デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

3章 国際親善
3節 国際団体及ビ親善事業
13款 社団法人国際聯盟協会
■綱文

第37巻 p.156-162(DK370028k) ページ画像

昭和2年6月13日(1927年)

是日栄一、当協会会長トシテ、外務大臣田中義一ニ対シ昭和三年度国庫補助金請願書ヲ提出ス。


■資料

国際聯盟協会書類(三) 【(写) 聯盟協会補助請願書】(DK370028k-0001)
第37巻 p.156-159 ページ画像

国際聯盟協会書類(三)         (渋沢子爵家所蔵)
(写)
    聯盟協会補助請願書
本協会は成立以来、政府より年々巨額の補助を受くるに拘らず、本会成立の目的たる国際聯盟の精神を普及せしめ、之を達成することにつき未だ充分ならざるは、努力の足らざる所と焦慮罷在候、然も退いて考ふるに思想普及の事たる容易の業にあらず、結果に表はるゝこと少なきの故を以て、中途阻喪することなく徹底不断の努力こそ、此目的を達する所以なりと信ずるが故に、此信念の下に宣伝に努め居る次第にして、之が為には講演会・印刷物等の方法に依る宣伝の外、地方支部及学生支部等の設置に依ること、従来と異なる所なく、而して是が為には協会の対内的経費を増加するは、已むを得ざる所に有之候
出版物売行の増加(即会員の増加)が、協会の収入を増加するは勿論なるも、前掲支部の設立は其維持費として一人会費四円の半額を支給する関係上、支部増加して協会の収入減少するの結果を来すのみならず、各支部は何等財源を有せざる為、其宣伝運動等に関し協会より夫夫補助金を支出するの要あるを以て、其経費は到底出版物売上代の支弁し得る所に無之候
尚、昭和二年度より本会の事業として着手せる学芸協力委員会に関し協会にては年額約壱万参千円の経費を支出し居る処、是を従来政府よりの補助金、及貴省よりの別途交附金計金七万円を得、而も学芸協力の事業を取扱はざりし時代に比すれば、協会の負担としては多大の懸隔に有之候、尤も学芸協力の事業たる其性質深遠、範囲亦広大なるを以て、迚も壱万参千円の年額経費を以てしては、俚諺の帯短襷長にして、不充分なるものに候へば、之が為には相当の経費を要する次第に候、而して本邦美術の紹介の為、来年度新規事業として英文美術年鑑の発行を企図致候
尚ほ国際聯盟の精神普及は、成人の指導よりも青少年の教育に俟つを更に有意義なる様被認候に就ては、来年度に於て此方面に発展を試み度、斯くして次年度予算に於て、前記英文美術年鑑発行費を併せ金弐万九千円を計上し、前年予算に比し拾参万壱千参百弐拾六円七拾銭の増加を見たる処、本協会の主要財源たる一般寄附金は、財界不況の影響を受け成績思はしからず、本年度の予約漸く四万円に有之候、一方出版物の売行に就ても娯楽雑誌等と異なり、読者範囲の限局せる協会雑誌は、精々改良を怠らざるも猶且購読者増加の見込少なく、財源となり得ざる現状に有之、会費其他雑収入を加ふるも総収入五万六千四百円に過ぎず、支出総計参拾参万八千七百四拾円の内、弐拾八万弐千参百四拾円の不足を来し候
就ては玆に本協会が、明年度以後事業計画に要する費用の内訳、供高
 - 第37巻 p.157 -ページ画像 
覧候条事情御諒察の上何卒特別の御詮議給はり度奉懇願候 敬具
  昭和二年六月十三日
                国際聯盟協会々長
                    子爵 渋沢栄一
    外務大臣男爵 田中義一閣下

