デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
4節 キリスト教団体
1款 救世軍
■綱文

第42巻 p.138(DK420039k) ページ画像

大正15年10月18日(1926年)

是日栄一、救世軍大将ブラウェル・ブースヲ案内シ、東京市養育院ヲ視察セシム。


■資料

集会日時通知表 大正一五年(DK420039k-0001)
第42巻 p.138 ページ画像

集会日時通知表 大正一五年         (渋沢子爵家所蔵)
十月十八日 月 午前十時半 ブース救世軍大将御案内養育院参観(同院)


渋沢子爵と救世軍 山室軍平稿(DK420039k-0002)
第42巻 p.138 ページ画像

渋沢子爵と救世軍 山室軍平稿        (財団法人竜門社所蔵)
○上略
一、同月○大正一五年一〇月十八日、又ブラムウエル・ブース大将の養育院参観に際しては、子爵自ら之を案内して事業を説明せらるゝのみならず、後にて種々之と懇談を遂げられたり。
○下略


東京市養育院月報 第三〇三号・第一三頁大正一五年一〇月 ○ブラムヱル・ブース大将の本院視察(DK420039k-0003)
第42巻 p.138 ページ画像

東京市養育院月報 第三〇三号・第一三頁大正一五年一〇月
○ブラムヱル・ブース大将の本院視察 這般本邦に渡来せられたる救世軍万国総督ブラムヱル・ブース大将は、一行のカンニンガム少将、ブース中佐及び東京在勤のイーデー中将、山室少将の諸氏を随へ、十月十八日午前十時半本院へ来院せられ、渋沢院長・田中幹事の案内にて院内諸施設を親しく視察の上、講堂に於て、収容者一同の為めに懇篤なる一場の講演を試み、終りて事務所前庭渋沢子爵記念像前にて記念の撮影を行ひ、同十一時半辞去せられたり(因に当日講堂に於けるブース大将の講演は次号に掲載すべし)