デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

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公開日: 2016.11.11 / 最終更新日: 2018.12.20

2編 実業界指導並ニ社会公共事業尽力時代

1部 実業・経済

3章 商工業
6節 製紙業
1款 抄紙会社・製紙会社・王子製紙株式会社
■綱文

第11巻 p.59-67(DK110010k) ページ画像

明治13年6月(1880年)

製紙会社、申合略則ヲ廃シ定款ヲ設ケテ職制ヲ定ム。七月栄一外二名株主総代ト為ル。


■資料

廻議録 明治十三年従十月至十二月(DK110010k-0001)
第11巻 p.59-66 ページ画像

廻議録  明治十三年従十月至十二月     (東京府庁所蔵)
当製紙会社ノ義、今般従前の申合略則ヲ廃シ更ニ製紙会社定款、別冊ノ通決定仕候間、此段御届申上候也
  明治十三年十月十六日
               北豊島郡王子村六十番地
                 製紙会社支配人
                    谷敬三(印)
    北豊島郡々長
      稲葉光明殿

    製紙会社定款
当会社ノ申合略則ヲ議定セシハ明治五年ニシテ、当時漸ク抄紙器械ヲ
 - 第11巻 p.60 -ページ画像 
英国ニ注文セシ頃ナレハ、之ヲ創業中ノ仮約定トナシ其余ハ時ニ臨ミ事ニ随テ必要ノ規則ヲ仮設シ、以テ後日工事ノ順序定リ営業ノ基礎立ニ及テ更ニ精密ナル細目ヲ確定スヘキ者ト為セシニ、今ヤ工事次第ニ進歩シ営業維持ノ計画モ略々定リタレハ、則株主ノ協議ニ因リ前ノ申合略則等ヲ廃シテ、更ニ会社定款ヲ決定スルコト左ノ如シ
  第一章 会社名号ノ事
   第一条
当会社ノ名号ハ製紙会社ト称スヘシ
  第二章 本分社設置ノ事
   第二条
当会社ノ本社ハ東京府下武蔵国北豊嶋郡王子村六十番地、分社ハ同府下日本橋区兜町一番地、及神奈川県下横浜区弁天通四丁目八十六番地於テ設置スヘシ
  第三章 資本金ノ事
   第三条
当会社ノ資本金ハ弐拾五万円ニシテ、百円ヲ以テ一株ト做シ総計弐千五百株ト定ムヘシ
 但当会社将来ノ都合ニ由リ資本金ノ増減ヲ要スルトキハ、株主等ハ其所持株数ノ割合ニ準シテ株数ヲ増減スヘシ
   第四条
何人タリトモ(外国人ヲ除ク外)苟モ当会社ノ規則ヲ奉シテ其株式ヲ引受ケタル者ハ、都テ当会社ノ株主タルヘシ
  第四章 株式券状ノ事
   第五条
各株主タル者ハ其引受タル株式一個ニ付、株式券状一通宛ヲ領収スルノ権利アルヘシ
 但其雛形左ノ如シ
 表

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  第 番                住所                  姓名殿 右我製紙会社ノ定款ヲ確守シ会社株式ノ内百円即チ壱株ノ持主タルコト相違ナキ証拠トシテ此株式券状ヲ附与スル者也   年号月日        東京王子村                製紙会社株主総代                   姓名印                同支配人                  姓名印 


 裏

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 年号月日   売譲渡人姓名印   買譲受人姓名印   株主総代姓名印   支配人姓名印    



