デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

6章 学術及ビ其他ノ文化事業
4節 編纂事業
1款 徳川慶喜公伝編纂
■綱文

第47巻 p.685-686(DK470142k) ページ画像

大正4年8月(1915年)

是月栄一、箱根小涌谷三河屋旅館ニ避暑滞在中、当伝記稿本ヲ修正ス。


■資料

渋沢栄一 日記 大正四年(DK470142k-0001)
第47巻 p.685-686 ページ画像

渋沢栄一 日記  大正四年        (渋沢子爵家所蔵)
八月三日 朝来曇天
午前六時起床、先ツ入浴シテ後御伝記ノ原稿ニシテ未タ印刷セサル分ヲ熟読シ、処々修正ヲ加フ○中略 午飧後ハ御伝記印刷原稿ヲ読ム、終日勉強シテ僅ニ四冊ヲ精読シ、処々ニ意見ヲ加フ○下略
  ○八月二日栄一箱根ニ赴ク。
 - 第47巻 p.686 -ページ画像 
八月四日 昨夜ヨリ雷鳴アリ朝来雨降ル
○上略 朝飧畢テ御伝記原稿及紀料等ヲ熟閲シ、処々修正ヲ加フ○下略
八月五日 曇時々雨アリ
午前六時起床、入浴後原稿ヲ熟覧ス○中略 十一時ヨリ人車ニテ宮ノ下ニ到ル、兼子・秀雄同行ス、富士屋ホテルニ於テ午飧ス、穂積歌子母子来会ス、食後ホテル客室其他打球場水泳場等ヲ一覧ス、畢テ一室ニ休憩シテ御伝記中ノ記事ヲ朗読シテ家人ニ其要旨ヲ説明ス、午後五時小涌谷ニ帰寓ス、又原稿ヲ読ム○下略
八月六日 陰晴常ナラス
午前六時起床、入浴シ、後原稿ヲ精読ス、八時朝飧ヲ食ス○中略 来書ノ閲覧ヲ畢リテ又原稿ヲ熟覧シ、終日外出スルヲ得サルニヨリ、筆研ニ向テ消光スルノミ
○下略
八月七日 晴
当地ニ来リテ僅ニ今日ノ快晴ヲ得タリ、午前七時起床、入浴後御伝記原稿ヲ熟覧ス、八時過朝飧ヲ食シ、又原稿ヲ読ム、携帯セル紀料二冊原稿十冊ハ今日ヲ以テ閲了○下略
  ○中略
八月十一日 朝来降雨気候昨日ト異ナラス
○上略 明日東京ヘ中帰リノ予定ニ付、此地滞在中ニ修正シタル御伝記原稿及演説筆記等ヲ整理シテ、明日持参帰京ノ手続ヲ為ス○下略
  ○中略。
九月十九日 晴
○上略 事務所ニ抵リ、御伝記編纂ニ付発端ヨリノ沿革ヲ演説ス、萩野博士及掛員同席ス、畢テ午飧ヲ共ニシ○下略