デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

6章 学術及ビ其他ノ文化事業
1節 学術
7款 帰一協会
■綱文

第46巻 p.690-716(DK460177k) ページ画像

昭和3年6月5日(1928年)


 - 第46巻 p.691 -ページ画像 

是ヨリ先日本宗教懇話会、御大典記念トシテ日本宗教大会ノ開催ヲ提唱、是日ヨリ四日間、明治神宮外苑日本青年館ニ於テ、同大会ヲ挙行ス。当協会ハ其賛助費用トシテ、金三千五百円ノ寄付金ヲ集メテ交付ス。栄一ハ金千円ヲ寄付ス。


■資料

日本宗教大会書類 【謹啓 春暖の候益御清祥奉賀候、陳者日本宗教懇話会の主催にて…】(DK460177k-0001)
第46巻 p.691 ページ画像

日本宗教大会書類            (渋沢子爵家所蔵)
                       明六
謹啓 春暖の候益御清祥奉賀候、陳者日本宗教懇話会の主催にて、本年六月五日より同八日まで、明治神宮外苑日本青年会館に於て、御大典記念日本宗教大会開催の計画有之、帰一協会に賛加並に援助方希望し来候に付、過般の例会に於て協議致候処、右日本宗教大会は、広く我国に於ける神・仏・基各宗教諸宗派の宗教家並に同志の会同を催し社会教化の為に諸宗教提携の実を挙げんとの趣旨にて、誠に機宜に適し、又帰一協会の主旨にも恰当致候に付、小生等世話人となり、同会の有志会員各位の御賛同を得て其目的を達成せしめ度と存候、何卒貴台に於ても御賛成被下、何分の御寄附被成下度懇願仕候 敬具
  昭和三年四月二十七日
                    渋沢栄一
                    森村開作
                    阪谷芳郎
                    姉崎正治
    子爵 渋沢栄一様
 尚々同寄附金に就ては万事渋沢事務所にて取扱居候間御用の節は同所へ御申越被下度候


日本宗教大会書類 【寄附金申込予想額 御大典記念日本宗教大会寄附金勧誘先氏名】(DK460177k-0002)
第46巻 p.691 ページ画像

日本宗教大会書類             (渋沢子爵家所蔵)
寄附金申込予想額 御大典記念日本宗教大会寄附金勧誘先氏名
 二〇〇                大橋新太郎氏
 二〇〇                佐々木勇之助氏
一〇〇〇              子 渋沢栄一氏
 一〇〇                田村新吉氏
 一〇〇                内藤久寛氏
 一〇〇              男 中島久万吉氏
 三〇〇                服部金太郎氏
 三〇〇              男 古河虎之助氏
 二〇〇                御木本幸吉氏
一〇〇〇              男 森村開作氏
 一〇〇                諸井恒平氏
                    田中次郎氏
      以上計拾弐名


日本宗教大会書類 【謹啓 初夏の砌に御座候処貴堂御清福奉賀候、予ねて先月中書面を以て尊慮を煩したる日本宗教大会開催の期…】(DK460177k-0003)
第46巻 p.691-692 ページ画像

日本宗教大会書類             (渋沢子爵家所蔵)
謹啓 初夏の砌に御座候処貴堂御清福奉賀候、予ねて先月中書面を以
 - 第46巻 p.692 -ページ画像 
て尊慮を煩したる日本宗教大会開催の期も漸く切迫致し、諸般の準備も着々進捗致居候に付き幸に御省慮願上候、既に申上候如く帰一協会としても出来るだけ同大会の進行を援助し、且つ経費の一部を寄贈致し度存候に付、此際特に御配慮を得度重ねて御依頼申上候、御芳志の金額御通知被下候はゞ大幸に存上候
 尚ほ同大会の事業内容、予算等に関し御質疑も有之候場合には、本会より当事者参上御話申上ぐる運びに致置候間、無御遠慮御申越被下度、早速参上可為致候、尚右に関する御通信は総て渋沢事務所宛に相願度、此段得貴意度存上候 不備
  昭和三年五月十八日
                     渋沢栄一
                     森村開作
                     阪谷芳郎
                     姉崎正治


