デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
3節 国際団体及ビ親善事業
13款 社団法人国際聯盟協会
■綱文

第36巻 p.595-596(DK360208k) ページ画像

大正13年5月7日(1924年)

是日、当協会第四十四回理事会、日本倶楽部ニ開カル。栄一出席ス。引続キ、フランス共和国リヨンニ開カルベキ第八回国際聯盟協会聯合会総会ニ、当協会代表トシテ出席スル塩沢昌貞及ビ当協会理事宮岡恒次郎送別、並ニ前年度総会ヨリ帰朝シタル当協会代表乾精末・高木八尺及ビ藤沢親雄招待晩餐会ニ移ル。


■資料

国際聯盟協会書類(一) 【大正十三年四月二十六日 国際聯盟協会々長 渋沢栄一】(DK360208k-0001)
第36巻 p.595-596 ページ画像

国際聯盟協会書類(一)          (渋沢子爵家所蔵)
  大正十三年四月二十六日
                   国際聯盟協会々長
                      渋沢栄一
    (四字手書)
    渋沢栄一殿
拝啓、去る廿三日本協会総会の際、五月頃校務を帯びて渡欧せらるゝ塩沢昌貞博士に対し、来る六月下旬リヨンに開かるゝ聯合会総会に、本協会代表として御出席の件を御依頼申上候処、御快諾相成候に就ては、来る五月七日(水)午後四時半より日本倶楽部に於て、理事会を兼ね、同氏及び宮岡理事の送別、及び昨年度総会に代表として出席相成たる乾精末・高木八尺・藤沢親雄諸氏の招待の為め、晩餐会相催し度存候に就ては、御繁用中恐縮の至りに奉存候得共、御繰合御来駕被
 - 第36巻 p.596 -ページ画像 
成下度、御案内申上候
 追而乍御手数御出席の有無、同封ハガキを以て御回示相煩度候


(国際聯盟協会) 会務報告 第二二輯 自大正一三年五月七日至同年六月二四日(DK360208k-0002)
第36巻 p.596 ページ画像

(国際聯盟協会) 会務報告  第二二輯 自大正一三年五月七日至同年六月二四日
                     (渋沢子爵家所蔵)
(謄写版)
三、第四十四回理事会
  時日、五月七日午後四時半、場所、日本倶楽部
  出席者、徳川総裁、渋沢会長、阪谷・添田副会長、林・山川・穂積・宮岡各理事、深井会計監督、加藤主事
  報告、主事より四月十一日乃至五月六日の会務報告
  協議事項
  一、外国の名士にメッセージ依頼の件
    バルフオア、レオン・ブールジヨア両氏を、名誉総裁に推戴するに決したるを以て、両氏より日本青年に当てたるメッセージを乞ひ、之を雑誌に発表し、其他一般に配付する事とす
    又英・仏のみならず、其他諸国の世界的名士に対して、同様のメッセージを送附ありたき旨依頼す、此氏名、及その方法は事務所に一任
  二、理事会開催日変更の件
    毎月第一水曜日を以て定例理事会日としたる前回理事会の決議を変更し、第一木曜日と定む、但し七・八両月の休会は旧の如し
  三、山陰地方講演旅行の件
    鳥取市時事経済研究会の要請により、同地方に講演会を開き支部を設くる事とし、阪谷副会長、山川・田川両理事出張に決定
  四、東京実業組合聯合会の対米決議に関する件
    同聯合会の決議を本会に送附ありたるにつき、その処置を如何にすべきかの問題なるも、単に受附け置く事とせり
四、海外代表者送迎晩餐会
 五月七日(水)午後四時半、日本倶楽部に於ける理事会を期とし、聯合会本会代表として渡欧せらるゝ塩沢昌貞博士、本協会の理事たる資格を以て、欧米各国協会との聯絡をとる為め、外遊さるゝ宮岡理事の送別と、昨年度聯合会総会に於て、本会代表として出席されたる乾精末・高木八尺・藤沢親雄三氏の歓迎とを兼ねて晩餐会を催せり、出席者は右五氏の他に、徳川総裁、渋沢会長、阪谷・添田両副会長、林・穂積・岡・山川各理事深井会計監督、加藤主事にして更に目下来朝中の英国トインビー・ホールの副長にて、英国聯盟協会に関係あるキヤツチプール氏をも陪賓として招待し、英国協会及トインビー・ホールの事業につき、講演を聴取せり。
  ○リヨン総会ハ第八回ナリ。