 - 第11巻 p.61 -ページ画像 
   第六条
当会社ノ株式ハ株主総代等ノ許可ヲ受ケ、当会社ノ簿冊ニ引合セタル上ニテ之ヲ売買譲与スルコトヲ得ヘシ、尤其株式券状ノ書替ヲ為サヽルトキハ当会社ヨリ割渡スヘキ利益金ハ新古ヲ論セス、其株式券面ノ名前人ヘ渡スヘシ
   第七条
当会社ノ株主タル者ハ其所持ノ株式ヲ他人ヘ売渡シ、或ハ譲与スルノ外自己ノ都合ヲ以テ脱社スヘカラス
  第五章 株主総代撰挙ノ事
   第八条
当会社ノ株主ハ三拾株以上ヲ所持スル株主ノ中ヨリ三人以上ヲ撰挙シテ、之ヲ株主総代トシテ会社ノ事務ヲ統理セシムヘシ
 但此株主総代ノ撰挙ヲ受ケタル者ハ、右株式券状ヲ当会社ニ預ケ、其代リトシテ預リ証書ヲ取リ置キ右総代勤務中ハ決シテ之ヲ引出スコトヲ得サルヘシ
   第九条
株主総代ノ衆議ヲ以テ其中ヨリ一人ヲ撰ミ、之ヲ会長ト為スヘシ、此会長及株主総代ノ勤務年限ハ三ケ年ヲ以テ限リトナシ、毎年一人ツヽヲ改撰スヘシ
 但会長株主総代共其任ニ堪ヘサルカ、或ハ株主総代三分二以上ノ協議ヲ以テ退任セシムルハ此限ニアラス
   第十条
株主総代ハ又向後ノ株主総代ノ撰挙法ヲ定メ、此撰挙ノ衆議ニ異論起ルトキハ之ヲ裁決スヘキ裁決役ヲ取定ムルノ権アルヘシ
  第六章 総会ノ事
   第十一条
当会社ノ総会ハ毎年第一月第七月ノ十日ヨリ二十日迄ノ前日曜日ニ、株主総代ノ取極ムル所ノ場所ニテ之ヲ執行フヘシ
 但株主総代ノ撰挙ハ第一月ノ総会ニ於テ之ヲ施行スヘシ
   第十二条
右総会ハ都テ定式総会ト称シ其他ノ総会ハ都テ臨時総会ト称スヘシ
   第十三条
株主総代ハ何時ニテモ適当ナリト思考スルニ於ハ臨時総会ヲ招集スルコトヲ得ヘシ、又総株ノ五分ノ一ニ下ラサル株主等ヨリ書面ヲ以テ臨時総会ノ請求アルニ於テハ、何時ニテモ之ヲ招集セサルコトヲ得サルヘシ
 但右請求書ニハ此総会ヲ要スル事件目的ヲ記載シ、之ヲ本社ヘ出スヘシ
   第十四条
株主総代ハ右請求書ヲ受取レハ直ニ此総会ノ招集ニ取掛ルヘシ
 但株主総代右請求書ヲ受取リテ尚総会招集ノ手続ニ取掛ラサルトキハ、其請求人等自身ニ之ヲ招集スルカ、又ハ他ノ株主等ト相謀リテ之ヲ招集スルコトヲ得ヘシ
   第十五条
 - 第11巻 p.62 -ページ画像 
凡ソ総会ニ於テ其事務ヲ評議処分スルニ当テハ、必株主ノ総員(本人又ハ代人共)十分ノ五以上之ニ出席スルニ非サレハ(利益分配ノ報告一件ヲ除クノ外)何事ヲモ着手スヘカラス
   第十六条
若シ総会ノ当日ニ於テ其定式ノ人員臨席セサリシトキハ、之ヲ此会日ニ次ク第一ノ日曜日ニ延会シ、此会ト同一ナル場所刻限ニ於テ之ヲ執行フヘシ
   第十七条
定式臨時ノ別ナク総会ノ議長ハ株主総代ノ会長之ニ任スヘシ
   第十八条
若シ右ノ議長タル者臨席セサルトキハ、出席ノ株主中ヨリ一名ヲ撰挙シテ之ヲ議長ト為スヘシ
   第十九条
凡ソ総会ニ於テ事ヲ決定スルハ発言投票ノ数多キ者ヲ以テスヘシ、而テ其決議済ノ次第ヲ会社ノ簿冊ニ登録シ議長之ニ記名調印シ、以テ後日ノ参観証拠ニ備ヘオクヘシ
   第二十条
凡ソ総会ニ当リ発言投票ノ数相半スルトキハ、議長ノ助説決票ヲ以テ之ヲ裁決スヘシ
   第二十一条
凡ソ株主総会又ハ株主総代ノ衆議ニ於テ決議ノ件々ハ、後日彼是ト之ヲ誹議スルコトヲ得サルヘシ
  第七章 株主発言投票ノ事
   第二十二条
各株主ハ其所持ノ株数拾個迄ハ、一株毎ニ一個宛ノ発言投票ヲ為スヘシ、又拾一株以上百株マテ五株毎ニ一個ヲ増加シ、百一株以上ハ拾株毎ニ一個宛ヲ増加スヘシ
   第二十三条
発言投票ハ本人又ハ(本人幼弱又狂癲其他ノ事故アレハ)代人ニテモ苦シカラス、尤代人ハ左ノ委任状ヲ以テ代人タラシムヘシ
