デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

4章 道徳・宗教
5節 修養団体
4款 財団法人修養団
■綱文

第43巻 p.566-568(DK430112k) ページ画像

大正7年9月7日(1918年)

是日、築地ノ東京府立工芸学校ニ於テ、当団築地工芸支部発会式挙行セラル。栄一出席シテ式辞ヲ述ブ。次イデ九月二十四日香川県仲多度支部、二十八日福島県広瀬支部、三十日同県柳津支部ノ各発会式挙行セラル。栄一ソレゾレ祝電ヲ発ス。


■資料

集会日時通知表 大正七年(DK430112k-0001)
第43巻 p.566 ページ画像

集会日時通知表 大正七年         (渋沢子爵家所蔵)
九月七日 土 午後一―二時 修養団支部発会式(築地府立工芸学校)


向上 第一二巻第一〇号・第七九―八〇頁大正七年一〇月 東京築地工芸支部報告(DK430112k-0002)
第43巻 p.566-567 ページ画像

向上 第一二巻第一〇号・第七九―八〇頁大正七年一〇月
    東京築地工芸支部報告
      ○発会式を挙ぐる迄
 工業技術者の品性の如何は直ちに其製産品に影響を及ぼすものなれば、漸く勃興せんとする我国の工業界に特に修養団の趣旨を徹底せしむること、刻下の急務なりと信ず。
 大正五年九月十一日。蓮沼主幹当校に於て本団の精神につき講演をせられてより、校友間に主義の共鳴者漸次出づるに至りたるは欣喜に堪えざる所なり。第四回天幕講習会の開催せらるゝや、不肖之に参加して偉大なる印象を得、諸先生の熱誠と講習員諸兄の真面目とに感奮し、新学期早々発会式を挙行するに決せり。
      ○支部発会式
 九月七日午後一時、団員及一般職員生徒一同講堂に着席し、渋沢男爵の御来場を得て開式す。
 当日主なる来賓は、渋沢男爵・府知事代理吉田幹殿・松浦玉圃翁・清水文弥翁・津崎尚武殿・蓮沼主幹殿・後藤本部幹事殿・瓜生本部幹事殿・三宅柳一殿
    挙式の順序
一、開式宣詞           司会者 鈴木重幸殿
二、国歌二唱               一同
三、勅語奉読               石黒校長殿
 - 第43巻 p.567 -ページ画像 
四、支部設立の経過報告     支部幹事 島芳太郎殿
五、宣誓式           団員総代 恩地修一殿
六、団長訓辞(代読)           瓜生本部幹事殿
七、式辞                 渋沢顧問殿
八、来賓祝辞               松浦玉圃殿
  同          井上府知事代理 吉田幹殿
  同                  清水文弥殿
  同              法学士 津崎尚武殿
九、祝文祝電の披露            植田峰三郎殿
十、修養団の精神             蓮沼主幹殿
十一、中堅青年大同団結の急務       後藤本部幹事殿
十二、謝辞                石黒校長殿
十三、閉式宣詞          司会者 鈴木重幸殿
 当日団長閣下は公務の都合にて御出席無く、宣誓式には渋沢顧問団長に代られ団員総代の誓言を受けらる。団長の訓辞に、男爵の式辞に一言一句肺肝を貫かるゝの感あり、
○中略
 最後に石黒校長の謝辞ありて、感激に満ちたる此紀念すべき築地工芸支部発会式を閉づ。


集会日時通知表 大正七年(DK430112k-0003)
第43巻 p.567 ページ画像

集会日時通知表 大正七年         (渋沢子爵家所蔵)
九月二十日 金 午後二時 蓮沼門三氏兜町ニ来約


向上 第一二巻第一一号・第九五頁大正七年一一月 ○仲多度支部発会式報告(DK430112k-0004)
第43巻 p.567 ページ画像

向上 第一二巻第一一号・第九五頁大正七年一一月
    ○仲多度支部発会式報告
 九月二十四日午前九時開会、発起者を代表して平田幹事簡単に挨拶を述べて座長に猪熊八太郎氏を推し、杉野菊次氏の発議により猪熊八太郎氏を支部長に推す、平田幹事の発議により杉野氏を副支部長に推し、猪熊支部長七名の幹事を指命す。
○中略
      発会式順序
○中略
(祝電)団長殿・本部殿・渋沢男爵殿・○中略
(祝文)森村男爵殿○下略


向上 第一二巻第一一号・第九五頁大正七年一一月 広瀬支部発会式報告(DK430112k-0005)
第43巻 p.567-568 ページ画像

向上 第一二巻第一一号・第九五頁大正七年一一月
    広瀬支部発会式報告
 生等理想郷建設に憧れ、団員となりて悪戦苦闘する事三霜相、久しき間の願望玆に叶ひ、満庭の紅葉錦繍の如く翩翻たる九月二十八日午后二時支部発会式を挙行せり。
会場は団員四十有余名。顧問・賛助員の諸賢、青年団員・村民有志者希望愛読者等にて満たされたり。
      式順
○中略
 - 第43巻 p.568 -ページ画像 
時正に六時、七時よりは更に懇談茶話会を開催す、出席者団員顧問賛助員諸賢、青年団員等なり、終つて午後九時一同万才声裡に閉会を告げ、暗路をたどりて帰宅せり。
(祝辞祝電)顧問男爵渋沢栄一殿・顧問男爵森村市左衛門殿○下略


向上 第一二巻第一一号・第九六頁大正七年一一月 柳津支部発会式報告(DK430112k-0006)
第43巻 p.568 ページ画像

向上 第一二巻第一一号・第九六頁大正七年一一月
    柳津支部発会式報告
 山野は正に収穫の光彩を放ち瑞気天に漲る、吾人の覚醒すべき九月卅日会津柳津支部の発会式を挙行す、回顧すれば会津の霊地として其名も高き此地に、団員の呱々の声を挙げたるは、大正二年の頃に当小学校に教鞭を取られし田崎吉三氏なり、当時の同志たりし者僅に四・五を以て数ふるのみなりしが、増井彦一・佐藤安蔵・田崎弘作の諸君は如何にかして支部設立を遂げんと欲し、主幹蓮沼先生の墓参旁々会津地方に御出張ありしを機とし、先づ八月十九日午後一時より柳沢小学校《(津カ)》にて相談会を開き九月卅日を期し挙式す、午後二時第一鈴は会場の正面より響き渡りて満場粛たり、開会順序左の如し
○中略
当日祝詞・祝電を寄せられ奮起を促されし御芳名
(祝電)渋沢栄一閣下○中略
(祝詞)森村市左衛門閣下○下略