日本宗教大会書類 【(控) 明六 姉崎正治様】(DK460177k-0004)
第46巻 p.692-693 ページ画像

日本宗教大会書類           (渋沢子爵家所蔵)
(控)                     明六
    姉崎正治様
拝啓 益御清適奉賀候、然者去一日付を以て得御意候日本宗教大会費補助寄附金の諾否未回答の四氏の内、古河男爵・中島男爵・諸井恒平の三氏は各寄附金払込有之候に付、以上三氏を加へ計拾弐名、此寄附金合計金参千五百円と相成申候、即ち別紙内訳書加封供覧致候、尚前便申上置候大橋・御木本両氏の寄附金は既に御受納済に御座候や、又右大会より各寄附金者に対し領収証御発送の手続は御取運び相成候事と存候得共、如何に可有之哉、右重ねて御報告旁申上候 敬具
  昭和三年六月九日            増田明六
(別紙)
      日本宗教大会寄附金申込芳名簿
        (但シ渋沢事務所ニテ纏メタル分)

                     イロハ順
金参百円               服部金太郎殿
                  (太丸ハ朱書)
金百円               ○大橋新太郎殿
金百円                田中次郎殿
金百円                内藤久寛殿
金百円              男 中島久万吉殿
金参百円             男 古河虎之助殿
金百円                姉崎正治殿
金百円                佐々木勇之助殿
金弐百円              ○御木本幸吉殿
金千円              子 渋沢栄一殿
金百円                諸井恒平殿
金千円              男 森村開作殿
以上合計
 金参千五百円   拾弐名申込高
  但シ○印両氏ハ払込未済ニ付差引
 - 第46巻 p.693 -ページ画像 
 金参千弐百円   拾名払込高
               以上



(増田明六)日誌 昭和三年(DK460177k-0005)
第46巻 p.693 ページ画像

(増田明六)日誌  昭和三年       (増田正純氏所蔵)
六月廿七日 水 降雨               出勤
○上略
午後五時より一ツ橋学士会館に於ける日本宗教懇話会報告会に出席した、去六月五日より一週間青山青年会館《(四日)》で開催された大日本神・仏・基三教の合同協議会があつた結果を報告されたのである。
  ○中略。
七月四日 水 曇                 出勤
○上略
本日の来訪者
○中略
4、熊崎閑田氏 宗教懇話会の主事で、大日本宗教大会の寄附金を、増田ニ於て管理分を受取の為である。
○下略


日本宗教大会書類 【(別筆) 昭和三、七、五此書状持参、熊崎閑田氏来訪、金子引渡済、但シ小切手トセズ現金ヲ交付セリ】(DK460177k-0006)
第46巻 p.693 ページ画像

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日本宗教大会書類 【領収証】(DK460177k-0007)
第46巻 p.693-694 ページ画像

日本宗教大会書類            (渋沢子爵家所蔵)

図表を画像で表示領収証

 No..........   領収証 一金参千五百円也     外利子金九円弐拾壱銭也     日本宗教大会寄附金 



    
 右正ニ領収候也
     昭和三年七月四日
        日本宗教懇話会
            会計監督 大倉邦彦 (印)
 - 第46巻 p.694 -ページ画像 
  渋沢事務所
    増田明六殿
       (割印)
    …………………………………


日本宗教大会書類 【(別筆) 昭和三年七月 日本宗教懇話会 理事今岡信一良・渡辺海旭・和田幽玄神崎一作・野口末彦五氏来状】(DK460177k-0008)
第46巻 p.694 ページ画像

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日本宗教大会書類 【(印刷物) 拝啓 炎暑酷しく御座候処愈々御清栄奉賀候 陳者昨年六月開会致候日本宗教大会の儀…】(DK460177k-0009)
第46巻 p.694-696 ページ画像