     委任状
 明治 年 月 日製紙会社定式(又ハ臨時)総会ニ於テ何某ヲ拙者ノ代人トシテ発言投票為致候、仍テ委任状如件
  明治 年 月 日         製紙会社株主
                     姓名印
    製紙会社御中
   第二十四条
当会社ノ役員タル者ハ他人ノ代人トナリテ発言投票スルコトヲ得ス
   第二十五条
第二十三条ノ趣意ヲ以テ代人ヲ出ストキハ其代人ハ必本人ニ代ルノ権利ヲ有スル者タルヘシ、若シ其代人ヲ差出サスシテ決議ノ後如何ナル異論アルトモ、一切之ヲ申立ルコトヲ得サルヘシ
  第八章 諸役員ノ事
   第二十六条
 - 第11巻 p.63 -ページ画像 
当会社ノ役員ト称スル者左ノ如シ
 本社
  支配人
  監工
  書記
  会計掛
  物品掛
  用水掛
  紙材方
  洗方
  打方
  抄紙方
  仕上方
 分社
  総轄
  総轄補
  書記
  会計掛
右諸課人員ノ多少ハ事務ノ繁閑ニ応シテ便宜之ヲ定ムヘシ
  第九章 事務分担ノ事
   第二十七条
株主総代タル者ハ当会社営業ノ全体ニ注意シ、一切ノ事務ヲ統理スルノ権アルヘシ
   第二十八条
前条ノ如ク定ムルトイヘトモ、新ニ分社ヲ置キ、及壱万円以上ノ器械ヲ買入レ、又他方ヨリ借入金ヲ為ス等ノコトハ、株主ノ格段決議ニアラサレハ、之ヲ施行スルヲ得ヘカラス
   第二十九条
株主総代ハ当会社ノ処務ニ緊要ナル申合規則ヲ議定スルノ権アルヘシ
   第三十条
株主総代等ハ当会社ノ現務ヲ取扱フヘキ、支配人其外工事諸掛書記会計方等ノ諸役員ヲ撰任シ、又右ノ諸役員等ノ給料ヲ定メ会社ノ得失ヲ考ヘテ、此役員等ヲ進退黜陟スルノ権アルヘシ
   第三十一条
支配人ハ本社工場全般ノ現務ヲ引受ケ、株主総代ニ対シテ之ヲ調理スルノ責ニ任ス可シ
   第三十二条
支配人ハ当会社ニ使役スル男女職工及小使ヲ傭ヒ入レ、又其給料ヲ定メ、之ヲ進退黜陟スルノ権アルヘシ
 但分社ノ職人小使ノ進退黜陟ハ分社総轄ノ権内ニアルヘシ
   第三十三条
監工以下諸役員ハ各其分課ノ事務ヲ引受ケ、支配人ニ対シ之ヲ整頓スルノ責ニ任スヘシ
   第三十四条
 - 第11巻 p.64 -ページ画像 
支配人以下各課ノ処務順序及分社事務取扱規則等ハ、株主総代ノ協議ヲ以テ制定シタル申合規則ヘ詳細ニ之ヲ掲示スヘシ
  第十章 営業ノ事
   第三十五条
当会社ハ紙類ヲ抄造シ及之ヲ販売スルヲ以テ営業ト為スヘシ
   第三十六条
分社ハ本社抄造ノ紙品ヲ売捌キ、又其便利ノ為メ刷版製本等ヲ以テ業ト為スヘシ
 但製紙売捌ハ成ルヘク手広ナランコトヲ欲スレハ、分社ノミナラス他ノ望人ニモ適宜ノ約束ヲ定メ、其売捌ヲナサシムヘシ
   第三十七条
当会社定式ノ休業日左ノ如シ
 一月一日ヨリ三日迄三日間 二月十一日紀元節四月三日神武天皇御祭日十一月三日天長節十二月三十一日 日曜日
 但工業ノ都合ニヨリ休日トイヘトモ工事ヲ為シ、又濁水等ノ為メ臨時休業ヲ為スコトアルヘシ
   第三十八条
株主総代ノ協議ヲ以テ決定シタル当会社ノ印章左ノ如シ
  ○印章五種略ス。
  第十一章 損益配当ノ事
   第三十九条
当会社ノ損益ハ株主所持株数ノ割合ニ応シテ各之ヲ引受クヘシ
 但益金配当法ハ次ノ四十条ニ由ルヘシ
   第四十条
当社損益ノ総勘定ハ毎年両度六月十二月ニ其正算ヲ為シ、全体ノ殖益金ヨリ一切ノ諸経費ヲ引去リ其純益金ヲ左ノ如ク配当ス
一純益金百分之拾     第一準備金
 是ハ製紙本社所有ノ地所家作器械代ノ戻シ入レニ充ツヘキモノナレハ、其総代金ノ半額ニ抵ルマテヲ目的トシテ、之ヲ積立ツヘシ
一純益金百分之弐拾    第二準備金