    国際聯盟協会昭和三年度事業計画並ニ其予算額
      収入部
下附金
 国庫補助金
寄附金                  四〇、〇〇〇円
 民間ヨリノ寄附金
利子                    六、五〇〇円
 預金利子等
会費                    七、〇〇〇円
 本協会会員会費
刊行物売上代                二、八〇〇円
 本会発行ノ雑誌、国際知識及世界と我等ハ主ニ会員ニ無代配布セル外、一般ニ発売其売上金、単行本ハ特別会員ニ無代配布セル外、一般ニ発売其売上金等
雑収入                     一〇〇円
 合計                  五六、四〇〇円
      支出部
俸給                   三〇、〇〇〇円
 現在俸給 二一、〇〇〇円 新規採用 九、〇〇〇円
嘱託報酬                  六、八四〇円
 現在 三、二四〇円 新規 三、六〇〇円
雑給                   一五、〇〇〇円
 事務員・嘱託員ニ対スル手当、諸謝礼金、臨時雇入料、翻訳料、筆耕料、退職手当等
事務所借料                 八、四〇〇円
図書購入料                 七、〇〇〇円
 (内学芸協力委員会 五、〇〇〇円)
 一般研究者ヘ閲覧ノ為メ拡張
什器                    三、〇〇〇円
 (内学芸協力委員会 五〇〇円)
文房具消耗品                二、五〇〇円
 (内学芸協力委員会 六〇〇円)
雑費                    一、二〇〇円
 (内学芸協力委員会 六〇〇円)
集会及接待費                四、二〇〇円
 総会・理事会・諸委員会、聯盟関係内外国人歓迎
 (内学芸協力委員会 一、二〇〇円)
印刷及刊行費               四〇、四〇〇円
 - 第37巻 p.158 -ページ画像 
 一、雑誌国際知識刊行費         一八、〇〇〇円
 二、雑誌世界と我等刊行費         六、〇〇〇円
 三、諸単行本発行             八、〇〇〇円
 四、国際条約集発行            二、〇〇〇円
 五、英文月報刊行費            一、二〇〇円
 六、雑印刷費               四、〇〇〇円
 七、学芸協力委員会費           一、二〇〇円
講演会諸費                  二〇、〇〇〇円
 一、講習会                四、〇〇〇円

 二、地方講演会              六、〇〇〇円
 三、講師派遣費              二、〇〇〇円
 四、東京講演会 年六回          三、〇〇〇円
 五、其他平和記念大会・展覧会・研究会等  五、〇〇〇円
調査及学芸研究依託費             三二、〇〇〇円
 一、調査費                二、〇〇〇円
 (研究ヲ要スル国際問題ニ付専門家会合調査費)
 二、本邦重要法典翻訳費         二〇、〇〇〇円
 三、東洋研究ニ関スルビブリオグラフィー編纂
                     一〇、〇〇〇円
海外費                   五五、〇〇〇円
 一、聯合会諸分担金            四、〇〇〇円
 二、在外嘱託手当             七、二〇〇円
 三、海外見習生派遣費 二人       一六、〇〇〇円
 四、学芸協力委員会関係海外派遣員手当  一二、八〇〇円
 五、聯合会総会・委員会ニ代表委員派遣費 一五、〇〇〇円
宣伝拡張費                  二三、八〇〇円
 一、各大学・専門学校学生支部費      八、〇〇〇円
 二、地方支部費              八、〇〇〇円
 三、地方支部及学生支部ニ職員出張費    一、〇〇〇円
 四、宣伝印刷費              二、六〇〇円
 五、広告費                二、四〇〇円
 六、外人部費               一、八〇〇円
通信逓送費                  一四、四〇〇円
 一、海外電報費              六、〇〇〇円
 二、通信郵便費              五、三〇〇円
 三、電話料・鉄道運送費・車代其他     三、一〇〇円
新規事業費                  二九、〇〇〇円
 第一国際心助成事業費        一九、〇〇〇円
  一、海外児童作品紹介          三、〇〇〇円
  二、リーフレツト定期刊行        五、〇〇〇円
  三、小学教員課外講話資料供給      二、〇〇〇円
  四、児童ノ教育的遊戯品作製費      三、〇〇〇円
  五、学校用具ニ国際心ニ関スル字句ノ挿入 五、〇〇〇円
  六、国際カレンダー製作品        一、〇〇〇円
 - 第37巻 p.159 -ページ画像 
 第二英文美術年鑑刊行費       一〇、〇〇〇円
予備費                  四六、〇〇〇円
 合計                 三三八、七四〇円
  収入                 五六、四〇〇円
   不足額           二八二、三四〇円