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〔参考〕東京朝日新聞 第一五一一四号昭和三年六月九日 宗教大会の成績(DK460177k-0010)
第46巻 p.696-697 ページ画像

東京朝日新聞  第一五一一四号昭和三年六月九日
    宗教大会の成績
 今度の日本宗教大会の特徴は、発企人の政府でなかつたことが一つ幹部とも名くべき人々が、少しく宗教の何物たるかを知つて居ることはその二であつた。しかも他の一方には十数年前の三教会同も同様に単に存在と重要さとを主張すべく、兼て闘志を抱いて奮つて出席した者の多かつたことは、気の毒なる次第であつた。全国から選抜せられたるお歴々にして尚かくの如し。ましてや多数の凡夫が、かつは聯盟の果して可能なるやを危み、かつはその実績の予期よりも更に貧しさに失望するのは、是非もないことではあるが、もし将来この種の運動をして、少しなりとも時世に益するところ有らしめんとするならば、まづもつてその意義を解説すべきである。全体宗教大会と云ふ語は、聞えは甚だよいけれども語弊がある。宗教は到底大会し得るものではないのである。
 各派古来の熱信者の目から見れば、自宗他宗を総括した一個の普通名詞が、有るといふことさへも忍び難い譲歩である。如何なる野心深き競争団体でも、大抵はある程度まで相手のなは張を承認するに反して、ある宗派がこれを敢てすれば忽ち論理は崩れ、内部の信仰は動揺しなければならぬ。それが単純なる握手の好意を抱いて、一堂に集まり得べしと考へることが、既に無理解の始めである。いはんや一部の論者の憂ふる如く、こんな臨時の騒々しい寄合ひに由つて、一が他を感化し席巻する陰謀あるかの如く呼号するに至つては、ほとんど自信を無視したる話である。仮に我邦現在の多数宗教が、平然として雑行雑修を看過し、説く者自ら迷ふが如き抜殻式遺物であつたとしても、これは尚外部の刺激によつて、各自の独尊を意識すべき好機会ではないか。内外の歴史を回顧して見ても、会議と討論とは大概は新派の分裂を促して居る。どこに大会の多数決をもつて、消えて無くなつた信仰があらうか。
 さういふ懸念を抱くといふことが、もはや宗教を手段視する末世の兆候といつてよいのである。然らば何のための一致を目的として今更宗教大会を開くぞといへば、これは日本の有識階級、宗教家大会とも名乗る能はざる名流たちが、現代の風潮に敏なることを意味する。世界にこの種の会合の流行することは、単にある文明国の大会ずき、若くは国際辞令の趣味発達が、その原動力であつたと解するわけには行
 - 第46巻 p.697 -ページ画像 
かぬ。平生は相論難して互に一歩をも仮借せず、各々異端の折伏をもつて最終完成と信ずる程の人々すら、尚かつ共同の事業として、起つて力争しまた防禦しなければならぬ目前の危機あることを提せいして寧ろ意外をもつて満天下の視聴を集注せしめんとするのである。この意味においては、四年前の対米抗議が、相当の重味を認められたと同じく、少なくとも一部の政治家の故意の大声によつて、理由も無く動乱して居る人心を鎮定し、能ふべくんは更に今一歩を進めて、往々狂熱に馳せ易き新奇政論の蔓延を制御し得るかも知れず、これをしも時を得たる試み、世を憂ひ国を懐ふの企てとして、特に感謝の念をもつてこの会の成功を祈るべきは当然であつた。
 然るに惜しいかな、今度の大会の参画者等は、自ら宗教家以上の宗教通をもつて任ずるにも拘らず、恐らくは群衆の心理に誘はれて、余計なる誤解と紛乱との種をまいて居る。所謂東西思想の融和は、研究としては固より可能であり、哲学としては一時成立するかも知らぬがこれが単一宗教の二葉となることは、到底見込の無いことが明白であるのに、強ひて希望の語を放つて、教主なき宗教の可能を信ぜしめんとした。その様な事をすれば怒る者は法華宗ばかりでない。次にまた無法なるは内容無き宗教教育を提げて、弱腰の文部当局を突飛ばさうとする態度である。今日青年の諸学校にもし宗教があつたら、統御の遥に容易なることは多言を要しない。然らば如何なる宗教をもつて彼等の教育に充てようかと問へば、今日はさて置き数十年の未来にかけて、果してこれに答へ得る何人があらうか。宗派の団体が自ら設立した学校すら、今頃地獄極楽を論難して居る世の中だ。国が維持し府県以下の公共団体が設立する学校において、何の力が能く教義を選定し生徒の信心を帰一するといふか。もしまた今度の大会の開会の辞の如きものを、幾つか組合せてこれを宗教教育と名けんとならば、結局はそれを主張する者の真意が疑はれることになると思ふ。
 これを要するに宗教大会は宗教家の副業の研究会である。自分たちの命名に欺かれて出来もせぬ計画に手を伸ばさぬ方が、却て社会的効果も多く、また現在無気力なる各宗派の、反省の因縁ともなることと思ふ。喧嘩をするのは彼等のまだ真面目なる証拠であらう。吾人はこれによつて早晩の革新を期待する者である。