 是ハ非常ノ変災等ニテ臨時ノ費用ヲ要スルニ当リ、金高ノ多少ニ拘ハラス此準備ヲ以支弁スヘシ、但平時家屋ノ営繕及器械ノ修理トイヘトモ、凡ソ一ケ月五百円ヲ超過スルトキハ、其超過ノ額ヲ此準備内ヨリ支出スヘシ、平時五百円迄ノ修繕費ノ如キハ皆其月ノ通常経費トシテ之ヲ支弁シ、此準備ヲ消費スヘカラス
 右両条ノ準備金ハ之ヲ銀行ニ預ケ或ハ公債証書ヲ購買スル等、適宜ノ方法ヲ以テ別ニ利益ヲ謀リ、営業上常ニ使用セサランヲ要ストイヘトモ、又営業ノ便宜ニ従テ紙材薬品等買入ノ為メ一時ノ流用ニ充ルヲ得ヘシ
 以上準備金ヲ銀行ニ預ケ或ハ公債証書ヲ購買シ、之ニ由テ生スル所ノ殖益金ハ都テ其半季ノ利益金ニ加算スヘシ
一純益金百分之五拾五   株高割賦金
 是ハ株高ニ応シ株主一同ヘ割賦ス
一純益金百分之拾五    賞与配当金
 - 第11巻 p.65 -ページ画像 
 是ハ賞与金トシテ役員及職工ヘ配当スヘキモノニシテ、準則ヲ設クル左ノ如シ
一賞与金拾分之七
 会社役員及職工ニ配当ス
一賞与金拾分之三
 右ハ臨時慰労賞与手当等ノ為メ、株主総代ノ間ニ於テ預リ置クヘシ賞与金ノ配当ハ率ネ月給高ニ応シテ支給スヘシトイヘトモ、其勤務ノ日数ト担当勉強ノ厚薄トニ因テ酌量スヘキヲ以テ、株主総代ニ於テ便宜之ヲ酌定スヘシ
 臨時慰労賞与金配当ノ準則ハ他日之ヲ撰定スヘシ、其間役員職工ノ勤務中不時災厄ニ罹リ、或ハ特別功労アル者等ハ、株主総代ノ考案ヲ以テ臨時手当ヲ支給スヘシ
 以上計算中幾分ノ幾何ト定ムルヨリシテ生スル端数ハ四捨五入ノ法ヲ以テ拾円未満ハ之ヲ弾捨スヘシ
   第四十一条
純益金配当法前条ニ定ルカ如シトイヘトモ若シ半季純益金ノ総高会社資本金弐拾五万円ニ対シ一ケ年ニ付百分ノ三未満ナルトキハ、其季ノ配当ヲ停メ之ヲ後季ヘ繰リ込ミ、後半季中ノ純益金ニ合算シテ其配当ヲ行フヘシ
  第拾二章 営業補充金ノ事
   第四十二条
当会社営業便利ノ為メ株高割賦利益金ヲ以テ拾万円ノ積金ヲナシ、之ヲ営業補充金ト名ケ会社ヘ備ヘオクヘシ
  第拾三章 諸計算ノ事
   第四十三条
当会社ノ計算簿記法ハ洋式複記法ヲ用テ正確詳明ニ記載スヘシ
   第四十四条
株主総代ハ時々会社ノ所有品現在高ヲ点検シ、毎月及毎半季ノ実際勘定損益計算ノ差引ヲ改メ、諸帳簿ノ締高等正直ナルヤ否ヲ検査スヘシ
  第十四章 株主ヘ報告ノ事
   第四十五条
株主ノ総会ヲ各株主ヘ報告スルハ郵便到達ノ日数ヲ除キ、少クトモ其会日七日前ニ郵便其他ノ方法ヲ以テ通達スヘシ
   第四十六条
毎半季ノ考課状勘定報告及株主総会ニ於テ決議シタル件々ハ、之ヲ上木シ或ハ謄写シテ以テ株主ヘ廻送スヘシ
  第拾五章 会社定款更正ノ事
   第四十七条
此定款ノ箇条ヲ更正シ或ハ増損スヘキ時ハ、当会社株主等ノ格段ノ決議ヲ経テ之ヲ改正スヘシ
右ノ条々株主等ノ衆議ヲ以テ相定候、其証拠トシテ一同姓名ヲ記シ調印致候也
                      国債局
                      渋沢栄一
 - 第11巻 p.66 -ページ画像 
  明治十三年六月              三野村利助
                       三井八郎右衛門
                       斎藤純造
                       永田甚七
                       土井忠直
                       阪木謙三
                       陽其二
                       加福喜一郎
                       鄭永寧


