デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2022.3.15

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

1部 社会公共事業

9章 其他ノ公共事業
7節 関係団体諸資料
12款 雑 12. 日東之華社
■綱文

第49巻 p.665-666(DK490217k) ページ画像

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■資料

諸会発起趣意書(一) 【(印刷物) 趣旨】(DK490217k-0001)
第49巻 p.665-666 ページ画像

諸会発起趣意書(一)          (渋沢子爵家所蔵)
(印刷物)
    趣旨
我が社は、文芸と書画の向上を図るため、雑誌「日東之華」を発行し高尚なる趣味の涵養に尽瘁するものにして、幸に朝野の名士並に斯道大家の多大なる後援によりて、昭和の聖代を謳歌しつゝ弥々隆運に向ふを得たり。
玆に同人相謀り、特に本誌に援助せらるゝ諸大家先生の作品を同好者の清鑑に供せんため、左の清規を定め汎く之を頒布せんとす。冀くば大方諸彦御賛同あらんことを。
  昭和二年八月           日東之華社
                      同人
                   幹事 坪谷善四郎
                      藤川得尹
                      安本春湖
                      高畑翠石
                      大崎鵞亭
                      加藤芳雲
      会規
一、会費   一口に付 金拾円也
一、展観   諸大家作品尺三絹本書画を抽籤にて頒つ
一、席上揮毫 当日多数諸大家先生出席揮毫せらるゝに付、会員は随
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意に依頼する事を得
一、当日出席の会員には午餐を呈す
一、地方会員並に当日来会せられざる諸氏には幹事代籤を為し、別に本社幹部揮毫の半截一葉を贈呈す
               神田錦町一丁目十二番地
                      温恭堂
               神田今川小路二丁目
                      松雲堂
               牛込新小川町二丁目四番地
                      日東之華社
      賛助員芳名(いろは順)
  子爵渋沢栄一○外一四四名氏名略ス