    国際聯盟協会昭和二年度予算と
    昭和三年度予算との比較増減
    収入

  科目          昭和二年度予算    昭和三年度見込額         増       減
                   円          円                  円
 下附金         七〇、〇〇〇・〇〇
 寄附金         四三、五六〇・〇〇  四〇、〇〇〇・〇〇           三、五六〇・〇〇
 利子           六、五〇〇・〇〇   六、五〇〇、〇〇          〇       〇
 会費           七、〇〇〇・〇〇   七、〇〇〇・〇〇          〇       〇
 刊行物売上代       二、八〇〇・〇〇   二、八〇〇・〇〇          〇       〇
 雑収入            一〇〇・〇〇     一〇〇・〇〇
  計         一二九、九六〇・〇〇  五六、四〇〇・〇〇
    支出
  科目          昭和二年度予算    昭和三年度見込額         増       減
                   円          円          円
 俸給          二三、六四〇・〇〇  三〇、〇〇〇・〇〇   六、三六〇・〇〇
 嘱託報酬         四、八〇〇・〇〇   六、八四〇・〇〇   二、〇四〇・〇〇
 雑給          一二、〇五六・〇〇  一五、〇〇〇・〇〇   二、九四四・〇〇
 事務所借料        四、二六〇・〇〇   八、四〇〇・〇〇   四、一四〇・〇〇
 図書購入費        二、八五〇・〇〇   七、〇〇〇・〇〇   四、一五〇・〇〇
 什器           三、〇〇〇・〇〇   三、〇〇〇・〇〇          〇      〇
 文房具消耗品       二、五〇〇・〇〇   二、五〇〇・〇〇          〇      〇
 雑費           一、二〇〇・〇〇   一、二〇〇・〇〇          〇      〇
 集会及接待費       四、二〇〇・〇〇   四、二〇〇・〇〇          〇      〇
 印刷及刊行費      三一、八〇〇・〇〇  四〇、四〇〇・〇〇   八、六〇〇・〇〇
 講演会諸費        八、〇〇〇・〇〇  二〇、〇〇〇・〇〇  一二、〇〇〇・〇〇
 調査及学芸研究依託費  一〇、〇〇〇・〇〇  三二、〇〇〇・〇〇  二二、〇〇〇・〇〇
 海外費         三〇、〇〇〇・〇〇  五五、〇〇〇・〇〇   二五、〇〇・〇〇
 宣伝拡張費       一六、三〇〇・〇〇  二三、八〇〇・〇〇   七、五〇〇・〇〇
 通信逓送費        六、八〇七・三〇  一四、四〇〇・〇〇   七、五九二・七〇
 新規事業費                  二九、〇〇〇・〇〇  二九、〇〇〇・〇〇
 予備費         四六、〇〇〇・〇〇  四六、〇〇〇・〇〇          〇      〇
  計         二〇七、四一三・三〇 三三八、七四〇・〇〇 一三一、三二六・七〇
     不足     二八二、三四〇・〇〇




〔参考〕国際聯盟協会書類(三) 【(渡辺) (印) 国際聯盟協会ニ於テ、昭和三年度ニ…】(DK370028k-0002)
第37巻 p.159-162 ページ画像