社事要録 第一巻(DK110010k-0002)
第11巻 p.66 ページ画像

社事要録  第一巻         (王子製紙株式会社所蔵)
明治十三年
七月 第一回定式総会ヲ開キ、渋沢栄一・斎藤純蔵《(斎藤純造)》・高野栄三郎ノ三名株主総代ニ当選
十月 定款ヲ郡衙ニ提出ス


青淵先生公私履歴台帳(DK110010k-0003)
第11巻 p.66 ページ画像

青淵先生公私履歴台帳           (渋沢子爵家所蔵)
  民間略歴(明治二十五年迄)
○上略
明治六年
七月 王子製紙会社ヲ創立ス
  ○上略十三年七月会社定款ノ改正ニヨリテ、更ニ株主総代ニ挙ケラレ、又其互撰ヲ以テ会長ニ当ル
  ○下略
     以上明治二十五年五月十日調
○下略
  ○創立以来コノ時ニ至ル同社ノ職制ハ資料欠ケテ明カナラズ。
  ○明治七年一月及ビ明治二十六年九月二十四日ノ項ヲ参照。
  ○定款第九条ニヨル会長ノ撰任ニ就テハ資料ヲ得ズ。


(芝崎確次郎)日記 明治一五年(DK110010k-0004)
第11巻 p.66 ページ画像

(芝崎確次郎)日記  明治一五年
    七月九日
本日ハ製紙会社上半季之集会、株主一同銀行楼上ニテ催会ニ付、小生出張指揮致シ候事


(芝崎確次郎)日記 明治一八年(DK110010k-0005)
第11巻 p.66 ページ画像

(芝崎確次郎)日記  明治一八年
    一月廿七日
本日ハ製紙分社催ニテ紙問屋連中之集会、銀行二階ニ於テ開設、午後三時退散


(芝崎確次郎)日記 明治一九年(DK110010k-0006)
第11巻 p.66-67 ページ画像

(芝崎確次郎)日記  明治一九年
    一月十二日
本日ハ銀行楼上ニおゐて製紙会社株主ノ集会相催候、四時散会、夫より直ニ梅やしき常盤やへ参会、大勢之宴盛之よしニ御座候
 - 第11巻 p.67 -ページ画像 
七月十一日
午後二時製紙会社株主総会有之、四時退散、梅やしき常盤やへ参会有之候事