デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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渋沢栄一日記　　大正一四年　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
三月二十二日　快晴　寒
○上略午飧後○中略　阪谷希一氏来リ、竜口銀行ノ事ヲ談話ス
○下略

支那関係諸方往復（二）　　　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
　　　　　　　　　　　　　　　大連
　　　　　　　　　　　　　　　　　竜口銀行整理委員長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　相生由太郎
　　　東京
　　　　渋沢子爵
　　　　　　　　　　大正十四年七月二日午前七時三十分発
　　　　　　　　　　同　　　　　　　同午前十時二十分着
竜銀問題ニ付テハ深甚ナル御同情ト御厚意ニヨリ御救済ノ特典ニ与リ満洲財界ノ為メ感謝ニ堪ヘス、謹テ御礼申ス

支那関係諸方往復（二）　　　　　　　　　（渋沢子爵家所蔵）
（控）
　　大正十四年七月二日発電
　　大連市
　　竜口銀行整理委員長
御懇篤なる貴電拝誦、病中何の御助力も不致却て恐縮なり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　渋沢
　　○渋沢子爵家所蔵「支那関係諸方往復（二）」中ニ「竜口銀行整理案（大正十三年十二月十八日作製）」ト題スル謄写印刷全十七丁ノ冊子アルモ略ス。