デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

1章 金融
1節 銀行
4款 普通銀行 1. 株式会社二十銀行
■綱文

第50巻 p.363-366(DK500066k) ページ画像

明治45年6月20日(1912年)

是ヨリ先四十一年七月、栄一当行相談役ニ就任シ、四十二年六月辞任ス。是日当行第一銀行ト合併ス。栄一之ニ参与ス。


■資料

竜門雑誌 第二四二号・第五〇―五一頁明治四一年七月 ○青淵先生と二十銀行(DK500066k-0001)
第50巻 p.363 ページ画像

竜門雑誌 第二四二号・第五〇―五一頁明治四一年七月
○青淵先生と二十銀行 同銀行前頭取児島惟謙氏死去に付き、取締役佐々木慎思郎氏其後を継がれたるが、青淵先生には従来同行との関係浅からざるを以て、重役諸氏の懇請を容れ、相談役たることを承諾せられたり


青淵先生公私履歴台帳(DK500066k-0002)
第50巻 p.363 ページ画像

青淵先生公私履歴台帳          (渋沢子爵家所蔵)
一株式会社二十銀行相談役   四十一年七月 同○四十二年六月六日辞


渋沢栄一 日記 明治四一年(DK500066k-0003)
第50巻 p.363-364 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四一年       (渋沢子爵家所蔵)
四月十日 晴 寒
○上略 午前八時穂積重穎氏来リ、二十銀行ノ事ニ関シ種々ノ談話ヲ為ス
○下略
   ○中略。
四月十二日 雨 軽寒
○上略 山口荘吉氏来リ、二十銀行ノ事ニ関シ種々ノ談話アリ○下略
   ○中略。
六月十四日 曇 暑
○上略 赤坂ニ松尾臣善氏ヲ訪ヒ、二十銀行ノ事ヲ談ス○下略
   ○中略。
六月十八日 曇又雨 暑
○上略 佐々木氏ト○中略 二十銀行ノ事ヲ内議シ○下略
   ○中略。
七月四日 雨 冷
○上略 山口荘吉氏来リ、二十銀行ノ事ヲ談ス、午前十時伊達侯爵来リ、二十銀行ノ事ヲ依頼セラル○下略
   ○中略。
七月十六日 雨 暑
○上略 午前十時二十銀行ニ抵リ、重役会ニ出席ス、穂積・佐々木・山口其他諸氏来会ス、同行営業方針及役員執務順序等ニ関シ、種々ノ意見ヲ述フ○下略
   ○中略。
八月十八日 晴 暑
 - 第50巻 p.364 -ページ画像 
○上略 八時半小樽二十銀行支店ニ抵リ、行務ヲ一覧シ、行員ニ一場ノ訓示ヲ為ス○下略
   ○栄一、八月十一日東京ヲ発シ、十二日ニ函館ニ着シ、是日小樽ニ在リ。


(八十島親徳)日録 明治四二年(DK500066k-0004)
第50巻 p.364 ページ画像

(八十島親徳)日録 明治四二年      (八十島親義氏所蔵)
一月二十七日 晴
○上略 午後二十銀行ノ総会ニ臨ミ(小樽ニ又々失敗アリ、配当ハ年七分ニ下レリ)次ニ本所ナル汽車会社支店ニ至リ、男爵代トシテ帳簿監査ヲ為シ○下略
   ○中略。
七月二日 雨
朝出勤、穂積陳重博士来ル、伊達家対二十銀行関係ノ相談ノ為也、青淵先生ノ意見ヲ聞キシガ、松尾案ニヨル目下ノ方針ヲ是トスルニ在リ其要ハ伊達家占有ノ形トセズ、現状ノマヽ佐々木・山口等ニ局ニ当ラセ、第一銀行ノ特別引立ニヨリ細々乍ラ確実ニ経営スル事、伊達家ハ此以上ニ深入リセズ、先ツ大株主トシテ監督ニハ注意スル事可ナルモ興廃共伊達家ノ負担トスル程ニ深入スルハ却テ不採所也云々、予モ同感ノ至也○下略


渋沢栄一 日記 明治四五年(DK500066k-0005)
第50巻 p.364 ページ画像

渋沢栄一 日記 明治四五年          (渋沢子爵家所蔵)
三月九日 晴 寒
○上略 再ヒ事務所ニ抵リ、書類ヲ検閲ス○中略 佐々木氏来ル、二十銀行トノ約書案ヲ協議ス○下略
   ○中略。
五月二十六日 晴 暖
午前七時起床、入浴シテ朝飧ヲ食ス、後○中略 二十銀行ノ事ニ関シテ、佐々木慎思郎・山口荘吉・船山曄知三氏来話ス○下略


渋沢栄一書翰 八十島親徳宛(明治四五年)三月二九日(DK500066k-0006)
第50巻 p.364 ページ画像

渋沢栄一書翰 八十島親徳宛(明治四五年)三月二九日(八十島親義氏所蔵)
○上略
二十銀行之関係ニ付、一昨日佐々木君と話し合候事有之候も、別ニ其後相替り候義無之哉、御聞合可被下候
○中略
  三月廿九日                  栄一
    八十島殿
    増田殿


株式会社第一銀行第三十二期 自明治四十五年一月一日至明治四十五年六月三十日 営業報告書 第一頁(DK500066k-0007)
第50巻 p.364 ページ画像

株式会社第一銀行第三十二期 自明治四十五年一月一日至明治四十五年六月三十日 営業報告書
                          第一頁
                          刊
    株主総会
○上略
一、六月二十日臨時株主総会ニ於テ、当銀行ト株式会社二十銀行トノ合併ニ関シ、同月一日両銀行取締役間ニ締結シタル仮契約ヲ承認シ且合併実行ヲ条件トシテ、定款第三条・第四条及第六条改正ノ件ヲ決議セリ
 - 第50巻 p.365 -ページ画像 

渋沢栄一書翰 佐々木勇之助宛(大正元年)一〇月四日(DK500066k-0008)
第50巻 p.365 ページ画像

渋沢栄一書翰 佐々木勇之助宛(大正元年)一〇月四日(佐々木勇之助氏所蔵)
○上略
本店金融之景況及二十合併ニ関する善後之処置ハ、石井より申上候筈ニ付相略申候
○中略
  十月四日
                      渋沢栄一
    佐々木勇之助様
          梧下
○下略



〔参考〕渋沢栄一 日記 大正二年(DK500066k-0009)
第50巻 p.365 ページ画像

渋沢栄一 日記 大正二年         (渋沢子爵家所蔵)
二月十六日 晴 寒
○上略 午後五時浜町常盤屋ニ抵リ、旧二十銀行重役諸氏ヨリ合併ニ関スル慰労ノ宴会アリ、第一銀行員数名来会ス、種々余興アリ、夜十時過散会○下略



〔参考〕国枝寿賀次談話筆記(DK500066k-0010)
第50巻 p.365-366 ページ画像

著作権保護期間中、著者没年不詳、および著作権調査中の著作物は、ウェブでの全文公開対象としておりません。
冊子版の『渋沢栄一伝記資料』をご参照ください。