〔参考〕中外商業新報 第一五二〇〇号昭和三年六月九日 宗教大会大混乱 あはや壇上に血の雨 喧々囂々裡に辛うじて閉会(DK460177k-0011)
第46巻 p.697-698 ページ画像

中外商業新報  第一五二〇〇号昭和三年六月九日
    宗教大会大混乱
      あはや壇上に血の雨
        喧々囂々裡に辛うじて閉会
大会以来異分子が飛込んだりして論争紛糾をつゞけてゐた御大典記念日本宗教大会は、最終日の八日に到つて俄然大混乱を呈した、その日午前九時半から各部決議事項の報告にもとづき
 総会を 開いた、先づ議事に先だち、議長キリスト教の小崎弘道氏は柴田徳次郎氏から提出の「開会式に当つて一木宮相が君ケ代を合唱しなかつたことに就いて」の交渉顛末の報告を了ると、柴田氏は緊急動議ありとて登壇を求め、既に撤回されてゐるキリスト教側からの提
 - 第46巻 p.698 -ページ画像 
案出兵反対、神社仏閣に戦利品陳列廃止の問題をむし返す、その時各階に入つてゐた赤尾敏氏以下
 建国会 真日本建設団等の数十名の者は「宗教家諸君を嗤ふ」「キリスト教排撃」等のビラを撒布し、数名は演壇に這ひ上つたり、赤尾敏氏等は幹部廿名の前で暴れ廻つたので、会場は忽ち大混乱を呈し、暴漢の退場を求める声「非国民」の叫びうづまき、収拾すべからざることになり、小崎議長は老人の事とて唯傍観するのみ、その時今岡信一良氏は司会者として議長の命に服せないものは退場せよと叫んで赤尾敏氏のために押かへされて、アハヤ壇上は
 修羅場 と化せんとしたので、臨席中の四谷署の警官数名が壇上にかけのぼつて建国会一派を引致し、漸く九時四十分に休憩を宣するに至り、九時五十分より再会、各部の報告決議があつて、平和部で守屋東女史が平和部決議案の賛成演説中、またも柴田氏が発言を求めたので混乱に陥り、喧轟の声に交つて「南無妙法蓮華経」の声も聞えるなど、この処宗教混乱会の光景を現出し、十一時廿分辛うじて君ケ代合唱裡に一先づ会を閉ぢた



〔参考〕御大典記念 日本宗教大会概要報告 日本宗教懇話会編 第一―二五頁 昭和三年八月刊(DK460177k-0012)
第46巻 p.698-713 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
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〔参考〕帰一協会書類(一)(DK460177k-0013)
第46巻 p.713 ページ画像

