デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

6章 学術及ビ其他ノ文化事業
4節 編纂事業
11款 三日の大和路
■綱文

第48巻 p.65-66(DK480019k) ページ画像

昭和2年1月(1927年)

是月栄一、長女穂積歌子自筆ノ歌集「三日の大和路」ノ巻首ニ、序文及ビ旧作詩三首ヲ撰書シ、竜門社ニ依托シテ、「竜門雑誌」第四百六十号付録トナシ、和綴一冊ニ印刷(石版)製本シテ頒布ス。


■資料

三日の大和路 穂積歌子著 竜門雑誌第四六〇号附録・第一―三丁 昭和二年一月刊(DK480019k-0001)
第48巻 p.65-66 ページ画像

三日の大和路 穂積歌子著 竜門雑誌第四六〇号附録・第一―三丁 昭和二年一月刊

客臘余喘息痼疾頓発連宵不能眠困憊殊甚時又属窮陰天日潜光殆不禁幽鬱懊悩之情偶穂積阿歌懐芳野観桜歌集而来就枕上且読且話頗尽其実境於是余大回想往年登覧之時不覚心神躍如矣依托竜門社員印刷之以頒同好頃刻成需余一言乃録旧作芳山懐古三絶以弁巻首顧阿歌失偶之涙未乾猶能慰藉臥蓐老父而不息孝情真可掬嗚呼是不独余一人之喜也書終憮然久之
  昭和二年一月二十三日
                  八十八翁 青淵識
                    

 登臨愛此夕陽斜 四望芳雲又彩霞 聖代春風無界隈
 同開南北両枝花
 淡雲籠月暮山遥 烟樹依微影半消 花落古陵春夜寂
 也教騒客夢南朝
 来訪西行遺跡辺 花源并討古参禅 不妨倦脚帰途遠
 好就香雲推裏眠
                青淵逸人  
    三日の大和路 穂積歌子
        大正八年四月十六日山田三良博士にしるへせられて吉野山の花見に行くよしの川の清き流は昔にかはらぬけなれと六田の淀なと名を聞くたにゆかしかりける所思ひしにもまして俗になりたり
  春風の柳のわたしこゝかとよ
      いといかめしき橋のかゝれる
○下略
   ○本書ハ大正八年四月、著者ガ夫陳重ト共ニ、山田三良博士ノ案内ニヨリ、吉野山及ビ大和各地ノ名所旧跡ヲ尋ネタル折ニ詠ジタル和歌ノ集ナリ。
     装釘及ビ大サ 和装大和綴 半紙判
     紙員 二五丁(表紙奥付共)
       扉「三日の大和路」 穂積歌子書 一丁
 - 第48巻 p.66 -ページ画像 
       序及ビ題詩 渋沢栄一撰並書 二丁
       本文 穂積歌子撰並書 二一丁
       表紙外題ハ扉ニ等シ、奥付ハ活版印刷 一丁


三日の大和路 穂積歌子著 奥付 昭和二年一月刊(DK480019k-0002)
第48巻 p.66 ページ画像

三日の大和路 穂積歌子著 奥付 昭和二年一月刊

図表を画像で表示三日の大和路 穂積歌子著 奥付 昭和二年一月刊

   昭和二年一月二十三日印刷   昭和二年一月二十五日発行   竜門雑誌第四百六十号附録             東京市麹町区永楽町二丁目一番地             仲二十八号館   渋沢事務所内         発行所            竜門社             電話牛込 七一九〇 七一九一                  七一九二 七一九三                       三三五五             東京市麹町区永楽町二丁目一番地             仲二十八号館渋沢事務所内竜門社内         発行兼            高橋毅一         編輯人 東京市日本橋区兜町二番地         印刷人           小林武之助             東京市日本橋区兜町二番地         印刷所         京印刷株式会社