七 ――――    七    一八    五五     六     六一  瓦斯    ――――   ――――  ――――   ――――  ――――  ―――― ―――― ――――  ――――  ――――  ――――   ――――  金属精煉     四     一一  ――――     一一     二  ―――― ―――― ――――     二    一一  ――――     一一  計       三一     七三     六     七九    一一     七 ――――    七    二〇    六六     六     七二 







〔参考〕渋沢栄一翁 白石喜太郎著 第八一三頁 昭和八年一二月刊(DK310053k-0010)
第31巻 p.345 ページ画像

渋沢栄一翁 白石喜太郎著  第八一三頁 昭和八年一二月刊
 ○第五篇 十六 大震災
    その二 大震災善後会
○上略 余震頻りなる東京商業会議所楼上で、子爵を始め有力者諸氏が熱心に協議に耽つた状景と、阿部吾市氏が、唯単に震災善後会と云ふのみでは、この空前の震災を表示するに不十分なるの理由を以て、特殊の文字を加へんことを主張し、結局『大』の字を冠したときのことを想起する。ゆくりなく窓外を見れば、東京会館の震災による打撃いたましく、如何にも『大震災』と呼ぶことの相応しいことを実感したときのことである。 ○下略



〔参考〕父の映像 東京日日新聞社大阪毎日新聞社編 第二八五―二八七頁 昭和一一年六月刊(DK310053k-0011)
第31巻 p.345-346 ページ画像

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