国際聯盟協会書類(三)         (渋沢子爵家所蔵)
                          (渡辺)
                           (印)
国際聯盟協会ニ於テ、昭和三年度ニ於ケル国庫補助金交付請願ノタメ協会長名義ヲ以テ外務大臣宛テ提出セル請願書ニ、添付ノ昭和三年度収支予算書ノ内容ニツキ、御命ニヨリ大略取調ヘタル所、左ノ結論ヲ
 - 第37巻 p.160 -ページ画像 
得タリ
一、収入ニツキテハ、合計金五万六千四百円ハ略相当ト認ム
一、支出ニツキテハ、合計金参拾参万八千七百円ハ多キニ失ス、即チ金拾七万弐千五百弐拾六円ヲ減ジテ、金拾六万六千百七拾四円位ニ縮少スルヲ相当ト認ム
以下其内訳ニツキ極メテ概括的ニ説明ヲナスニ当リ、本年度即チ昭和二年度ハ目下進行中ナルヲ以テ、已ニ確定セル昨年度即チ大正十五年度ノ決算ト、請願書附属ノ明年度即チ昭和三年度予算トヲ、比較シテ研究センニ
 (以下大正十五年度決算ヲ単ニ「決算」ト称シ、昭和三年度予算ヲ単ニ「予算」ト称ス)
収入ノ部
寄付金ニ於テ決算額六万五千四拾円ニ対シ、予算額四万円ヲ掲上セシハ、財界不況ノ実状ニ鑑ミ当ヲ得タルモノト思ハル
利子ニ於テ決算額七千弐百六拾五円ニ対シ、予算額六千五百円トセシハ、公定利率モ低下セシヲ以テ相当ナルベシ
会費ニ於テ決算額八千七百五円ニ対シ、予算額七千円トセシハ、協会当局ノ説明ニヨレバ、会員ハ増加スルモ地方支部及学生支部ノ設置ニ伴ヒ、其維持費トシテ一人会費四円ノ半額ヲ支給スル由ニツキ、会員増加スルニ拘ハラズ、収入増加セサルハ止ムヲ得サルベシ
刊行物売上代ニ於テ、決算額参千四百七拾七円ニ対シ予算額弐千八百円トセシハ、収入ヲ内輪ニ見積ル意味ナラバ相当ナルベシ
雑収入ハ金高壱百円ナレバ、事々シク述ブル要ナカルベシ
要之収入予算ハ稍穏当ニシテ、甚ダシク異論ノ余地ナキガ如シ
支出ノ部
俸給ハ決算ニ於テ壱万七千四百弐拾四円ニ対シ、予算ニ於テ参万円トセシハ実ニ約壱万参千円、即チ七割強ノ増加ニシテ如何ニ事務繁多ヲ加フト雖モ、余リニ急激ノ増加ナリ、高々三千円位ノ増加ヲ至当トスベシ
嘱託報酬ハ決算ニ於テ弐千七百円ナルニ、予算ニ於テハ六千八百円ニシテ正ニ十五割ノ増加ナリ、壱千円位ノ増額ヲ至当トスベシ
俸給《(雑)》ハ決算ニ於テ八千参百拾五円ナルニ、予算ニ於テ壱万五千円、此レモ約二倍ノ増加ナリ、壱千円位ノ増額ヲ至当トスベシ
事務所借料ハ決算ニ於テ参千五百九拾五円ナルニ、予算ニ於テ八千四百円ニシテ拾弐割ノ増加ナリ、現在ノ二倍以上ノ面積ヲ必要トスル理由ヲ発見スルニ苦シム、五百円位ノ増額ヲ見込マバ十分ナルベシ
図書購入費ハ決算ニ於テ弐千百八拾七円ニ対シ、予算ニ於テ七千円、即チ三倍半ニ当タル、此費用ノ如キ多々益弁スベキモ、本協会会計ノ現状ヨリシテ壱千円位ノ増加ヲ至当トスベキカ
什器ハ決算ニ於テ壱千九百五拾六円ナルニ、予算ニ於テ参千円ナリ、約五割ノ増加ナリ、五百円位ノ増額ヲ至当スベキカ
文房具消耗品ハ決算ニ於テ壱千七百八拾七円ナルニ、予算ニ於テ弐千五百円ナレトモ、先ツ先ツ相当ノ予算ナルベキカ
雑費ハ決算ニ於テ四百拾七円ナルニ、予算ハ壱千弐百円ナリ、少シク
 - 第37巻 p.161 -ページ画像 
多キニ失スルノ観アルモ金高少ナケレバ、此儘ニテモ大ナル支障ナカルベシ
集金及接待費ハ決算ニ於テ弐千弐百七拾円ナルニ、予算ニ於テハ四千弐百円ニテ九割強ノ増加ナリ、壱千円位ノ増額至当ナルベシ
印刷及刊行費ハ決算ニ於テ弐万五千七百五拾弐円ナルニ、予算ニ於テハ四万四百円ニシテ六割強、即チ壱万五千円ノ増額ナリ、如何ニ会員増加ニ伴フ刊行物ノ増加アレバトテ余マリ多キニ失ス、精々弐割即凡ソ五千円位ノ増額ヲ至当ト思ハル
講演会諸費ハ決算ニ於テ六千七百五拾八円ナルニ、予算ニ於テ弐万円ヲ計上セリ、即チ約二十割即チ壱万弐千円ノ増加ナリ、コレモ五割即チ参千円位ノ増額ヲ至当トスベキカ
調査及学芸研究依託費ハ、昭和二年度ヨリノ特設ニ係リ参万弐千円ヲ予算ニ計上セルガ、学芸協力委員会ハ已ニ着手セルヲ以テ相当ノ費用ヲ要スベキモ、本年予算壱万円ニ対シ二十二割、即チ弐万弐千円トセシハ如何ニシテモ多キニ失ス、シカモ此事業ハ遠大広範ニ亘タル学術的研究ヲ目的トスルモノナルヲ以テ、急激ニ経費ヲ増加セズ相当年限寧ロ消極的予算ニテ、除々ニ事業ノ成績ヲ見ル方穏当ナル策ナラズヤト思ハル、此見解ヨリシテ前年度ト同一予算、即チ壱万円ニテ可ナルベシト思ハル
海外費ハ決算ニ於テ壱万五千参百六拾六円ナルニ、予算ハ五万五千円ニテ二倍半即チ約四万円ノ増加ナリ、此費用モ前項ト同一ノ理由ニテ、五千円増シノ弐万円位トスルヲ至当トスベキカ
宣伝拡張費ハ決算ニ於テ壱万参千百四拾円ナルニ、予算ニ於テ弐万参千八百円ニテ、約八割即チ壱万円ノ増加ナリ、此レハ主トシテ各大学・専門学校学生支部及地方支部ヘノ補助金ナルガ、本協会ノ財政裕ナラザル今日ナレバ、約五千円増シノ壱万八千百円位ガ適当ナルベキカ
通信逓送費ニ於テ決算五千四百参拾円ナルニ、予算ニ於テ壱万四千四百円ヲ計上シ、十六割即九千円ノ増加ナリ、此レモ弐千円位ノ増額ニテ可ナラズヤ
新規事業費ハ予算ニ始メテ金弐万九千円ヲ計上セルモ、協会ノ現状ニ照ラシ全部削除シテ可ナラズヤ
予備費ヲ予算ニ金四万六千円ト計上セルモ従来約壱万円ヲ計上セルニ比シ余リニ巨額ナリ、宜シク前年同様壱万円位トナスベキナルベシ
次キニ以上ヲ表示スレバ左ノ如シ