帰一協会書類(一)            (渋沢子爵家所蔵)
    帰一協会ノ件ニツキ姉崎博士来談(一月廿四日)
      要件
一、来ル一月廿九日大会ニ報告スベキ事
  一、会員増加ノ方法 現在一一九人 内海外地方二〇人
    会費現在一ケ月一円ヲ五十銭ニ低下スル事
      創立当時ノ若年モ最早老人トナリタルタメ新人ノ入会ヲスヽメ、会ノ隆盛ヲ計リタキ意味ニ於テ
      会費減少 約四百円
  二、現在幹事五名ヲ六名トスル事
    現在幹事 阪谷・穂積・森村・服部・姉崎
      新ニ矢吹慶輝博士ヲ選任スル事
      姉崎博士雑務多忙ノ為メ乍思会務ニ尽力スル事怠リ勝トナルタメ、今回矢吹博士ヲシテ専ラ思想方面ノ事ニ従事セシメタキ事、先般ノ幹事会ニテ承認スミ
  三、講演者謝礼金並ニリーフレツト刊行ノ事
    経費五百円位ノ見込、姉崎博士多忙ノ為メ従来ノ講演筆記等ノ刊行セザリシ事ハ重々申訳ナケレドモ、今後ハ大ニ此ノ方面ニモ力ヲ注グ事
    講演者ノ内会員外ノ人ニ対シ従来車代トシテ十円位ヲ支出シタリシモ、アマリニ世間ノ振合ニ比ベ小額ニツキ増加シタキ見込
  四、帰一協会調査報告書刊行ノ事
    従来森村男・団氏其他ノ支出ヲ得テ研究中ナリシモ、彼ノ震災ニヨリ材料焼失セリ、今後此ノ方面ノ研究資料ノ刊行ヲナシタキ事
  五、以上ニヨル不足額千七百円乃至二千円ハ寄付金ニヨル事
    大正十三年迄渋沢・森村両家ヨリ年額千円ツヽノ寄付ヲ受クル事ニ御約束願置キタリシヲ、今後ハ両家ヨリ五百円ツヽト致シ、其他会員有力者中ヨリ百円位ツヽノ寄付者拾名位ヲ得テ経営シタキ所存
右ハ大体幹事会ノ承認ヲ得タルモノナレトモ、大会前ニ子爵ニ申上ク可ク参上セリト
  ○右ハ年次ヲ記サザレドモ、昭和四年度ノ文書中ニアレバ是年ノモノト見做ス。渋沢事務所ニ於テ姉崎来談ノ要旨ヲ書キ留メ置キタルモノナルベシ。



〔参考〕帰一協会記事 六(DK460177k-0014)
第46巻 p.713-714 ページ画像

帰一協会記事 六             (竹園賢了氏所蔵)
一、会計報告、並に承認
 - 第46巻 p.714 -ページ画像 
  自昭和三年一月一日 至同十二月卅一日 帰一協会収支計算書
    収入ノ部
一金八百四円也         会費収入
一金参拾六円八拾六銭      預金利足
一金千七百六拾円弐拾五銭    前期繰越金
  合計金弐千六百壱円拾壱銭
    支出ノ部
一金参拾弐円七拾五銭      通信費
一金弐百弐拾四円弐拾銭     例会補助費
一金五百四拾円也        報酬及手当
一金百六拾円五拾七銭      雑費
  合計金九百五拾七円五拾弐銭
 差引残金千六百四拾参円五拾九銭
      内訳
  金千参百五拾九円弐銭     銀行預金
  金拾壱円八拾六銭       振替貯金
  金弐百七拾弐円七拾壱銭    手許在高
     〆
右之通ニ候也
  昭和四年一月
                   帰一協会幹事



〔参考〕集会日時通知表 昭和四年(DK460177k-0015)
第46巻 p.714 ページ画像

集会日時通知表  昭和四年        (渋沢子爵家所蔵)
二月廿二日 金 午後四時 姉崎正治氏来約(事務所)



