デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

  詳細検索へ

公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

2部 実業・経済

7章 経済団体及ビ民間諸会
2節 其他ノ経済団体及ビ民間諸会
11款 博覧会 1. 平和記念東京博覧会協賛会
■綱文

第56巻 p.349-350(DK560096k) ページ画像

大正10年10月18日(1921年)

是日、上野公園ニ於テ、平和記念東京博覧会上棟式挙行セラル。栄一、渡米中ナルヲ以テ、当会副会長藤山雷太祝辞ヲ代読ス。


■資料

平和記念東京博覧会協賛会事務報告書 同協賛会編 第一〇六頁 大正一二年二月刊(DK560096k-0001)
第56巻 p.349-350 ページ画像

平和記念東京博覧会協賛会事務報告書 同協賛会編  第一〇六頁 大正一二年二月刊
 ○開会中の事業
    式典
上棟式 大正十年十月十八日の佳日を卜し、午前十時より上野公園竹
 - 第56巻 p.350 -ページ画像 
の台第一会場建築館側に於て平和記念東京博覧会の上棟式は挙行せられたり。総裁宮殿下を初め奉り各国務大臣・枢密院議長以下各顧問官等主客合して来会者弐千四百参拾六人、本会よりは両副会長・常任常議員・常議員等の発起人九拾六名と各理事出席、主催側として来賓斡旋の労を執る、藤山副会長、渋沢会長に代りて(会長渡米不在中の為め)左の祝辞を代読す。
      祝辞
 惟ふに欧洲大戦は啻に欧米諸国の産業に大影響を与へたる而已ならず、延いて東洋就中帝国の商工業に一大躍進を為すの好機を与へたり。而して本府は明春陽春の好季を期し平和記念東京博覧会を開き世界平和の克服を記念すると共に我邦産業の顕著なる進歩を中外に示し以て益其伸暢発達を図らんとし、玆に本日の佳辰を卜し 総裁宮殿下の台臨を辱うし上棟の盛典を挙げらる、我等博覧会を扶翼せんが為め協賛会を起し一意博覧会の成功を冀望する者此典儀に列し焉ぞ欣賀に堪えむや、乃ち一言を述べて祝辞とし前途を祷福す
  大正十年十月十八日
      平和記念東京博覧会協賛会々長 子爵 渋沢栄一
   ○栄一、是月十三日横浜乗船渡米ス。本資料第三十三巻所収「第四回米国行」参照。