デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
5節 修養団体
4款 財団法人修養団
■綱文

第43巻 p.443-444(DK430076k) ページ画像

明治44年12月10日(1911年)

是日、神戸市ニ於テ当団神戸支部発会式挙行セラル。栄一祝辞ヲ送ル。


■資料

渋沢栄一書翰 野口弥三宛明治四四年一二月一日(DK430076k-0001)
第43巻 p.444 ページ画像

渋沢栄一書翰 野口弥三宛明治四四年一二月一日 (野口弥三氏所蔵)
拝啓、爾来益御清適欣慰之至ニ候、然者此一書を以て御紹介申上候ハ修養団之主幹蓮沼門三と申人ニて、一昨年来老生別而懇親ニいたし種種之発展ニ付而ハ添心致遣候処、此度神戸市支部ニ大会相開候為め出張之趣ニ付一書を以て御面会且色々と御助力相願度次第ニ御坐候、且蓮沼ハ品ニ寄県知事及市長其外ニも会見之上修養団之主義等も申上度と企望之由ニ有之、其辺ニ関し御引合之御手数も相願可申、夫是何卒相応之御心添ハ被成下度候、青年輩多数之会合ニハ候得共総而実践躬行之人々ニにて精神堅固ニ身体健全を主張候者共ニて、決而軽佻浮薄等之恐も無之、又粗暴過激之挙動抔致申間敷候間、右等も呉々御安心可被下候、右拝願まて一書得貴意度如此御坐候 敬具
  十二月一日               渋沢栄一
    野口賢契
       坐下
○下略
   ○野口弥三ハ当時ノ第一銀行神戸支店長。


向上 第五巻第一号・第六三―六四頁明治四五年一月 神戸支部発会式(DK430076k-0002)
第43巻 p.444 ページ画像

向上 第五巻第一号・第六三―六四頁明治四五年一月
    神戸支部発会式
△師走の空漸く寒き十日陰雲天を閉ぢて霽れず寒風坐ろ身に沁むを覚えたり。殊に社会は恰も年末多忙の際、学生は学期末の試験に脳漿を絞るの時、或は来会者少なからずやと憂へたりしに、寒風を冒して諏訪山武徳殿に集まるもの約四百に及び、田中本県事務官・乾市助役・大橋市視学・水沢大佐・伊藤大尉・武部鉄道院技師・野口第一銀行支店長・小林警視、鶴崎・篠原・加藤・永田各中学校長等約二十名の来賓ありて非常の盛会を呈したり。○中略
    東京先輩の奨励
左の諸先輩は何れも鄭重なる祝文を寄せて奮励を促れたり。
 渋沢顧問・森村顧問・床次内務次官・河野広中氏・田所普通学務局長・井上神社局長(多数なる書籍を寄贈せらる)手島高工校長・山本博進社専務取締役・大浦博文館主・亀井三省堂主・杉田高工教授
○下略