デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2020.3.6

3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代

補遺・追補

1章 補遺
節 [--]
款 [--] 7. 国際通信株式会社
〔第三編 第一部 第六章学術及ビ其他ノ文化事業 第五節新聞・雑誌・通信・放送〕
■綱文

第56巻 p.666-668(DK560149k) ページ画像

大正4年5月12日(1915年)

是日、帝国ホテルニ於テ、当会社総支配人ニシテ国際新聞協会会長タルジョン・ラッセル・ケネディー主催ノ午餐会開カル。栄一、出席シテ演説ヲナス。


■資料

渋沢栄一 日記 大正四年(DK560149k-0001)
第56巻 p.666 ページ画像

渋沢栄一 日記  大正四年      (渋沢子爵家所蔵)
五月十二日 晴
○上略 十二時帝国ホテルニ抵リ、国際新聞協会ノ開催セル懇親会ニ出席シ、午飧後一場ノ演説ヲ為ス ○下略
   ○栄一演説筆記ヲ欠ク。


竜門雑誌 第三二四号・第六一―六二頁 大正四年五月 ○国際新聞協会の午餐会(DK560149k-0002)
第56巻 p.666-667 ページ画像

竜門雑誌  第三二四号・第六一―六二頁 大正四年五月
○国際新聞協会の午餐会 国際通信社総支配人にて国際新聞協会々長たるケネデー氏は、同協会名誉会員大隈伯・春秋会々長箕浦勝人氏・貴族院議長徳川公爵・国際通信社創立援護者青淵先生及春秋会々員・
 - 第56巻 p.667 -ページ画像 
国際新聞協会々員其の他内外人を招待し、五月十二日正午帝国ホテルに於て午餐会を催したり、午後一時を報ずる頃中央に庭園を設け周囲に食卓を置ける食堂に来賓を案内し、宴酣なる時、食堂の片隅に設けある電信機の音頻りなりしが、軈て来賓の徳川家達公に宛てたる欧文の模擬電報来り、次で大隈首相に宛てたるもの一通、孰れも来会を謝する電報なり、之に次でケネデー氏に宛てたるものは英・仏・露・米伊の五ケ国の新聞通信社が此盛宴を祝するの電報にて、大に興を添へたり、将に宴を撤せんとする頃、大隈伯は簡単なる挨拶を述べ、次で箕浦氏はケネデー氏の功績を称賛し、青淵先生も国際通信に関し一言する所あり、最後にケネデー氏は再び起つて謝辞を述べ、宴を終り別室に於て歓談数刻、午後三時退散したる由


東京日日新聞 第一三八三五号 大正四年五月一三日 ○ケネヂー氏の招宴(DK560149k-0003)
第56巻 p.667 ページ画像

東京日日新聞  第一三八三五号 大正四年五月一三日
○ケネヂー氏の招宴 国際通信社長ケネヂー氏は、昨日正午より帝国ホテルに於て、諸大臣及春秋会員並に国際新聞協会の為午餐会を開催したるが、大隈首相・尾崎法相・若槻蔵相・徳川公、渋沢・阪谷両男大倉喜八郎氏・箕浦勝人氏等重なる内外知名の士の会するもの七十余名あり、デザート・コースに入るや、ケネヂー氏の挨拶あり、引続き大隈首相・箕浦・渋沢男等の簡単なる答辞あり、一同歓を尽し三時散会せり


写真通信 第一四号 大正四年六月一日 大正写真日誌 五月十二日 ケネーデー氏招宴会(DK560149k-0004)
第56巻 p.667 ページ画像

写真通信  第一四号 大正四年六月一日      (俵田武彦氏所蔵)
    大正写真日誌
  五月十二日 ケネーデー氏招宴会
国際新聞協会々長ケネーデー氏の帝国ホテルに於ける午餐会は、別記の如く主客九十人、其趣向も中々凝らされてあつた、大隈伯の挨拶に次で渋沢男は起つて、戦争ばかりで困る、国際的関係を親善にして平和にしなければならないと頻りに平和主義の演説をやる、ケ氏は起つて、近く英国に帰つて祖国の難に剣を執るジヨン・プリンクリー氏《(ブリンクリーカ)》に対する別辞を述べ、氏の父なる故キピテント・ブリンクリー氏《(キヤピテンカ)》の追懐談に及び、終りに氏の初陣の首途を祝して下さいと声涙共に下つた、一同も亦戦士の為めに一片の涙を催し乾杯した、戦士も感極まつて首を垂れた、写真は同席上の首相以下来賓一同の撮影である。 ○写真略ス


渋沢栄一 日記 大正四年(DK560149k-0005)
第56巻 p.667-668 ページ画像

渋沢栄一 日記  大正四年      (渋沢子爵家所蔵)
五月十八日 曇
○上略 午前十時事務所ニ抵リ、国際通信社ノ件ニ関シ樺山・小野・八十島氏等ト協議ス ○下略
五月十九日 曇
   ○本文略ス。
(欄外記事)
[頭本元貞氏来リ、国際通信社ノ事ニ付意見ヲ陳述セラル
   ○中略。
五月卅一日 晴
 - 第56巻 p.668 -ページ画像 
○上略 十一時頃外務省ニ抵リ、松井氏ニ面会シテ ○中略 国際通信社ノ事ヲ談話ス ○下略
   ○中略。
六月八日 曇、夕方ヨリ雨
○上略 三時過再ヒ事務所ニ抵リ ○中略
三時半樺山・小野・八十島三氏及松尾会計課長ト国際通信社ノ事ヲ協議シ、樺山氏ノ提案ニヨリ将来ノ経営ヲ試ムル事ヲ議定ス ○下略


渋沢栄一 日記 大正六年(DK560149k-0006)
第56巻 p.668 ページ画像

渋沢栄一 日記  大正六年      (渋沢子爵家所蔵)
一月六日 快晴 寒
○上略 午後二時過第一銀行ニ抵リ ○中略 国際通信社員ナル東川氏来リ、大坂ヘノ紹介状ヲ請求セラル、依テ数名ヘノ添書ヲ交付ス ○下略