〔参考〕帰一協会記事 六(DK460177k-0016)
第46巻 p.714-715 ページ画像

帰一協会記事 六             (竹園賢了氏所蔵)
    二月例会 {二月二十三日《(二)》○昭和四年 (金)五時半 日本倶楽部
講演、世界宗教会議と国際文化交換とについて。
                   友枝高彦氏
 友枝氏は、昨年九月十二日から十四日迄、三日間、ジュネーヴなる世界宗教会議に出席し、兼ねて、日独文化交換の用事を帯びて滞欧約六ケ月間、年末に帰朝せられた。宗教会議と文化交換の問題を中心として、国際問題、各国人情等について、その観察を語られた。
                        (紀要参照)
議事
 姉崎・矢吹両幹事より、先月例会に於ける協議の結果として、全会員に発せる紹介事項の回答につき左の如く報告ありました。
 一、回答総数  五四
 一、例会期日
   定例日として、毎月第三或は第四金曜と定め置く事
   (但講師其他の都合により臨時変更の場合は別として)
   「可」とするもの 四三
   「可否」何れにてもよきもの          八
 - 第46巻 p.715 -ページ画像 
   「否」とするもの               三
 一、会合時間
   (1)午後四時半―六時半(夕食前閉会但会食随意)
    「可」とするもの             三一
   (2)午後五時―七時(同)
    「可」とするもの             一三
   (3)午後五時開会(夕食後懇談)
    「可」とするもの             二一
 一、会場
   (1)学士会館   「可」とするもの    二五
   (2)日本倶楽部  「可」とするもの    二八
此の報告を中心として協議の結果、回答の多数に従い、当分左の如く定め置く事に決定した。
 期日 第三或は第四金曜日
 時間 午後四時半―六時半(夕食前閉会但会食随意)
 場所 日本倶楽部
当日出席者氏名
 アキスリング氏  麻生正蔵氏
 姉崎正治氏    岩崎直英氏
 滝沢吉三郎氏   田中次郎氏
 津田敬武氏    時枝誠之氏
 友枝高彦氏    成田勝郎氏
 野口日主氏    野々村金五郎氏
 補永茂助氏    間島与喜氏
 諸井六郎氏    矢吹慶輝氏
 下村宏氏



〔参考〕帰一協会記事 六(DK460177k-0017)
第46巻 p.715-716 ページ画像

帰一協会記事 六             (竹園賢了氏所蔵)
  自昭和四年一月一日 至同年十二月卅一日 帰一協会収支計算書 (印)
    収入ノ部
一金弐百六拾五円也       会費収入
一金弐拾九円六拾六銭      預金利息
一金五百円也          渋沢子爵寄附金
一金千六百四拾参円五拾九銭   前期繰越金
  合計金弐千四百参拾八円弐拾五銭
    支出ノ部
一金弐百参円六拾参銭      通信及印刷費
一金百五拾七円四拾五銭     例会補助費
一金七百八拾円也        報酬及手当
一金百壱円弐拾八銭       雑費
  合計金千弐百四拾弐円参拾六銭
 差引
 残高千百九拾五円八拾九銭   後期繰越金
      内訳
 - 第46巻 p.716 -ページ画像 
  金千八拾八円弐拾九銭    銀行預金
  金拾弐円弐拾五銭      振替貯金
  金九拾五円参拾五銭     手許在金
    〆
右之通ニ候也
  昭和五年一月            帰一協会幹事



〔参考〕(阪谷芳郎)日米関係委員会日記 昭和五年(DK460177k-0018)
第46巻 p.716 ページ画像

(阪谷芳郎)日米関係委員会日記  昭和五年
                     (阪谷子爵家所蔵)
五、十一、十四 フイツシャー氏、ガイ氏 帰一協会 両氏日本・支那ミツシヨンノ実況視察ノ由(日本クラブ)
五、十一、廿七 フイツシャー、ガイ等約五十人 帰一協会 伝道要否討議(日本クラブ)