  (収入ノ部)
        大正十五年度決算  昭和三年度予算  更正予算      減額
寄附金      六五、〇四〇―  四〇、〇〇〇―       〇        〇
利子        七、二六五―   六、五〇〇―       〇        〇
会費        八、七〇五―   七、〇〇〇―       〇        〇
刊行物売上代    三、四七七―   二、八〇〇―       〇        〇
雑収入         一三三―     一〇〇―       〇        〇
         八四、六二〇―  五六、四〇〇―       〇        〇
  支出ノ部
 - 第37巻 p.162 -ページ画像 
俸給       一七、四二四―  三〇、〇〇〇―  二〇、四二四―   九、五七六―
嘱託報酬      二、七三〇―   六、八〇〇―   三、七〇〇―   三、一〇〇―
雑給        八、三一五―  一五、〇〇〇―   九、三一五―   五、六八五―
事務所借料     三、五九五―   八、四〇〇―   四、〇九五―   四、三〇五―
図書購入費     二、一八七―   七、〇〇〇―   三、一八七―   三、八一三―
什器        一、九五六―   三、〇〇〇―   二、四五五―     五四五―
文房具費消耗品   一、七八七―   二、五〇〇―   二、五〇〇―       〇
雑費          四一七―   一、二〇〇―   一、二〇〇―       〇
集会及接待費    二、二七三―   四、二〇〇―   三、二七〇―     九三〇―
印刷及刊行費   二五、七五二―  四〇、四〇〇―  三〇、七五〇―   九、六五〇―
講演会諸費     六、七五八―  二〇、〇〇〇―   九、七五八―  一〇、二四二―
調査及学芸依託費      〇   三二、〇〇〇―  一〇、〇〇〇―  二二、〇〇〇―
海外費      一五、三六六―  五五、〇〇〇―  三〇、〇〇〇―  二五、〇〇〇―
宣伝拡張費    一二、三一七―  二三、八〇〇―  一八、一〇〇―   五、七〇〇―
通信費       五、四三五―  一四、四〇〇―   七、四二〇―   六、九八〇―
新規事業費         〇   二九、〇〇〇―       〇   二九、〇〇〇―
予備費      一〇、〇〇〇―  四六、〇〇〇―  一〇、〇〇〇―  三六、〇〇〇―
合計      一一六、三一二― 三三八、七〇〇― 一六六、一七四― 一七二、五二六―

   ○欄外日付「昭和弐年九月二十日」トアリ。
   ○昭和三年五月二十四日交付ニ関スル命令書ヲ受ク、本款同日ノ条参照。